2008-01-01から1年間の記事一覧

★除夜の鐘・・・鐘を百八回つくようになった、2つの説

★除夜の鐘・・・鐘を百八回つくようになった、2つの説 年末最後の大晦日は、旧年と新年の区切りの日であり、その夜を「大晦(おおつごもり)」「除夜」「年越し」などといって、新年の神様である年神様が来るのを、寝ないで待つ日とされていました。 かつては日没…

★年末の一夜飾りは縁起が悪い

★年末の一夜飾りは縁起が悪い 正月の飾りといえば、門松としめ縄です。 一般的に、門松は3本の竹を組んで松を合わせたもので、昔は松に限らず榊や楢などの常緑樹が使われていました。 正月に降臨する年神様の目印として門口や玄関口に左右に一対立てるように…

免疫力のリズムを左右するのは環境や暮らし方

免疫力のリズムを左右するのは環境や暮らし方 免疫力は日内リズムや年内リズムをもっている。 季節によって注意すべき病気も異なってくる。 ≪季節による免疫力の変化≫ 自律神経は、季節による気温や気圧の変化などにも対応して、自律神経が動いていきます。 …

交感神経にかたよった顆粒球体質はがんに注意

交感神経にかたよった顆粒球体質はがんに注意 休みを知らずに働き続ける人は顆粒球体質。 交感神経優位にかたより、がんなどの病気をまねく。 ◆ 交感神経の緊張が続くと顆粒球が増える 毎日仕事にかけずりまわり、ゆっくりと休むことがなく、帰宅も遅く睡眠…

自律神経には、交感神経と副交感神経がある

自律神経には、交感神経と副交感神経がある 相反する指令をだす2つの神経系統がある。 2つの神経の働きで、状況に応じた体内環境がつくられる。 ◆ 活動の交感神経、休息の副交感神経 自律神経には、2つの系統があります。「交感神経」と「副交感神経」です。…

自律神経は体内活動のすべてを調整するまとめ役

自律神経は体内活動のすべてを調整するまとめ役 ≪自律神経の中枢は脳の中≫ からだには、運動機能や感覚機能をつかさどる神経とは別に、無意識下で働く自律神経が張りめぐらされています。 自律神経は脳からの指令を受けて、体内の環境調整に働きます。 免疫…

間違った生活が、からだを芯から冷やしてしまう

間違った生活が、からだを芯から冷やしてしまう ストレスは多すぎても少なすぎても、低体温をまねく。 バランスのよい生活が、最適な体温を維持する。 ◆ 忙しすぎる生活は体温を下げる 私たちのからだは、体温37.2度Cという最適な環境を、つねに保とうとして…

基礎体温の高い人ほど免疫力は高い

基礎体温の高い人ほど免疫力は高い 体温は、体内の免疫システムの状況を示している。 体温が平熱を保っていれば、免疫力も維持できる。 ◆ 深部体温37.2度Cが最適な体内環境 感染症などにかかって高い熱が出るのは、免疫システムが病原体と闘っているからです…

おすすめ冬の食材

おすすめ冬の食材 寒さを乗り越えるために、黒い食材、温める食材を食べましょう 熱を蓄えた根菜で体力を温存。 濃い緑の葉もので、風邪を防ぐ 冬至にはカボチャを食べ、ゆず湯に入るといった習慣があります。 これは昔の人が考えた「冬に体を温める」という…

エコノミークラス症候群と脳梗塞の危険な関係

エコノミークラス症候群と脳梗塞の危険な関係 じつは、エコノミークラス症候群が脳梗塞の危険因子になることは、あまり知られていません。 足にできた血栓が、心臓の“穴”を通り抜け、脳にまで達して詰まることがあるのです。 ◆ 長い時間、同じ姿勢で座り続け…

脳梗塞ってどんな病気?

脳梗塞ってどんな病気? 脳の血管の病気、つまり脳卒中のなかでもとくに最近増えていて、21世紀の国民病ともいえる存在、それが脳梗塞です。 ◆ 脳の血管の病気の総称それが「脳卒中」 脳卒中、脳梗塞、脳出血に脳溢血。脳の病気にはさまざまな名前があります…

ライフスタイル改善で脳梗塞を防ぐ

ライフスタイル改善で脳梗塞を防ぐ 過食や運動不足が原因となって引き起こされる生活習慣病。 脳梗塞の危険因子は、その多くがこの生活習慣病です。 つまり、生活習慣病の改善なくして、脳梗塞の予防は成り立ちません。 その具体的な実践方法は、じつにシン…

「無症候性脳梗塞」がもしも、見つかったら・・・

「無症候性脳梗塞」がもしも、見つかったら・・・ ◆ 「心配ない」脳梗塞の正体 「無症候性脳梗塞が見つかりました」。脳ドックを受けたら、医師からそう言われてドキッとした―。 そんな経験がある人も多いのではないでしょうか。 いくら無症候性(症状が見ら…

知ってますか?脳梗塞の症状 初期の対応が明暗を分ける

知ってますか?脳梗塞の症状 初期の対応が明暗を分ける 脳梗塞かどうかは、「顔」「腕」「言葉」をチェックすれば、誰でも判断ができます。 「少し様子を見よう」が一番いけません。 ≪ACT-FAST検査マニュアル≫ もしも脳梗塞らしき人がいた場合、周囲…

脳梗塞の起こりやすい時間帯は?

