2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

脳にも「守り」と「攻め」がある

脳にも「守り」と「攻め」がある 脳には「状況依存性」という性質もあります。 だれでもより本能的なレベルでは「現状に甘んじていたい」と思っています。 新しい変化に対応するのは、やはりそれなりに面倒なことです。 楽ではありません。 自分に対して楽を…

変化がないと脳は“眠って”しまう

変化がないと脳は“眠って”しまう 脳は本来、情報が与えられるのを受け身的に待っているのではなく、積極的に情報を取りにいくものです。 注意力を働かせ、五感をフル活用して情報を集めようとし、足りない情報は想像でおぎなって、行動に結びつけていきます…

左肩がぶつかったら疲れている証拠

左肩がぶつかったら疲れている証拠 脳のしくみを表す言葉に「機能局在」というものがあります。 これは、脳の中では、運動はここ、思考はここ、と機能する場所がそれぞれ異なっているという意味です。 私たちの住んでいる町でも、警察署はここに、郵便局はあ…

脳が冴える生活をしよう

脳が冴える生活をしよう 脳は、置かれた環境、そのときの体調、与えられていた課題によって、働き具合、効率などが大きく変わります。 環境や体調、課題などの要因は外部要因と内部要因に分けられます。 騒がしい場所、とても暑い職場などの環境や、新しい仕…

脳の覚醒度を高める四つのスイッチ

脳の覚醒度を高める四つのスイッチ サーカディアン・リズムは生体が持つもともとのリズムですが、それ以外にも、脳の覚醒度を高める四つのスイッチがあると考えています。 ① 五感:視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚を刺激する ② 筋肉を動かす:こまめに休憩をと…

疲れると頭の働きも鈍くなる

疲れると頭の働きも鈍くなる では、疲労が解消されないまま蓄積されると、どのような症状が出てくるでしょうか。 まず、疲労しているときには、不活動(inaction)の状態が見られます。 不活動、言い換えれば怠惰なことです。 一般的に疲労というと、注意力が…

楽しいときは疲れを感じない

楽しいときは疲れを感じない 疲労は、痛み、発熱とともに生体の「三大アラーム」の一つともいわれます。 疲労は身体に異常が起こっていることを知らせてくれる警告信号なのです。 私たちは、痛みや発熱という症状(アラーム)が出れば、その原因を探して、痛み…

覚醒を邪魔する「疲労」とは何か

覚醒を邪魔する「疲労」とは何か 冴えた脳を阻害するものの代表的な要因は「疲労」です。 しかし、脳の疲労を考えるとき、筋肉の疲労とは異なる問題を考慮に入れる必要があります。 それがサーカディアン・リズムという生体リズムの存在です。 一日仕事をす…

脳活動が冴えるには、覚醒が必要

脳活動が冴えるには、覚醒が必要 これまで、人の脳力を最大にするものは、「適性」「経験」「注意力」の3つの要素であると考えられていました。 新人は基本的に適性ゼロですから、入社後の教育が必要です。 教育を受けて、その仕事への適性が育っていきます…

脳の覚醒ピークは1日2回!

脳の覚醒ピークは1日2回! 体内時計という言葉を聞いたことがあると思います。 すべての生物は約24時間周期のリズムを持っているということです。 この生体リズムの基本となるものは、細胞の持っている時計遺伝子です。 全身の細胞にあり、それぞれが自律的…

脳が冴える時間、働かない時間

脳が冴える時間、働かない時間 あなたは、「頭が冴えているな」と気がついたことはありませんか? 頭もよく回り、いろいろなアイデアもわいてくる。 仕事もサクサクはかどり、企画書もスラスラかけてしまう。 急に頭がすごくよくなったような気分です。 反対…

何歳からはじめても効果があります

何歳からはじめても効果があります お腹がポッコリ出はじめた、中年太りを感じはじめたあたりから、食事が気になり、運動もしなくては、と思いはじめます。 若いころから太らないようにしてきた人のほうが寿命が長いというデータもありますが、ある程度年齢…

運動して脂肪細胞を太らせない /塗り絵は子どもだけの遊びではありません

運動して脂肪細胞を太らせない /塗り絵は子どもだけの遊びではありません ≪運動して脂肪細胞を太らせない≫ 脂肪細胞が分泌しているホルモン、アディポネクチン。 アディポネクチンは日本で発見されました。 アディポネクチンは、動脈の中で傷ついた個所を見…

毎日コツコツ続けて習慣にしよう

毎日コツコツ続けて習慣にしよう ひとくち30回噛む、朝起きたら首の体操をする、ウォーキングをする、みなそれほどたいへんなことではありません。 簡単にできることばかりです。 大切なのは続けること。 続けようと思ったら、習慣にしてしまうことです。 習…

ひとりにひとつバランスボール

ひとりにひとつバランスボール バランスボール、Gボール、エクササイズボールなどと、いろいろな呼び方がありますが、直径にして45~70cmの弾力のあるボールがあります。 このボールを使った体操が、体にたいへんいいのです。 バランスボールは、もともと体…

食べる力をつくる舌出し体操

食べる力をつくる舌出し体操 三浦敬三さんは、なかなかユニークな体操を考案していますが、舌出し体操もそのひとつです。 口を大きく開けて舌を出す体操ですが、年寄りじみた顔になるのが嫌だといって、いろいろ勉強して考案されたようです。 三浦さんは、た…

骨盤を引き締めて老化を防ぐ

骨盤を引き締めて老化を防ぐ いくつになっても気楽に出かけられる、外出がおっくうではない、これは老化防止に大変重要なことです。 外出したくないというのは、閉じこもりといっていいでしょう。 東京都老人総合研究所が高齢者の閉じこもりに関する調査を行…

いい姿勢を心がけるだけでも若く見える

いい姿勢を心がけるだけでも若く見える 昔は、腰の曲がったお年寄りをよく見かけました。 なかには90度近く曲がった人もいて、子どものころ前が見えないのではないかと心配になった覚えがあります。 最近は、栄養状態がよくなったせいか、そんなに腰の曲がっ…

誰よりも若々しく見える首の体操

誰よりも若々しく見える首の体操 後ろから名前を呼ばれたとします。 スッと首を回して振り返ることができれば、まだまだ若い証拠です。 年をとってくると、後ろから呼ばれたときに体全体を後ろにして振り返るようになります。 首だけをスッと回して振り返る…

イスやテーブルにつかまってスクワット

イスやテーブルにつかまってスクワット ロコモティブシンドロームという症候群(病気)があります。 体を動かす機能がうまく働かないために、歩くのがおっくうになったり、実際に歩けなくなったりするような状態をいいます。 ロコモティブシンドローム、略して…