“欲張りな人”は頭が冴えている

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“欲張りな人”は頭が冴えている
 
「欲張り」と「やる気」は共通するところがあります。
それは一つは感情であり、もう一つは報酬を求めているという点です。
 
感情は脳の大脳辺縁系が関係しており、相当部位が分かれています。
扁桃体が好き・嫌い、視床下部が食欲、側坐核がやる気といった具合です。
 
いくつになっても“欲張りな人”は元気で頭も冴えています。
“欲張りな人”と書くと、どこかマイナスイメージを感じるかもしれませんが、そうではありません。
いつも自分の目標を持ち、積極的にそれを求めて生活している「意欲的な人」のことです。
 
欲は脳に意欲を起させ、人間を行動に駆り立てる原動力としてとても重要なものです。
人は何かほしいものがあるからがんばり、努力します。
そういう欲をはっきり持っている人のほうが、持っていない人より意欲がわきやすいのです。
 
「~ができるようになりたい」とやる気を出し、その目標に向かって努力します。
その結果、「今日はこれができた」「さらに少しうまくなった」と少しずつ上達していきます。
 
そうした小さな成功体験は脳にとって「報酬」になり、「もっとがんばろう」とより意欲がわいてきます。
欲張りとやる気は表裏一体の関係にあるのです。
 
それに加えて、欲張りな人はつねに前向きな変化を求めているので、脳が活発に動いています。
だから、欲張りな人ほど頭が冴えた人なのです。
 
みなさんも“欲張り”でいきましょう。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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