第8章 「簡単なエクササイズ」で細胞を活性化させる

第8章 「簡単なエクササイズ」で細胞を活性化させる

 

「スポーツジムへ行ってトレーニングをしない」というと「運動をまったくしていないんですか」と聞かれることが多いのですが、そんなことはありません。

 

私はできるだけ「日常生活に運動を取り入れること」「自分に合った負荷のかけ方」を意識しています。

ここでも語った「スニーカーの日」に階段を積極的に使ったり、電車の乗り換えのときは歩くなど生活の中でもちょっとした運動はできます。

 

それに加えてセル・エクササイズと適度な負荷の筋力トレーニングはするようにしています。

セル・エクササイズとは、解剖学、運動生理学、医学の観点から私たちが考案したケガのリスクが少なく、細胞セルを活性化させるためのエクササイズです。

セル・エクササイズとして、ぜひやってほしいのは次の3つです。

 

1.体を前と左右に倒す

足を肩幅に開いて立ち、手首を交差して手のひらを合わせてロックします。

肘をぐっと伸ばしたら頭上に上げ、ゆっくり呼吸しながら、上体を前に倒します。

その後、左右にも倒します。

この動きを10回ほど繰り返してください。

 

2.上半身を大きく回す

1と同じように手のひらを合わせて上に伸ばし、上半身を回します。

この際、腰ではなく手先で大きく円を描くようなイメージで回すのがポイントです。

続いて反対回転も行います。

この動きを片方5回、反対回転も5回行ってみてください。

 

3.片足立ちヒザ曲げ、足首揺らし

足首の少し上をつかんで片足立ちになり、かかとをお尻へ引き寄せ、30秒程度揺らします。

その際、もう片方の手は腰に当てます。

 

 

こうしたエクササイズをトータルで1日10分行うだけでも、細胞(セル)に血液を行き渡らせることができるので、ぜひはじめてみてください。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第8章 自分で不調をつくらない

第8章 自分で不調をつくらない

 

病は気から。

これは本当だと医師から見ても思います。

 

近年はちょっと不調を感じると、インターネッでいろいろと調べる人が多いでしょう。

それによって状況が理解できたり、自分でできる適切な対処法を知ることができるなどメリットもあります。

 

しかし一方で、過度に不安になり、本当はそんな病気ではないのに、自分で状況を悪くしてしまうケースもめずらしくありません

 

以前、私も軽いぎっくり腰になり、しばらく腰が重く、しんどい時期がありました。

 

そんな状況をもしインターネットで調べたら「がんの骨転移かもしれない」とどんどん不安になることも十分考えられます。

 

気になるなら医師に相談するのが一番ですが、現代人なら何かしらの不調を抱えて生活しているのはむしろ当たり前です。

いろいろ気にしすぎると、それが原因で自律神経を乱し、血流が悪くなり、本当に体の調子が悪くなってきます。

 

まさに「病は気から」です。

 

やや乱暴な表現をすれば、暇すぎるのも問題だと私は思っています。

 

体に多少の不調があっても、日々仕事が忙しいとか、家のこと、家族のことをいろいろやらなければいけないとなれば、小さな不調に構ってなどいられません。

 

すると「あれ、いつの間にか治ってる」「そんなに問題じゃなかったのか」となることもよくあります。

無理に忙しくする必要はありませんが、夢中になれる趣味を持つのはとてもいいことだと思います。

 

大事なのは、自分で不調をつくらないこと。

 

忙しく暮らしていても、その不調が続いたり、症状が悪くなっていると感じたなら、これはもう3日以内に病院へ行くべきです。

そうやって自分なりのルールを決めておくのも自律神経を余計に乱さないコツです。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第8章 「天気が下り坂」のときはストレッチがおすすめ

第8章 「天気が下り坂」のときはストレッチがおすすめ

 

天気が悪い日は頭痛やめまいがしたり、だるくてあまり動く気がしない。

 

そんな人は多いと思います。

近年は「気象病」と呼ばれるほど、気候が悪くなることで体調が崩れていくことはごく一般的になっています。

 

実際には天気が悪い日よりも少しずつ天気が悪くなってくる時期、すなわち低気圧が近づいてくるに従って体調が崩れていくパターンが多いでしょう。

 

私も大雨が降っている日よりも「明日は天気が崩れそうだ」というくらいの段階で頭痛がしたり、体が重くなってきます。

 

