≪くも膜下出血≫ 脳の表面・谷間・隙間の血管が破裂、突然亡くなる場合が多い

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くも膜下出血≫ 脳の表面・谷間・隙間の血管が破裂、突然亡くなる場合が多い
脳卒中で亡くなる人の1割がくも膜下出血です。
「ハンマーで殴られたような」激しい痛みがあり、20%が死亡します。

脳は豆腐のように柔らかいので、全体が頭蓋骨という固い骨で包まれ保護されています。
この頭蓋骨の中には外側から硬膜、くも膜、軟膜という3枚の膜があります。
くも膜と軟膜の間にクモの巣のような突起がたくさん出ており(これがくも膜の由来となっています)また脳の表面・谷間・隙間をまんべんなく循環している脳脊髄液の通り道にもなっています。
さらに、ここは大脳皮質に入る血管もたくさん走っているところです。

その脳血管のある部分が風船のようにふくらみ、破裂して起こるのがくも膜下出血です。
流出した血液は脳脊髄液に広がっていくのですが、この出血の前には「ハンマーで殴られたような」激しい頭痛に襲われます。
しかも、この激痛は99.9パーセント突発的に起こり、約20パーセントが発症直後に死亡、25パーセントが重篤になるため突然死の一つとして知られています。

さらに、くも膜下出血では1回の出血で終わらないケースが多く、最初の出血から24時間以内に再出血することが多いのも特徴です。

くも膜下出血脳梗塞脳出血と同じく脳卒中の一つですが、脳内の出血ではなく、脳の表面・谷間・隙間の出血ですから、基本的には脳組織は破壊されません。
運動の中枢も直接破壊されることがなく、運動麻痺は出現しません。
しかし、何度も破裂した場合には脳出血も起こしますし、脳のダメージも大きくなり致命的になります。

くも膜下出血の原因の85パーセントは、脳動脈の分岐部にできたコブ(動脈瘤)の破裂で、5パーセントが脳動静脈奇形、残りの10パーセントは原因不明です。
動脈瘤ができるのは生まれつき脳血管の壁に弱い部分があり、加齢による動脈硬化や高血圧などが加わり、ふくらんでコブができると考えられています。

くも膜下出血は、血圧の高い午前10時から12時までと午後6時から8時までの時間帯に起こることが多く、毎年10万人に16人くらいの割合で起こっていて、脳卒中の患者の死亡率の1割程度を占めています。

<予防・治療>

現在ではMRIやMRAによって、動脈壁のコブ(脳動脈瘤)を発見することが可能になりました。
非常に小さな脳動脈瘤はなかなか見つけられませんが、くも膜下出血を起こすような大きさの動脈瘤はかなりの確立で発見できます。
両親や祖父母など二親等以内にくも膜下出血を起こした家族がいる人は注意してください。

くも膜下出血に限らず、脳卒中の危険因子の中で加齢や家族の病歴はどうにもなりませんが、高血圧、喫煙、糖尿病、飲酒、肥満、高脂血症などは自分で注意することができます。
「ビジネス脳・幸せ脳・健康脳 より」

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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html