2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
この栄養をとれば脳と心が元気になる! 比較的高齢者に足りなくなりがちで、しかも脳の機能に重要な役割を果たし、さらに補給が欠乏しやすいビタミンについて。 ≪ビタミンB12が不足すると記憶障害を起こす≫ ビタミンB12は、以前は貧血を治すビタミンとして…
何が脳梗塞を起こすのだろう? 一般には血液中のコレステロールの値が高いと脳血管の動脈硬化が起こり、そこに血栓ができて脳梗塞になると思われています。 しかし脳血管はコレステロールとあまり関係がないのです。 コレステロールが高いから脳梗塞になると…
“考える細胞”ニューロンの正体 未解明の部分はあるものの、現在ではニューロンの形やはたらきについて、基本的なことはわかってきている。 ニューロンは細胞体(細胞の本体)とそこからのびた樹状突起および軸策からなっている。 樹状突起と軸策は、ほかの細胞…
クルミは脳に力をつける クルミの実は、実に脳の形に似ています。 表面の皺といい、色といい、まるで脳の小型模型です。 そのようなこともあって、「薬食同源」の国である中国では、クルミの薬効のいちばんめに脳の老化防止をあげ、健忘症や不眠症の治療など…
脳が壊れたとき、脳は蘇る? からだにできた小さな傷は、時間が経てばからだの細胞が増殖して元通りに修復され、機能も元に戻ります。 しかし、脳の傷は、どんなに小さな傷であっても、元通りに修復されることはありません。 ただし、病気や外傷で脳が壊れて…
脳の病気にはどんなものがある? 脳の病気は「脳の機能の病気」と「脳が壊れてしまう病気」の2つに大きく分けられます。 ◆ 脳の機能の病気 ◆ 脳の機能の病気はたくさんあります。 すべてあげることはできませんが、代表例として、脳全体の機能が低下してしま…
脳梗塞の前ぶれ!こんな症状が出たらすぐ病院へ行きましょう 突然、次のような症状に襲われた経験はありませんか。 ◇ 手の力が急に抜け、持っていた箸やペンなどをポロリと落とす。 ◇ 片側の手足がしびれる。 ◇ 目まいがして、まっすぐ歩けない。 ◇ 力はある…
年をとると物覚えが悪くなるのはなぜ? 物覚えのよしあしとは、記憶力のよしあしのことを意味しています。 確かに、中年期から壮年期に入ってくると、記憶力の減退を感じるようになります。 人の名前が覚えられない、または名前が思い出せなくなる、などで自…
からだを動かすと脳もよく働く? 指先の運動で脳の働きがよくなる、ボケが防げると言われたりします。 実際に指先を動かしているときの脳の働きを調べると、「手指の筋肉を動かせ」という命令を出す前頭連合野の運動野、「手指をどんな順番で動かすか」という…
納豆は、日曜日の夕食に食べるのが脳血栓を防ぐ 独特の粘りとにおいを持つ納豆は、人によって好き嫌いの分かれる食べ物ですが、健康効果の点から見たら、まさに王様ともいうべき食品なのです。 納豆にはさまざまな栄養成分が含まれていますが、とりわけ注目…
コレステロールの大事な役割 まず、コレステロールは細胞膜が軟らかくなりすぎないようにしています。 ですから、すべての細胞にとって必要だということです。 次に、コレステロールはホルモンの材料になっています。 男性ホルモン(テストステロン)、女性ホ…
脳細胞って大人でも増える? 脳の中にある細胞には2種類の細胞があります。 ひとつは「脳神経細胞」と呼ばれるもの。これは、私たちが「脳細胞」と思っているもの、そのものです。さまざまな情報処理=脳活動をしている細胞たちです。 もうひとつは「グリア…
夏と冬とで脳の働きが変わる? 季節性うつ病という病気があります。 この病気の人々は、夏の間は気分がよいのですが、冬になると落ち込んでしまって「うつ」になります。 専門的に難しい言葉で言えば、「季節性情動障害を示す」といいます。 興味深いことに…
脳にとって一番いいことは? とても難しい質問です。脳は使われることを、あるいは使うことを前提にして存在(?)しています。 脳を休ませることも重要でしょうが、やはりそれ以上に極限まで、極限まででなくもコンスタントに使うということのほうが大事なよ…
ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ。血圧の高い人の強い味方 野菜や果物が体にいいことは、もはや周知の事実です。 では、野菜のなかでも脳卒中の予防に役立つものは何でしょうか。 答えは、「ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ」という十字花科植物…
「メタボリックシンドローム」。太っている人より、見た目がやせている人が高血圧、高脂血症になりやすい 肥満というと、外見がでっぷりした人を思い浮かべることでしょう。 私たちの体脂肪は、大きくいうと、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類に分けられます。 皮…
症状がなくてもあなたの脳に起きているのが「隠れ脳梗塞」 通常、脳梗塞というと脳の動脈が詰まって血流が止まり、その部分の細胞が死んで意識障害や片半身にマヒを起こした状態を言います。しかし、本人にとって何の自覚症状もなく、ひそかにできている小さ…
「ホモシステイン」。心筋梗塞、脳卒中、アルツハイマーの隠れ原因 近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。 虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見ら…
≪我慢ができずにすぐキレるのはなぜ?≫ 4、5歳の子供が、おもちゃ屋の前で「あれ欲しい」と何度もおねだりをし、「だめだ」と言うと泣き出したり、ドライブしているときに「ねえ、もう着く?」と2~3分おきに尋ねたりという光景はよく目にします。 幼い子供…
心は心臓にあるのか、脳にあるのか 「胸を打たれる」や「胸が熱くなる」などの表現からもわかるように、昔から胸、つまり心臓に「心」があると考えられてきました。 「腹が煮え繰り返る」といった言葉も、感情は内臓に宿ると言う考えを反映したものです。 中…
ストレスが引き起こす病気 極度に緊張すると、交感神経の異常な興奮が起こります。 その結果、心臓、とくに心房が急速に強い収縮、弛緩を繰り返します。 さらに、交感神経の刺激が強くなると、心房の一部は収縮し、別の部分は弛緩するようになり、心房全体と…
脳とコレステロール コレステロールの役割の一つに、脳での働きがあります。 水分を除いた脳の重さ(乾燥重量)の70%が脂肪で、うち20%はコレステロールです。 神経細胞は情報伝達に電流を用いています。これが漏電しないように、神経軸索はコレステロールを含…
老化を防ぐビタミン どのビタミンも老化を防止しますが、とくにビタミンB類はもっとも重要なビタミンとされます。 ビタミンB類には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、そして葉酸などが含まれています。 ビタミンB類は、1つが欠乏…
脳の老化を防ぐビタミン ホモシステイン尿症という遺伝的な病気の子どもは、アミノ酸の1つのホモシステインの血中濃度が非常に高くなります。 彼らの血管は、80歳の老人のように硬化してしまい、ほとんどが10歳前に冠動脈疾患または脳卒中などで亡くなってし…