そんなとき野生の動物なら洞窟など雨風がしのげる場所でずっとゴロゴロしています。

人間も天気が悪い日に家でゴロゴロしていられるなら、それがいいでしょう。

 

しかし、ほとんどの人はそうはいきません。

天気が悪くても仕事はありますし、家事や子育て、介護に休みはありません。

 

そんなときに意識してほしいのはやはり「動くこと」です。

 

考え方は寝不足のときと同じで、放っておくと体は「休息モード」に入りたがっています。

しかし、私たちはもう少し「活動モード」を維持しなければなりません。

 

そのためにも立ち上がって少し歩くとか、簡単にストレッチ、スクワットなどをすることで血流をよくして、交感神経を高めることが必要です。

 

最近は天気予報の精度も上がって「何時間後に雨が降る」とか「どのあたりに雨雲が近づいている」などの情報がアプリですぐにわかります。

 

天気が下り坂だとわかったら、その時点で「もう少し活動モードをキープしておこう」の意識が大事です。

 

本当に体調が悪いときは休むのが基本ですが、不調の原因がわかっているときは、あらかじめ対策を取り、コンディションをキープすることは可能です。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

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第8章 週に何度か「スニーカー」を履いて出かける

第8章 週に何度か「スニーカー」を履いて出かける

 

少しだけ体に負荷をかける生活をする上で、とてもおすすめなのが週に何日かはスニーカーを履いて出かけることです。

 

普段、仕事で革靴やパンプスで出かけている人がスニーカーで出かけると、それだけで気分が上がり、気持ちが軽やかになります

玄関で「今日はスニーカーで行こう」と思っている段階でコンディションは整っていきます。

 

スニーカーを履いているだけで足下は軽やかになるので、少しだけテンポアップで歩いてみるとか、大股で歩いてみることを試してみてください。

駅に行くまでの時間でも「ちょっとだけ負荷をかけた生活」が実現します。

 

そして、何といってもおすすめなのは階段を使うこと

 

駅の階段はもちろん職場に着いても、いつもならエレベーターやエスカレーターを使うところを階段で上り下りしてみてください。

 

実際、私もスニーカーの日には7階くらいであれば階段で上がってしまいます

もちろん最初はきついので1階分でも、2階分でも構いません。

 

しかし、それを繰り返していると「今日は4階まで上がれた」「今までは7階まで上がったらすごく息が切れていたのに、けっこう楽になってきた」など自分の成長を感じることができます。

 

そのほか、スニーカーの日はちょっと遠くの交差点が青信号だったとすると、普段ならのんびり歩いてしまうところをサッと駆け出して渡ってしまうこともあります。

 

ただスニーカーを履くだけで、世界が軽やかになります。

 

これはとてもおすすめの習慣です。

 

毎日やろうと思うとすぐに挫折してしまいますし、そもそもはじめる気になれません。

まずは週に一日でも構いません。

スニーカーの日をつくってみてください。

 

それだけで特別な一日が送れます

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第8章 少しだけ自分に負荷をかける

第8章 少しだけ自分に負荷をかける

 

「はじめる習慣」。

このタイトルには「動き出す」「踏み出す」といった意味合いも込められています。

 

コロナ禍を経験したことで「動くことが億劫になってしまった人」も少なくありません。

なにしろ長いこと「できるだけ出歩かない」が推奨されていたのですから無理もありません。

 

そんな状況から一歩踏み出すのは簡単ではありません。

 

そこで意識してほしいのは「少しだけ自分に負荷をかける生活」です。

 

いつもより少しだけ歩いてみる

一部分でもいいので階段を使う

少しでいいので腹筋や背筋のトレーニングをする

 

いつもより少しだけ汗をかく。

そんなイメージでもいいと思います。

 

「動かない生活」から「はじめる生活」、もっといえば「踏み出す生活」「動き出す生活」をするためにはやはり体力が必要です。

 

もちろん健康がすべてのベースですが、ただ健康でいるよりも、もう少しだけ自分に負荷をかけた生活をする。

このイメージがポイントです。

 

実際に体にちょっとだけ負荷をかけてみると、やっているときはややしんどいかもしれませんが、終わった後は爽快です。

 

毎日でなくても、2日に一度、3日に一度でも構いません

少しだけ負荷をかける生活をしていると、同じようなトレーニングや階段上りのときに「あれ、前よりも少し楽になっている」とか「前より回数ができるようになってきた」と自分の成長を感じられます

