第9章 レモン、アボカド、リンゴは若返りの特効薬――注目の「エクソソーム」

第9章 レモン、アボカド、リンゴは若返りの特効薬――注目の「エクソソーム」

 

健康、美容、アンチエイジングなどの領域で近年話題の「エクソソーム」についてお話ししましょう。

「初めて知った」という人もこれから耳にする機会は多くなると思います。

 

エクソソームとは「細胞外小胞」と呼ばれる物質のひとつで、簡単にいえば、ものすごく小さなカプセルのようなものが細胞から分泌され、それが「細胞同士の情報伝達」に使われている。

そんなイメージのものです。

 

研究としてはまだまだ途上段階で、これからどんどん進んでいくところですが、エクソソームのすごいところは「若い人のエクソソーム」を取り入れると細胞が若返っていく効果が期待できることです。

 

極端にいえば、ドラキュラのような話です。

 

ドラキュラ伝説といえば、若い人の血を吸うことで自分自身が若返っていくものですが、乱暴にいうと、そんなイメージのことが期待されているのがエクソソームです。

ぜひ、この機会に名前くらいは知っておくといいと思います。

 

美容やアンチエイジングの領域ではすでに活用されていて、エクソソーム療法、エクソソーム注射などによって多量のエクソソームを体内に入れる施術が行われています。

 

今後は再生医療の領域でも、積極的に活用されていくと思われます。

 

エクソソーム自体は決してめずらしいものではなく、漢方にも入っていますし、私たちが普段食べているレモン、アボカド、リンゴなどにも多く含まれていることがわかっています。

 

十数年前は自律神経について知らない人も大勢いましたが、今やほとんどの人が知っています。

それと同じように、今後エクソソームは医療、健康分野で誰もが知る言葉になっていくと思います。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第9章 いい血液をつくるための「肉の食べ方」

第9章 いい血液をつくるための「肉の食べ方」

 

長寿の人は肉を好んで食べている。

 

そんな話を聞いたことがあるでしょうか。

高齢者に不足しがちなタンパク質を摂る意味で肉や魚を食べることは大切です。

 

しかし、年齢を重ねてきたら肉の食べ方を工夫する必要があります。

 

肉を食べる際に問題となるのは脂肪。

脂肪が血液中で酸化すると、血液がドロドロになってしまうためです。

 

私はよく「健康とは良質な血液が血行よく流れている状態」と表現しますが、血液がドロドロになると血液の質も下がり、血流も悪くなります。

 

すると、体中に必要な酸素や栄養が運ばれないだけでなく、老廃物が溜まりやすく、動脈硬化のリスクも高まります。

 

第一は脂質の少ない部位を食べること。

 

牛フィレ肉、豚のもも、鶏のささみなどを選び、ソーセージなど加工肉は脂質が多いので避けたほうが無難です。

 

もうひとつは抗酸化成分を含んだ野菜や果物と一緒に食べること。

 

ニンジンやほうれん草、小松菜などに多く含まれる「βカロテン」、さまざまな野菜や果物に含まれる「ビタミンC」、ナッツやかぼちゃに含まれる「ビタミンE」にどを意識的に一緒に摂取してください。

ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」、たまねぎの「ルチン」などのポリフェノールもいいでしょう。

 

こうした抗酸化成分には脂肪を血液中で酸化させにくくする働きがあります。

 

いずれにしても、食べすぎは健康を害するので腹6分目を目指すのは大事です。

その上で食べ方を工夫すると、さらに健康維持に役立ちます。

 

いい血液をつくり、血行をよくする食べ方、ぜひ意識してみてください。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第9章 夕食に納豆やヨーグルトを食べる

第9章 夕食に納豆やヨーグルトを食べる

 

「腸の疲労」について語りましたが、腸の状態を整えるために「腸のゴールデンタイム」を知っておくのは大切です。

 

じつは腸は夜10時から深夜2時までの間、活発に働きます

食べたものを消化し、吸収する働きがこの時間に活発になるのです。

 

この時間がまさに「腸のゴールデンタイム」

 

つまり、この時間に腸が活発に活動できるよう、余計な負担をかけないことが大切なのです。

 

