2013-01-01から1年間の記事一覧

摂りすぎ塩分の排出にはカリウムも必要/認知症予防には肥満も気をつけよう

摂りすぎ塩分の排出にはカリウムも必要/認知症予防には肥満も気をつけよう <摂りすぎ塩分の排出にはカリウムも必要> カリウムには、余分な塩分を体外に出す働きがあります。 日本食は、世界に誇るよい食事で、うす味の京料理などがあるものの、全体として…

カルシウムをしっかり摂る/マグネシウムもしっかり摂ろう

カルシウムをしっかり摂る/マグネシウムもしっかり摂ろう <カルシウムをしっかり摂る> 私たちの体にはいろんな種類のミネラルが必要ですが、それぞれの量はごくわずかです。 それでもミネラルが不足すると、脳の働きが悪くなります。 ごくわずかなミネラ…

血液サラサラ食品を摂る/緑黄野菜は認知症予防になる/とくにビタミンB、C、E群が認知症予防に有効

血液サラサラ食品を摂る/緑黄野菜は認知症予防になる/とくにビタミンB、C、E群が認知症予防に有効 <血液サラサラ食品を摂る> 豆乳、豆腐、おから、納豆、味噌などの大豆製品には、抗酸化作用がある大豆サポニンが多く含まれています。 大豆サポニンには…

認知症予防には青魚がいい

認知症予防には青魚がいい 食生活で認知症を予防できるというのは、本当です。 すでに認知症の兆しのある人は、食生活によって改善させることが可能です。 食生活は、それほど私たちの人生そのものに深く関わっているのです。 認知症予防に有効な食事の基本…

糖・塩・油・酒の摂りすぎは認知症のリスクを高める

糖・塩・油・酒の摂りすぎは認知症のリスクを高める アルツハイマー型認知症の原因物質として、近年「アミロイドβタンパク」が注目されています。 アミロイトβタンパクは、加齢とともに脳にたまってくる「ゴミタンパク」の一種です。 じつはアミロイドβタン…

脳トレーニング/○カラオケで認知症を防ぐ ○回想体験をする

脳トレーニング/○カラオケで認知症を防ぐ ○回想体験をする ○カラオケで認知症を防ぐ 院内にあるカラオケ教室や、年に2回の「健康まつり」で歌っている患者さんの様子を観察すると、高齢の方が多いのですが、いずれも年齢を感じさせない声量で、実に元気に歌…

脳トレーニング/○いいなと思えることにはこだわる

脳トレーニング/○いいなと思えることにはこだわる 絵が好きな人なら、絵の題材になるものはないかと関心をもって周りを観察します。 カメラ好きな人なら、どこかにいい被写体はないかと関心をもって観察します。 俳句や短歌をやっている人ならば、いいもの…

脳トレーニング/○テレビドラマは展開を予測しながら観る ○季節の変化を意識する

脳トレーニング/○テレビドラマは展開を予測しながら観る ○季節の変化を意識する ○テレビドラマは展開を予測しながら観る テレビドラマを観ているときにも脳トレーニングができます。 とくに推理やサスペンスが盛り込まれたドラマは「展開を予測」しながら観…

脳トレーニング/○五感を刺激する

脳トレーニング/○五感を刺激する ○五感を刺激する ヒトには五感を働かせる視覚器、聴覚器、嗅覚器・味覚器、触覚器などの感覚器官があります。 そこにある末梢神経から受け取った情報は中枢神経系を通して脳に伝えられます。 そうして情報を伝えるという作…

脳トレーニング/○声を出して文字を読む ○簡単な計算問題を素早く解く

脳トレーニング/○声を出して文字を読む ○簡単な計算問題を素早く解く ○声を出して文字を読む 音読をすると、黙読しているときとは違って、自分の声が頭の中にも響き脳を刺激します。 記憶力も高まります。 普段は本や新聞、携帯やパソコンの画面など、ほと…

脳トレーニングは簡単にできて続けやすいものを

脳トレーニングは簡単にできて続けやすいものを 脳は「いつもどおり」のことをパターン化してしまいますが、慣れないことをするときには、一生懸命働きます。 慣れないことをすることで、脳を強く刺激できるということです。 ですから、慣れた利き手や指先だ…

脳トレーニングは認知症予防にもなる

脳トレーニングは認知症予防にもなる 脳は怠けるのが大好きです。 今は働く必要がないと判断すれば、すぐに休んでしまいます。 たとえば、ぼーっとテレビを見ているときや、電車の窓から外を何となく眺めているとき、脳はほとんど働いていません。 たまに脳…

これが脳を強くする手の運動○切り絵、折り紙をする ○年齢を気にせず楽器の演奏を楽しむ

これが脳を強くする手の運動 ○切り絵、折り紙をする ○年齢を気にせず楽器の演奏を楽しむ ○切り絵、折り紙をする 「切り絵」は、下絵を黒い紙と重ねて固定し、カッターなどで切り抜きます。 それを白い紙にのせれば出来上がりです。 下絵を描くのが苦手ならば…

これが脳を強くする手の運動○絵を描く・ぬり絵をする ○意外に楽しい陶芸・粘土細工

これが脳を強くする手の運動 ○絵を描く・ぬり絵をする ○意外に楽しい陶芸・粘土細工 ○絵を描く・ぬり絵をする 絵を描くことも脳をとても強く刺激します。 何を描くか、からはじまって、どう描くかなど、描く前に考えなければならないことはたくさんあります…