 

それもまた楽しいものですし、体が強くなると自信も出てきて、いろいろなことに前向きになります。

「今日は少しだけ負荷をかけてみようかな」。

そんなふうに思える日が一日でも増えれば、あなたの体は変わってきます。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第8章 「ワンランク上の健康」を目指す 意識するのはもうひとつ上の「健康と体力」

第8章 「ワンランク上の健康」を目指す

意識するのはもうひとつ上の「健康と体力」

 

この章のテーマはズバリ「健康」と「体力」。

 

ここで少しだけ意識してほしいのは「もうひとつ上の健康と体力を目指す」です。

 

コロナ禍を経験した私たちは、さまざまな見えづらい後遺症を抱えています。

 

体のだるさ、集中力の低下などはもちろん「なんとなく動くのが億劫になってしまった」「以前よりも運動習慣がなくなった」などです。

 

だからこそ、ここで「体をリカバリーしよう」より一歩進んで「もうひとつ上の健康を手に入れよう」「もうひとつ上の体力をつけよう」と気持ちを切り替えてほしいのです。

 

たとえば、この章では「週に何日かはスニーカーを履く」であるとか、近年流行りの「サウナ」についても取り上げます。

 

毎日とはいいませんが、週に何日かスニーカーを履く生活をはじめると、それだけで少し軽やかな気持ちになり、いつもはエスカレーターを使うところでも階段で上る気分になります。

 

サウナについても「これまでスポーツジムにサウナがあることは知っていたが、入ったことがない」という人もぜひ一度体験してみるといいでしょう。

 

そんなふうに、これまでとは違う「少し上の体力」「少し上の健康」をめざしていきます。

具体的なエクササイズ、トレーニング方法もご紹介するので、ぜひ無理のない範囲で生活に取り入れてみてください

 

また、この章では「天気と不調の関係」についても取り上げます。

 

天気が悪い日はだるくなったり、関節が痛くなったり、頭痛がひどくなったりする人も多いでしょう。

 

そのあたりの「天気と不調」に関しても、自律神経の観点から対処法を紹介します。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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第7章 用事と用事の間に10分休憩を入れる

第7章 用事と用事の間に10分休憩を入れる

 

近年、さまざまな時間設定が短くなっているのに気づいているでしょうか。

 

よくいわれるのは、「最近のヒット曲はイントロが短い(あるいはない)」とか「再生回数の多いユーチューブ動画は3分以内」など。

集中して関われる時間設定がどんどん短くなっています。

 

メールよりもLINEやビジネスチャットを使うようになり、コンパクトにやりとりするのも時間設定が短くなっている要素のひとつです。

 

そうした時間感覚の中で活動していくので、私たちの生活もアップデートしていく必要があります。

 

たとえば、会議もオンラインでやることが増えましたが、従来と同じ時間でやるのは長すぎます。

これまで1時間でやっていたなら45分にするなど、時間設定を短くする意識は必要です。

 

ただし、注意してほしいのは「予定がどんどんキツキツになっていく」ことです。

 

オンラインの会議、ミーティングが当たり前になると、移動時間がありませんから、ひどい人になると間を置かずに次の予定が入っています。

14時に前の会議が終わったら、そのまま次のミーティングに入るようなスケジュールです。

 

これは自律神経の観点から見ても、集中力が下がり、いいコンディションが持続しません。

最初の1~2時間はなんとか持ちこたえられるかもしれませんが、その後はコンディションが悪いまま一日を過ごすことになります。

 

時間設定を短くしたら、その間に10分程度の休憩タイムを細かく入れる習慣をつけてください。

すぐ次の用事に移るのではなく、一度席を立ち、できたらその場から離れる。

簡単なストレッチをしたり、スクワットをしたりする。

 

ぜひ「短いタームで、ちょこちょこ休憩をする習慣」を取り入れてみてください。

 

結局、これがいいコンディションを持続させる方法です。

「はじめる習慣 より」

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人の体の老化は20代ごろから始まります。

老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。

30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。

健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。

 

動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。

脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。

このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。

「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。

 

血管は「酸化」していくことで傷ついていきます。

たとえば、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が動脈硬化の原因になるということを聞いたことがあるかもしれません。

LDLコレステロール(以下LDL)が血管にへばりついて、プラークと呼ばれるこぶを血管の壁に形成していくのです。

ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることもわかっています。

 

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