そのために、ゴールデンタイムがはじまる2時間前、すなわち夜の8時までに食事を済ませておくことです。

また、腸が活発に活動するには交感神経が適度に下がり、副交感神経が高まっていることが理想です。

だからこそ、あまり夜遅くまでテレビやスマホを見て交感神経を高めるのではなく、リラックスして、のんびりと一日を振り返ったり、明日の準備をしながら睡眠の準備をするのもおすすめです。

 

そんな「腸のゴールデンタイム」を目指して発酵食品を摂る。

 

これもなかなかいい習慣です。

 

基本的に発酵食品はいつ食べてもいいのですが、腸のゴールデンタイムは栄養をよりしっかり吸収することがわかっているので、そのタイミングを目指して発酵食品をとるとより効果的です。

 

「腸が疲れている」とセルフチェックで感じた人は特に、生活習慣を整え、適度に運動することはもちろんですが、夕食(8時までに食べ終える)に納豆やヨーグルトなどの発酵食品を意識して食べるのもおすすめです。

 

さらにひとつ加えるならば、「よく噛むこと」

あまり噛まずに飲み込むのは胃腸に負担をかけるので、とにかく腸に負担をかけないように、いい状態で、いい栄養を送り込む。

この意識によって体の状態は確実に整ってきます。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第9章 「腸の疲労度」をセルフチェックする

第9章 「腸の疲労度」をセルフチェックする

 

日々の健康管理において「腸が疲れていないか」を確認するのはとても大事です。

 

コロナウイルスの感染拡大以降、免疫機能を高める意識はさらに広がったといえるでしょう。

免疫力が下がっていると、コロナに限らずさまざまなウイルスに感染しやすくなり、感染した際には症状が重くなったり、後遺症に苦しむ可能性も高まります。

 

そんな大事な免疫細胞の7割がじつは腸内に存在しています。

つまり、免疫力を高めたいなら、腸内環境を整えるのが一番なのです。

 

そういう意味も込めて「今の自分の腸の疲労度」はぜひ毎日気にしてほしいところです。

 

腸のセルフチェックの項目は次の4つです。

 

・便秘気味で排便が毎日ない

・便が硬かったり、下痢気味である

便意を突然感じる、または便意をまったく感じない

・排便後、お腹に張りや便が残っている感じがする

 

 

この中でひとつでも当てはまり人は腸が疲れている可能性があります。

 

腸が疲れているときにぜひやってほしいのは善玉菌を含む発酵食品(ヨーグルト、納豆、味噌、ぬか漬けなど)を食べること。

そして、適度な運動と生活習慣を整えることです。

 

もちろんこれはどんなときでも行ってほしいのですが、「腸が疲れている」と感じるときにはとくに「腸の状態を整える意識」を持つようにしてください。

 

腸は「第二の脳」「第二脳心臓」といわれるほど、体にとって大事な細胞や神経が集まっています。

ぜひ腸の調子を整うる意識を持ってください。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第9章 夏でもホットスムージーがおすすめ

第9章 夏でもホットスムージーがおすすめ

 

体の調子を整える食べ物としてホットスムージーはとてもおすすめです。

 

スムージーと聞くと冷たいものを想像しますが、食材を温めてつくるホットスムージーは体を温めてくれますし、気持ちもほっと落ち着いて自律神経も整ってきます。

 

ただし、野菜の中には加熱すると栄養素を損なうものもあるので選び方を工夫する必要があります。

おすすめしているのはリンゴ、ニンジン、プロッコリーを使ったホットスムージー

 

リンゴは皮つきのまま温めるとペクチンという水溶性の食物繊維が増えます。

腸を整えるにはぴったりの食材です。

 

ニンジンは熱を加えることでβグルカンの含有量が増加することがわかっています。

これは抗酸化作用があるので、体の中から若さを保つのにうってつけです。

 

ブロッコリーはビタミンCが豊富です。

もともとビタミンCは熱に弱いのですが、ブロッコリーの場合はそれほど損なうことがありません。

 

ニンジン50グラム(約3分の1本)をスライスして、1分ほど茹でます。

 

ブロッコリーも50グラムほど湯通ししておいて、それらにりんご同量、はちみつとお湯を一緒にミキサーに入れて混ぜ合わせたら完成です。

 

とても簡単ですし、体を温めつつ、健康にいい成分がたくさん含まれているので、ぜひ試してみてください。

 

冷えやむくみが気になる人は、生姜を一緒に入れて混ぜ合わせてもいいでしょう。

 

