鎮静効果のある成分でリラックス。ためすぎない生活が健康を守る

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【ストレス】
鎮静効果のある成分でリラックス。ためすぎない生活が健康を守る

◆過剰なストレスが心の病気やメタボ要因に◆
ストレスとは、ストレッサー(刺激的要因)によって引き起こされる心身の生体防衛反応のことで、一般的にはストレッサーとストレスを分けずに、「ストレス」と呼んでいます。

現代は「ストレス社会」とも呼ばれるように、日常生活のなかで受けるストレスが過剰なため、多くの人がストレスを抱えて生きています。
しかし、ストレスがすべて悪いわけではなく、やりがいのある仕事や趣味で発生する適度なストレスは、いい刺激となります。

ところが、仕事上の過度のプレッシャーや人間関係、経済的な問題、将来への不安などの精神的ストレスや、過労や病気といった生理的なストレスが過剰になると、心身は疲労状態におちいってしまいます。
最近多いのはコンピューターを操作することによって引き起こされるテクノストレスで、精神的疲労のほか、眼精疲労、頭痛、食欲不振といった身体的な疲労症状も起こります。

人はストレスを感じると、その信号が脳から副腎皮質や甲状腺に伝えられ、コルチゾールなどのホルモンを出して防御します。
一方で、ストレスの信号は、脳の視床下部から自律神経に伝えられます。

ところが、過剰なストレス状態が続くと、これらの機能に異常が起こり、免疫機能の低下、高血糖自律神経失調症などの不調が現れます。
そして、血液循環が悪くなると、脳の神経伝達系にも異常が現れ、うつ状態になったり、過剰な興奮や落ち込みを繰り返す、そううつ状態に移行します。

加えて、ストレスを解消するために食べすぎ・飲みすぎに走る傾向があり、やがては、肥満やメタボリック・シンドロームなどを招くことになります。

◆チョコレートや紅茶、ウーロン茶で気分を鎮める◆
健康を保つためには、好ましいストレスが適度にあり、悪いストレスが少ないというのが理想ですが、社会生活を営む以上、なかなかうまくはいきません。
そこで、悪いストレスの予防として、ストレスを受けても過剰な反応をしないよう、精神を鎮めさせる食品をとるのが効果的です。

チョコレートにはポリフェノールのテオブロミンがふくまれており、血液循環をよくして、脳の伝達物質の機能を活性化し、神経の興奮を抑えます。
ウーロン茶にもテオブロミンが含まれています。
また、紅茶の香りの成分であるテアニンにも鎮静効果があります。ストレスを受けたときは、紅茶やウーロン茶を飲んで一服したり、純度の高いチョコレートを食べたりすると効果的です。

そのほかには、はちみつ、玉ねぎ、クコの実、ブルーベリーなどもおすすめです。
はちみつにはブドウ糖が含まれているため、摂取するとすばやく脳のエネルギー源となって働き、脳の疲労を回復します。
玉ねぎやクコの実には強力な抗酸化力があり、ストレス過剰な状態から引き起こされる肥満やメタボリック・シンドローム、免疫力の低下といった状況を予防・改善します。
ブルーベリーのアントシアニンは眼精疲労の予防・改善に効果があるため、テクノストレスなどに有効です。

こうした食べ物による予防のほか、ストレスを受けたら、ためこんでしまわないよう、過食や飲食以外の方法で、小出しに発散する習慣をつけることも大事です。
笑う、泣く、休む、散歩をする、音楽を聴く、趣味に没頭する、旅に出るなど、いろいろな気分転換を心がけましょう。
「病気にならない人の食べるクスリの本 より」

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ビタミンというと、一般的には、野菜などの植物性食品に多く含まれるというイメージが強いようです。
しかし、実は、動物性食品にしか含まれないビタミンもあります。
それがビタミンB12です。

ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているので胃を切除しているなどの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。

高齢で胃の粘膜が萎縮している人や膵臓に病気のある人も同様です。
また、透析を行っている人にも欠かせません。

糖尿病になると食べ物からビタミンB12の他、葉酸・ビタミンB6の吸収が阻害されるので栄養補助食品やビタミン剤などで補う必要があります。

その他にビタミンB12が必要な人は、肝臓機能維持強化、貧血、末梢神経の修復や中枢神経の脳にも関係することが知られており、記憶力や精神のバランスにも関与しています。

またスポーツをやる人にもビタミンB12は必要です。
筋肉が動くように脳から指令を伝える神経が、正常に働くためには、ビタミン群の仲間が必要なのです。
筋肉や神経を動かすエネルギーを作るのがB1、神経伝達物質の生成に働くのがB6、そしてB12の役目は神経細胞内の核酸やタンパク質などを合成、修復することにあります。
どのビタミンが不足しても神経は正常には働いてくれません。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html