2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【心得2】「マルチタスク」をやめて「モノタスク(ひとつに集中)」に

【心得2】「マルチタスク」をやめて「モノタスク(ひとつに集中)」に 仕事などで常にいくつもの懸案(タスク)を抱え、忙しくあっちへこっちへと飛び回ってはいないでしょうか。 じつはこれ、非常に脳に疲れをためやすい習慣なのです。 たとえば、次のような状…

【心得1】ひなたぼっこをして脳を休める

【心得1】ひなたぼっこをして脳を休める 「スマホ認知症」になる人は、ほぼ100パーセント脳過労状態に陥っています。 日々の仕事やIT機器への依存習慣によって、脳の処理能力が低下するほどに疲労を蓄積してしまっているわけです。 この状態を放っていると、…

脳の働き具合をよくするために、日常生活で心がけること

脳の働き具合をよくするために、日常生活で心がけること 「スマホ認知症」を防ぐには、日々の生活でどんなことを心がけていけばいいのかを述べていくことにしましょう。 「スマホ認知症」は、スマホやパソコン、タブレットからの過剰な情報インプットによっ…

情報をチェックせずにはいられない「FOMO」も脳が原因?

情報をチェックせずにはいられない「FOMO」も脳が原因? アメリカでは近年。「FOMO(フォモ)」と呼ばれる人が増えて問題になっているそうです。 これは、「Fear of Missing Out」の略で“見逃し不安”といった意味。 つまり、この「FOMO」になると…

情報生活習慣病にならないために

情報生活習慣病にならないために 「スマホ認知症」や「スマホ脳」の状態は情報生活習慣病のようなもの。 スマホなどからのべつまくなしに大量の情報をインプットし続けているために、「イン」と「アウト」のバランスがすっかり崩れて、いろいろな脳の機能が…

脳の健康のカギを握る「ぼんやり機能(デフォルトモード・ネットワーク)」の秘密

脳の健康のカギを握る「ぼんやり機能(デフォルトモード・ネットワーク)」の秘密 日々スマホに頼りっぱなしの生活をしていると、デフォルトモード・ネットワークがてきめんに低下してしまうのです。 考えてみてください。 ほんの数分でも時間が空けば、ポケッ…

「考える機能」は使わなければ退化する!

「考える機能」は使わなければ退化する! 「前頭前野の深く考える機能」が低下すると、次のような脳の力が落ちてきます。 前頭前野は脳全体のコントロールタワーであるため、その中心的な機能が低下すると日常の脳活動に幅広い影響が表れるようになります。 …

ワーキングメモリーの処理能力がパンクすると、頭がとっちらかる

ワーキングメモリーの処理能力がパンクすると、頭がとっちらかる ワーキングメモリーや前頭前野の機能が低下すると、どのような脳の力が落ちてくるのか、具体的に見ていくことにしましょう。 まず、ワーキングメモリーの情報処理機能が低下すると、次のよう…

脳の「深く考える機能」がフリーズするしくみ

脳の「深く考える機能」がフリーズするしくみ スマホやパソコンなどの情報に接する際、そんなに深く考えずに目についたものを読んだり見たりしていることが多いのではないでしょうか。 そういう時は、たいていの場合、ワーキングメモリーの「浅く考える機能…

脳が「情報メタボ」になると起こること

脳が「情報メタボ」になると起こること 「スマホ認知症」は、一種の情報生活習慣病であると考えています。 あるいは、IT生活習慣病と言ってもいいでしょう。 そもそも、生活習慣病は、食事や運動の不適切な習慣が積み重なって引き起こされるもの。 簡単に言…

いつか「本物の認知症」になってしまうリスク

いつか「本物の認知症」になってしまうリスク まず、50代よりお若いのであれば、どんなにスマホを使っていても、いますぐ認知症になるということはありません。 しかし、だからといって安心してはいけません。 なぜなら、「スマホ認知症」や「脳過労」の人は…

「スマホ認知症」を放っておくと、うつ病になる理由

「スマホ認知症」を放っておくと、うつ病になる理由 いつもスマホに頼ってばかりいると、私たち人間が日々の生活を送るために必要不可欠なものが少しずつ失われていきます。 日本医師会と日本小児科医会によるポスターでは、「スマホの時間わたしは何を失う…