これが脳を強くする手の運動○文字を手書きする

これが脳を強くする手の運動 ○文字を手書きする ワープロや携帯電話が普及するようになり、難しい漢字を読むことができても書くことができないという人が増えています。 ワープロや携帯電話がないときは、いちいち手で書いていました。 そのときのほうが、漢…

これが脳を強くする手の運動○たかがじゃんけん、されどじゃんけん

これが脳を強くする手の運動 ○たかがじゃんけん、されどじゃんけん 子供はじゃんけんが大好きです。 幼いころ「じゃんけんぽん」とやった思い出は誰にでもあるでしょう。 ところが成人し、さらに中高年になると、じゃんけんをするなんて滅多になくなります。…

これが脳を強くする手の運動○栗田昌裕医学博士による「指回し体操」

これが脳を強くする手の運動 ○栗田昌裕医学博士による「指回し体操」 まず、親指と親指、人差し指と人差し指というように、5本の指の先端をくっつけます。 このとき、指の関節は伸ばさず、軽く湾曲させて柔らかく曲げます。 両手でドームの形を作るといった…

これが脳を強くする手の運動○何も考えずにただ指を動かしても脳は喜ばない

これが脳を強くする手の運動 ○何も考えずにただ指を動かしても脳は喜ばない 「指を使えばボケないというのなら、日ごろからけっこう指を使っているわ」という方がいます。 物をつかんだり、筆記用具を使ったり、はさみや包丁を使ったり、携帯電話でメールを…

「手は外部に飛び出した脳」

「手は外部に飛び出した脳」 手にはたくさんの神経が集まっていて、そこからいろんなところに神経が伸びていっています。 手のツボを刺激することにより内臓の不調が治ったりするのも、このことと無縁ではありません。 動物のなかで、ヒトの手はもっとも繊細…

ちょっと自転車に乗るだけでも脳は活性化

ちょっと自転車に乗るだけでも脳は活性化 筑波大学と農業・食品産業技術総合研究機構などの研究チームが、19歳から24歳の男女計20人を対象に、運動が脳におよぼす影響を調べました。 この研究で行なった運動は自転車に乗ることです。 50%の力で自転車を10分…

いちばんの基本は歩くこと

いちばんの基本は歩くこと 歩くことは、意外に複雑な体の動きを必要とするため、脳のいろいろな機能を使っています。 また歩いて足裏を刺激することが、脳へのよい刺激にもなります。 「カナダで9千人を調査したところ、週3日以上の歩く習慣がある人は、アル…

認知症予防には有酸素運動が有効

認知症予防には有酸素運動が有効 年を取るにつれて、どうしても体を動かすのが億劫になり、家の中にいることが多くなりがちです。 出かけるにしても、階段よりはエスカレーターやエレベーターを利用するなど、体を動かすことを避けてしまいやすいものです。 …

よく眠るためのヒント

よく眠るためのヒント <寝入りばなの深い睡眠が大事> 成長ホルモンは、痛んだ細胞の修復や、脂肪の分解を促すほかに、たんぱく質や炭水化物の代謝を調節してくれます。 そうした働きによって、何歳になっても体のバランスを整え、睡眠中に基礎代謝を高め、…

昼間よく体を動かすと熟睡できる

昼間よく体を動かすと熟睡できる 年を取るにつれて、どうしても日中の運動量は減少していきます。 じつは、加齢により熟睡できなくなる主な理由がここにあります。 運動をすると、体温が上がり、新陳代謝が活発になります。 心臓も体の末端にまで必要な酸素…

しっかり熟睡できる習慣づくりが大事

しっかり熟睡できる習慣づくりが大事 認知症になると、昼と夜とが逆転してしまうことがよくあります。 昼間は眠ってばかりいて、夜は眠れません。 なかには、夜目覚めて騒ぎ出す人もいます。 そのほかに、昼夜に関係なく睡眠と覚醒がバラバラに現われる「不…

80歳になっても認知症にならない人に共通していること

80歳になっても認知症にならない人に共通していること 老人性認知症の大部分を占めるアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症、そして廃用型認知症については、発症の原因が完全に解明されているわけではありません。 ですから認知症の診断は専門医にしっか…

脳に働く喜びを味わわせる

脳に働く喜びを味わわせる 怠け者の脳を休ませておくと、せっかく記憶したことでも忘れていきます。 それは、記憶しておいたことをそのまま取り出さないでいると、脳は取り出す準備を怠り、ついには取り出すことさえ止めてしまうからです。 記憶は、覚え込む…

脳は「怠け者」

脳は「怠け者」 宇宙飛行士の筋肉は無重力状態で長く使わないために痩せて衰えてしまいますが、それと同じで、脳も使わないでいると機能が衰えていきます。 その結果起こるのが、廃用型認知症です。 筋肉は、まったく使わないでいると、1日に3%から5%ずつ低…

脳血管性認知症の予防は生活習慣病の危険因子除去から

脳血管性認知症の予防は生活習慣病の危険因子除去から 脳血管性認知症は、脳の血管に障害が起きて神経組織が壊れることで現われる病気です。 現在はアルツハイマー型認知症のほうが多くなっていますが、このタイプの認知症が日本では多い時期もありました。 …

自分の状況を正しく認識できない

自分の状況を正しく認識できない 自分が現在置かれている状況を理解する能力を「見当識」といいますが、アルツハイマー病が進むとこの見当識に障害が出てきます。 今日が何月何日かわからない、いま何時かわからない、いまどこにいるのかわからない、どうし…