脳梗塞の起こりやすい時間帯は? 脳梗塞というと、昼の仕事中突然バタッと倒れるといったイメージを持っている人も多い。 ですが、じつは脳梗塞が多発するのは、夜の睡眠中から午前中にかけての時間帯です。 起きやすい時間は、脳梗塞のタイプによっても多少…

海馬を鍛えるには新しいことをどんどん覚える

海馬を鍛えるには新しいことをどんどん覚える ヒトの記憶と密接に関係しているのが脳の中の海馬だということはご存知でしょう。 アルツハイマー病の患者さんの脳を画像診断すると、海馬が萎縮しています。 そのことから、「海馬は記憶が保存している場所であ…

最近のことは忘れても昔の記憶が消えないのはなぜ?

最近のことは忘れても昔の記憶が消えないのはなぜ? 脳が萎縮し始めると神経回路はどう変化するのでしょうか。 脳の萎縮が始まると、まず最初に樹状突起が短くなり、そのいちばん先端のシナプス、いいかえればもっとも最近作られたシナプスから順番に縮んで…

冷蔵庫を利用してワーキングメモリーを鍛える方法

冷蔵庫を利用してワーキングメモリーを鍛える方法 日ごろの生活の中でワーキングメモリーを鍛えることもできます。 その1つが、冷蔵庫にものをしまうときです。 どこの家庭でも、冷蔵庫には、だいたい決まった場所に決まったものをしまっていると思います。 …

ワーキングメモリーを鍛えるにはトランプやゲーム、暗算などが有効

ワーキングメモリーを鍛えるにはトランプやゲーム、暗算などが有効 ワーキングメモリーは一時的な短期記憶ですから、一般の長期記憶のように英単語を覚えたり、仕事で名刺交換した人の名前を一生懸命覚える努力をしても鍛えることはできません。 それよりも…

気持ちいいことはすべて脳によい

気持ちいいことはすべて脳によい どんなことに快感を感じるかは個人差もあるのでいちがいにはいえませんが、動物の場合は、食べ物を与えると、腹側被蓋野がよく働いてさまざまな能力が向上します。 では、人間はどうでしょうか?人間の場合は、お金を稼いだ…

ドーパミンは前頭葉のすべてと海馬の働きを高める

ドーパミンは前頭葉のすべてと海馬の働きを高める ドーパミンという言葉を聞いたことがあると思います。 これは脳内で作られる神経伝達物質の1つで脳内麻薬とも呼ばれていますが、このドーパミンがたくさん分泌されると、前頭葉や海馬の働きがよくなることが…

手を使うことではなく、走ることが人間の脳を発達させた?

手を使うことではなく、走ることが人間の脳を発達させた? 私たち人間の祖先が二本歩行するようになったのは、今から5百万年ほど前と考えられています。 その後、アフリカ原人の脳が飛躍的に大きくなり始めたのは約2百万年ほど前からです。 このころから道具…

脳の神経細胞は年をとっても増える

脳の神経細胞は年をとっても増える 脳は神経細胞の集まりと思われていますが、正確には「神経細胞」(ニューロン)と、それらの情報を伝える役目をしているシナプスから成り立っています。 1個の神経細胞からは樹状突起と呼ばれる枝が四方八方に伸びており、シ…

脳を使って鍛えれば、ボケを先延ばしできる

脳を使って鍛えれば、ボケを先延ばしできる 予防するすべはなく、しかもいったん発症したら治療法もなく、病気が進行していくのを、ただ手をこまねいて見ているしかないアルツハイマー型認知症。 ではもうお手上げかというと、決してそうではありません。 今…

記憶は脳のあらゆる場所に振り分けて保存されている

記憶は脳のあらゆる場所に振り分けて保存されている 「記憶力をよくしたい。どうすれば記憶力を鍛えることができるのか」と思っている方も多いでしょう。 これは記憶力があやしくなってきた中高年だけでなく、受験生などにとっても切実な問題です。 では、ど…

脳の老化は個人差が大きく“年相応”はない

脳の老化は個人差が大きく“年相応”はない 20代くらいの若いときにくらべて、年をとると私たちの脳はどのくらい萎縮するのでしょうか? 実は、これこそ驚くほど個人差が大きいのです。 80歳くらいのおおぜいの人の脳の画像をみくらべるとよくわかりますが、萎…

40代以降に増えてくるラクナー梗塞は脳の働きを悪くする

40代以降に増えてくるラクナー梗塞は脳の働きを悪くする MRIで中高年の人の脳の画像を撮ると、健康な人でも、ところどころに小さな斑点が見られることがよくあります。 その多くは、脳細胞の一部が死んだ脳浮腫ですが、直径8ミリくらいの大きさになったもの…

悪性貧血を予防。神経のはたらきにも不可欠

悪性貧血を予防。神経のはたらきにも不可欠 ビタミンB12は、悪性貧血を予防することから発見された水溶性のビタミンで“赤いビタミン”、あるいはコバラミンとも呼ばれます。 ◆ ビタミンB12は体内でこんな作用をします ・ 葉酸と協力し合って赤血球の産生には…

カキは若返り成分の宝庫

カキは若返り成分の宝庫 カキは、「海のミルク」と呼ばれるだけあって、すぐれた栄養価を身につけています。 ほかの貝類と違って、消化や吸収がよいのも魅力のひとつ。 生ガキの80パーセント以上は水ですが、残りの成分が実にすばらしいのです。 成分を見た…

ブタ肉のショウガ味噌焼きで元気

ブタ肉のショウガ味噌焼きで元気 日本人の伝統的な食生活の仕方をひとことでいうと「土産土法」。 「土産」はその土地でとれる海、山、里のものであり、「土法」はその土地に古くから伝わる料理法という意味になります。 長寿者の多い沖縄県では、よく「クス…