ホットなので、もちろん冬はおすすめですが、夏場こそ強い日差しにあたり、汗をかいて、体は大きなストレスを抱えています。

少し涼しい部屋で夏場にホットスムージーを飲むのもいい習慣です。

 

ほっとひと息つけますし、体が喜んでいるのを実感できます。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第9章 「食」を整える 一日2本のバナナで腸を整える

第9章 「食」を整える

一日2本のバナナで腸を整える

 

テーマは「食」。

「食べ物」や「食べ方」について紹介していきます。

 

バナナを活用した腸活、ホットスムージー、肉の食べ方など、これまでのあなたの生活にはなかった習慣もぜひこの機会に取り入れてみてください。

いろいろ試していく中で、続けられるものがひとつでも見つかれば十分です。

 

何年か前にバナナダイエットが話題になり、スーパーマーケットからバナナが消えるという事態が起こりました。

 

実際、バナナはとても健康によく「腸活」にもおすすめです。

 

腸の働きをよくするには食物繊維が欠かせないのですが、食物繊維には水に溶けない不溶性と、水に溶ける水溶性の2種類があります。

この両方の働きを一挙に担ってくれるのがレジスタントスターチという成分「でんぷんの一種」です。

 

このレジスタントスターチを摂れるのがバナナなのです。

 

甘いものを食べると血糖値が上昇し、脂肪が溜まることを心配する人もいますが、バナナにはその心配がほとんどありません。

 

健康にいいといっても食べすぎはよくないので、一日に2本を目安にバナナを食べる生活をはじめてみてください。

ちなみに、バナナを買ってくると、最初は茎のほうが緑色で、だんだん黄色になり、さらに熟してくると茶色っぽくなってくるでしょう。

じつは、それぞれの状態によって健康への効果も違ってきます。

 

腸内環境を整えることを一番の目的とする人は、茎が緑色のバナナを食べるといいでしょう。

美肌や脂肪燃焼を目的とする人は、ビタミンB群が増えてくる黄色いバナナがおすすめ。

老化防止、免疫力向上、胃潰瘍対策などを目指す人は、リン脂質が含まれ、ポリフェノール量も増えてくる茶色っぽいバナナが適しています。

 

いずれにしても、バナナは健康の強い味方。

 

ぜひ普段の食生活に加えてみてください。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第8章 「適度な負荷のトレーニング」で筋力を鍛える

第8章 「適度な負荷のトレーニング」で筋力を鍛える

 

「アイソメトリックトレーニング」という言葉をご存じでしょうか。

 

これは、筋肉の長さを変えないまま一定の負荷をかけ続けるトレーニンです。

そもそも「アイソメトリック」とは「等尺性」「等長性」などと訳され「同じ長さ」という意味を持ちます。

 

一般的な腕立て伏せや懸垂の場合、腕を曲げたり、伸ばしたりすることで筋力を鍛えます。

すなわち筋肉の長さが変わっているのです。

 

一方、仰向けに寝転がり、両足を数センチ上げた状態でキープすると腹筋に負荷がかかるでしょう。

この場合、ずっと同じ姿勢をキープしているので筋肉の長さは変わりません。

これがアイソメトリックトレーニングです。

 

ここでおすすめするのは、あまり負荷がかかりすぎないアイソメトリックトレーニングです。

 

たとえば、自分の胸の前で両手のひらを合わせて、両方から押し込むようにするトレーニング。

この状態をキープすることで胸や腕の筋肉が鍛えられます。

 

あるいは、壁に寄りかかって、いわゆる「空気椅子」のような状態で(あまり深くひざは曲げずに)背中でグッと押しているだけで太ももの筋肉が鍛えられます。

 

こうしたトレーニングは大きな負荷をかけないためケガのリスクは低いですし、まったくお金もかからず、どこでもやることができます

 

職場などでイスに座っているときは、両手で片方のヒザを上から押さえつけながら、足を上げようとすると太ももに適度な負荷がかかります。

 

回数や時間に決まりはありませんが、無理のない範囲で、仕事や家事の合間など「同じ姿勢でちょっと疲れたな」と感じたときにやるのがおすすめです。

 

簡単にやれますし、筋力が鍛えられると同時に、血流もよくなるのでぜひはじめてみてください。

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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