スマホに光による睡眠トラブルが脳に大ダメージを与える

スマホに光による睡眠トラブルが脳に大ダメージを与える 「スマホ認知症」になる人は、例外なく夜遅くまでスマホやパソコンをやっていて、必ずなんらかの睡眠トラブルを抱えています。 睡眠時間の絶対的不足はもう当たり前という状況であり、「なかなか寝つ…

脳へのインプットが多くてアウトプットが少ない“情報のゴミ溜め”状態

脳へのインプットが多くてアウトプットが少ない“情報のゴミ溜め”状態 「スマホ認知症」によって表れるもの忘れは、「検索・取り出し」の機能が低下するタイプです。 どうしてスマホに頼りすぎていると、記憶を取り出す機能が低下してしまうのか、その理由が…

必要な情報が頭の中で“行方不明”になっている

必要な情報が頭の中で“行方不明”になっている もの忘れ外来にやってくる「スマホ認知症」の患者さんは、ほぼ全員の方が記憶力の低下や、もの忘れの多さを訴えられます。 ここで「記憶」と「もの忘れ」について少し整理しておくことにしましょう。 そもそも記…

スマホを「外部記憶装置」にすると、記憶力はどんどん衰える

スマホを「外部記憶装置」にすると、記憶力はどんどん衰える 人間の機能は、日頃から使われていないと衰えていくもの。 寝てばかりで体を動かしていないと、てきめんに筋肉が落ちますし、骨や関節なども使っていないとどんどん弱っていってしまいます。 これ…

最大の強みは整腸作用

最大の強みは整腸作用 発酵食品に共通する特徴として、整腸作用があります。 人間の腸内には約100兆個もの腸内細菌がすんでいて、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類があります。 通常、健康な人の腸内は善玉菌が優勢で悪玉菌か劣勢というバランスが保…

目からウロコの発酵食パワー

目からウロコの発酵食パワー みそ、しょう油、漬物、納豆……。 私たちの身近には多くの発酵食品がごく当たり前に存在しています。 ところで、そもそも「発酵」とは何なのでしょうか。 辞書で引いてみると、「酵母・細菌類などの微生物が、有機化合物を分解し…

男女の会話は方向が真逆

男女の会話は方向が真逆 男女の会話は、方向が真逆だ。 何かことが起こったとき、女性はことの発端から話したがる。 「そういえば3か月前、あの人にこう言ったら、ああ言われて、こうしたら、ああなって……」というように。 女性脳がこれをするのにはわけがあ…

過去の蒸し返しを止めさせる方法

過去の蒸し返しを止めさせる方法 「女性脳が、過去を蒸し返してしまう構造なのはよくわかった。では、その蒸し返しを止めさせる方法はないものだろうか?」 私はよく、男性にこの質問を受ける。 わたしは、「キレられたときではなく、比較的幸せなときに、深…

女は蒸し返しの天才

女は蒸し返しの天才 女は、なぜ、過去のことを何度も蒸し返すのか。 これは、男性からよく寄せられる質問である。 女性脳の中では、一部の体験記憶が、その記憶を脳にしまうときの心模様(感情より、もっと微細に色合いの違う情動)と共にしまわれている。 そ…

女にとって、共感はいのち

女にとって、共感はいのち 女性脳にとって、共感は重要だ。 真実演算をうまく走らせるだけではない。 余剰なストレス信号が、共感してもらうことによって鎮静化するという機能もある。 女性脳は、「怖い」「つらい」「ひどい」「痛い」など危険や危機に伴う…

日本語の使い手としての使命

日本語の使い手としての使命 稀有な言語を操る民族として、私たち日本人には、世界的に見て何か稀有な役割があるように思えてならない。 たしかに、バランスの良さゆえに、イタリア人ほど弾けはしないし、ドイツ人ほど圧倒的でもない。 一つ一つの領域では、…

日本語の二重性

日本語の二重性 母音主体のことばと子音主体のことば。 世界の言語は、脳の感性上、この二軸に分類されるのだが、実は、日本語は、ちょっと面白いポジションにいる。 日本語は、母音の抑揚で発音する大和言葉由来の訓読みと、子音を強く使う漢語由来の音読み…

爽やかな夜

爽やかな夜 爽やかな朝、優しい夜。 どちらもよく聞く組み合わせだと思う。 前者は、晴れた日の朝のTV番組で、後者は歌謡曲の歌詞で。 けれど、形容詞と名詞の組み合わせを逆にすると、どうだろう。 優しい朝、爽やかな夜。 あまり聞いたこともないし、改め…