2019-01-01から1年間の記事一覧

冬の「乾燥肌」には、「1日1個のみかん」が効く

冬の「乾燥肌」には、「1日1個のみかん」が効く 冬の乾燥した空気から肌を守る法――それは、1日1個みかんを食べることです。 それだけで、感想肌になるのを防ぎ、うるおいたっぷりのピチピチ肌になります。 冬になると手や唇がカサカサになるなど、肌が乾燥し…

主食は精製されていないものを!

主食は精製されていないものを! 生活習慣病の原因として、何かと悪者にされがちな糖質も、人間の身体を動かすエネルギー源として、とても大事な栄養素です。 なぜこんなに悪者にされているのでしょう? それは、現代人が必要以上に身体のなかに糖質を余らせ…

脳に効く!果物はストレス解消

脳に効く!果物はストレス解消 ミネラルとともに、タンパク質の合成に欠かせないビタミンは、野菜よりも果物に豊富に含まれています。 ビタミンは全部で13種類あり、それぞれに異なる働きをするので、すべての種類が身体作りに必須。 しかも、体内で作り出せ…

腸と脳の意外な関係「腸脳相関」とは?

腸と脳の意外な関係「腸脳相関」とは? 2000年代に入ってから、「腸脳相関」という言葉が浸透してきました。 腸脳相関とは、腸と脳の調子が、密接に影響し合う関係にあることを意味する言葉です。 じつは、脳と腸は迷走神経でつながっていて、脳がストレスを…

納豆+卵+ごはんは理想のバランス

納豆+卵+ごはんは理想のバランス タンパク質を摂取できる4種類の食品(肉、魚、卵、大豆)のなかで、唯一植物性なのが大豆です。 タンパク質は、20種類のアミノ酸を組み合わせてできていますが、その組み合わせかたは、食品によって異なります。 納豆や豆腐…

肉と魚が脳を強くする

肉と魚が脳を強くする アミノ酸スコアが高い食品の代表が肉。 牛肉、鶏肉、豚肉は、どれもスコア100点です。 そのうえ、タンパク質の合成に必要なビタミンA、ビタミンB12、ミネラルなども多く含まれています。 タンパク質は、原料になる20種類のアミノ酸だ…

アミノ酸スコアを活用しよう

アミノ酸スコアを活用しよう 人間の身体は、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルという5つの栄養素から作られています。 このうち、脳、内臓、皮膚、筋肉、骨はもちろん、血液、胃酸、ホルモン、唾液、脳内神経伝達物質など、身体のほとんどを作…

血液が薄いと、脳が栄養不足になる

血液が薄いと、脳が栄養不足になる これまでにさまざまな診療科の患者さんを見てきましたが、血糖調節障害(血液内の血糖値を調節する機能が正常に働かない症状のこと)、精神疾患をかかえる患者さんは、ほかの科に比べて偏食の人が圧倒的に多いです。 とくに…

心の病気は、脳の栄養不足が原因

心の病気は、脳の栄養不足が原因 脳を正常に働かせるにもバランスのとれた栄養が欠かせません。 管理栄養士は、血液検査のデータだけでなく、口数の増加や、不穏症状の緩和も栄養状態のバロメーターにしています。 これらの現象と栄養の関係は、管理栄養士た…

感情を感じる脳は、たくさんの栄養でできている

感情を感じる脳は、たくさんの栄養でできている 人間の「感情」は、どこで感じているのでしょう。 心はどこにあると思いますか? 心は胸にあると思う人もいるかもしれませんし、感情は、心のなかにとつぜん沸き上がってくるように思うかもしれません。 でも…

こぼれてしまった悲しみを癒やしてくれる場所がある

こぼれてしまった悲しみを癒やしてくれる場所がある 大切な人を弔うためにかかる時間や作法は、 人によって違います。 一般の儀礼ではすくい取れない死者への思いを、 恐山のような霊場が受け止め、包み込んでくれるのです。 私が院代を努める恐山は、青森県…

「置かれた場所」で咲けなくていい

「置かれた場所」で咲けなくていい すべての物事は、 ひとつの条件によって成立している「仮のもの」。 どんな場所も人間関係も、 「絶対」ではありません。 そこにいるかいないかは、自分自身で選べます。 「置かれた場所で咲きなさい」という言葉を初めて…

情報の99%はなくてもいい

情報の99%はなくてもいい 「悩みや苦しみをなんとかしたい」と 切実に思ったとき、 人は情報の選別を始めます。 そこから、知恵が生まれ、 生きるための世界感が育まれていきます。 自分の問題を見ていくとき、必要になるのが「教養」です。 このように言う…

自分のためではなく、誰かのために何かをする

自分のためではなく、誰かのために何かをする 「何を大切にして生きたいか」を考え、 自分のやるべきことを見極められれば、 日々の生活の中に、 具体的な喜びや楽しみが生まれます。 「人生を棒に振るつもりで生きたらいい」と話すと、切羽詰った口調でこう…

悲しみたいだけ悲しめば、ふと笑える瞬間が来る

悲しみたいだけ悲しめば、ふと笑える瞬間が来る 誰がなんと言おうと、 別れの悲しみを我慢する必要はありません。 死者を思う気持ちとともに生きると決め、 「悲しむ作法」を見つけることが大切なのです。 あるとき、若い娘さんを亡くした母親が訪ねてきまし…

