いろいろな種類の認知症

イメージ 1

いろいろな種類の認知症

アルツハイマー病と脳血管性の二つがある≫

認知症には、いくつか種類がありますが、患者数が多いのはアルツハイマー病と脳血管性認知症です。
とくに、アルツハイマー病は増える傾向にあります。

認知症の7割以上はどちらかのタイプ
・ 脳血管性認知症
脳梗塞脳出血くも膜下出血などの脳血管障害とともに起こる認知症です。
日本では50万人ほどの患者がいると推測されます。
アルツハイマー
脳の神経細胞に異常が起こって、脳が萎縮してきます。
高齢者の増加に伴って、患者数が増えていて、60万人とも言われます。
・ 混合型
アルツハイマー病の人が脳卒中の発作を起こしたり、脳血管性認知症の人にアルツハイマー病が起こるなど、2つを併せ持っているケースも少なくありません。

≪いろいろな種類の認知症

アルツハイマー病と脳血管性認知症に次いで多いのが、「レビー小体型認知症」です。
あまり名前が知られていませんが、患者数は、脳血管性認知症とほぼ同じくらいとも言われています。

レビー小体とは、脳の神経細胞の中にできる異常な物質のことで、もともとパーキンソン病の原因物質として知られていました。
しかし、このレビー小体が大脳につくられると、認知症を引き起こすことが最近わかってきたのです。

認知症の症状に加えて、実際にはないものが見える「幻想」、ふるえや筋肉のこわばりなどのパーキンソン病に似た症状が現れるなどの特徴があります。

≪高齢者の増加とともに多くなる≫

かつては、日本では脳血管性認知症が多かったのですが、最近ではアルツハイマー病が増えてきています。
脳血管性認知症は、その名のとおり、脳の血管の障害が原因となって起こる認知症です。

アルツハイマー病は、若い世代で発症する特殊なものもありますが、現在増えているのは年齢とともに脳の神経細胞が傷つき、脳が少しずつ萎縮してくるタイプです。
とくに80歳をすぎると発症率がぐんと高くなります。

≪ともに生活習慣が関係している≫

アルツハイマー病と脳血管性認知症を合併している人も多く、両者の共通の危険因子である糖尿病や脂質異常症の予防はとくに重要です。
これらの病気が多い中高年では、今のうちに、食事の内容を見直すかどうかが、認知症の危険性を左右するのです。

認知症に至る過程が異なる≫

認知症とは、脳の働きが低下して、日常生活に支障をきたす病気です。
脳血管性認知症と、アルツハイマー病では、認知症に至る過程が異なります。

◆ 脳血管性認知症の場合
脳卒中の発作が起こる
脳の血管が破れて出血する脳出血や、血管が詰まって血流が途絶える脳梗塞の発作が起こります。
  ↓
・ 脳の神経細胞が血流不足になる
出血や梗塞が起こった部位より先には、十分な血液が送られません。
※ ほかの症状を伴う
血管が障害された部位によって、麻痺や失語症などの症状を伴う場合が多い

アルツハイマー病の場合
・ 脳に老人斑ができる
脳の神経細胞に、「アミロイドβたんぱく」という物質がたまり、沈着します。
しみのようにも見え、「老人斑」と呼ばれます。

神経細胞が線維化する
脳の神経細胞の中に、タウたんぱくという物質がくっついて線維状になった「神経原線維変化」が起きます。

◆ 脳血管性認知症アルツハイマー病ともに……
・ 脳の神経細胞が大量に破壊される
脳血管性認知症では、血流の途絶えた脳細胞が壊れる
アルツハイマー病では、老人斑や神経原線維変化によって、神経細胞が消えてなくなる

・ 脳の機能低下 認知症
認知症を防ぐスーパー健脳食 より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

ビタミンB12で脳の機能改善!

脳の萎縮を防止するには、脳細胞の蛋白合成、核酸合成が順調に行われることが好ましいのです。
ビタミンB12は、蛋白合成と核酸合成の両方に役立っていることがわかっています。
さらに興味深いことは、健康な老人の脳に比較して、老人性認知症患者の脳では、含まれるビタミンB12が、半分どころか、1/4~1/6程度にまで、低下しているということが明らかにされていることです。

ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、年をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
シナプスが豊富できちんと機能している場合、脳や神経の働きはよくなります。
ところが、年齢とともに、あるいは認知症などの病気によって、シナプスは次々にこわれていきます。
ビタミンB12には、そのこわれたシナプスを修復する作用があるのです。

◆ビタミンB12の働き◆
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質をつくる働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流を良くする働き。
ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html