家族にも日々のいたわりや心遣いを示す

家族にも日々のいたわりや心遣いを示す 家庭にストレスがあると、 決定的な問題となっていきます。 植物に水をやり、肥料をやって育てるように、 家庭にも、日々の挨拶や声かけが必要です。 人の縁は、手をかけ、時間をかけなければ育ちません。 他人に対し…

感情の波からいったん降りる技術を身につける

感情の波からいったん降りる技術を身につける 頭で渦巻く感情や思考は、 意思の力で止められるものではありません。 自分をクールダウンさせるために、体のほうから 感情をコントロールするテクニックが有効です。 時には感情が揺らぎ、大きく波立ったとして…

感情が揺れてもかまわない

感情が揺れてもかまわない 人間に喜怒哀楽があるのは、当然です。 動揺したり、怒りがこみ上げたりしても、 しなやかに揺れて、またスッと元に戻る 「不動心」を目指しましょう。 人は、「他人の海」で生きなければならなのですから、ストレスや葛藤がないわ…

こじれた人間関係は「愛情」や「努力」では変わらない

こじれた人間関係は「愛情」や「努力」では変わらない 家族でも職場でも、恋人同士でも、 ほぼすべての人間関係は、 その根底に「利害関係」と「力関係」が働いています。 親しい間柄だからこそ、その視点を持つことが大切です。 あなたは「自分の努力が足り…

「欲しい、欲しい」と思うときは、強い不安があるのだと考える

「欲しい、欲しい」と思うときは、強い不安があるのだと考える どんなに欲しいものを追いかけても、 その背景にある理由がわかっていなければ、 心は満たされません。 何が自分に、そう思わせているのか、 きちんと見極めなければいけないのです。 時間、地…

悩みは人間関係の中でしか生まれない

悩みは人間関係の中でしか生まれない 自分ひとりの思い込みで動いても、 人間関係はうまく調整できません。 「感情」と「今起きている出来事」を切り分けて考えれば、 問題は解決へと一歩近づきます。 私のもとに相談に来られる方には、2つのタイプがありま…

テレビを疑う気持ちが感情の老化を防ぐ

テレビを疑う気持ちが感情の老化を防ぐ 若者のテレビ離れが著しいです。 情報はスマホやパソコンから得る割合のほうが圧倒的で、1日の中で一度もテレビを見ないという若者の少なくありません。 しかし、年齢が上れば上るほど、テレビを見る率は上がり、さら…

人生後半戦は詰め込むのではなくアウトプットが勝負

人生後半戦は詰め込むのではなくアウトプットが勝負 定年を機に「何か新しいことを勉強しよう!」という声をよく聞きます。 意欲をもって学ぶのはいいことだと思いますが、人生後半戦に入ってからの勉強は、ただ詰め込むだけではなく、その勉強を何に生かす…

ちょい寝の習慣が、心の健康を保つ

ちょい寝の習慣が、心の健康を保つ 働き過ぎで体を壊して亡くなる人と、過労がもとで自殺する人。 どちらの数のほうが多いか分かりますか。 実は、後者です。 過労がもとで自殺する人のほうが多いのです。 疲労と感情には密接な関係があるため、ひどく疲れて…

マンネリ知らずの家庭菜園は、感情の老化防止に最適

マンネリ知らずの家庭菜園は、感情の老化防止に最適 「百姓は毎年1年生」という言葉をご存じでしょうか。 米や野菜づくりは、今年うまくいったからといって、来年もまたうまくいくとは限りません。 なぜなら、自然を相手にしているからです。 同じ場所でも雨…

脳を使うことが目的になってはいけない

脳を使うことが目的になってはいけない 100歳まで生きるかもしれないと聞いたとき、多くの人は「認知症になったらどうしよう」と考えるのではないでしょうか。 認知症についてはまだまだ誤解が多く、「子どもがえりするのではないか」「全体的に知能が下がっ…

外に出る習慣づけをする

外に出る習慣づけをする 「書を捨てよ、町へ出よう」という、作家、寺山修二の言葉がありますが、思秋期の人たちは、意識的に外に出る習慣づけをしておくことが大事です。 たとえば、毎月、最低1本は映画館で映画を見るとか、図書館で本を借りるようにすると…

おしゃべりな人ほど若さが保てる

おしゃべりな人ほど若さが保てる 世の中には無口な人もいればおしゃべりな人もいて、会話のバランスがとれるのですが、一般におしゃべりな人の方が元気に見えるものです。 たとえば、黒柳徹子さんといえばおしゃべりの代名詞のようにいわれるタレントさんで…

感性を磨くなら予定を決めない旅へ

感性を磨くなら予定を決めない旅へ 旅行で訪れた景勝地でたくさんの写真を撮ったのに、後で思い返すと「こんな風景だったかな」「細かいところを覚えていない」と、記憶が曖昧だった経験はないでしょうか。 昔は大きなカメラを取り出して撮影していましたか…

「これもあり、それもあり」が心の健康を保つ

「これもあり、それもあり」が心の健康を保つ 周りに、すぐに白黒をつけたがる人はいませんか。 たとえば、「Aさんは私の考え方に反論したから敵。Bさんは私の言い分を認めてくれたから味方」「海外旅行は危険だからダメ。旅行に行くなら絶対に国内」とい…