動脈硬化のほんとうの怖さ
◎循環能力の低下がいちばん恐ろしい
動脈硬化とは、文字どおり、「動脈が硬くなる」症状です。
動脈などの血管は、残念ながら、どうしても加齢とともに硬くなります。
コレステロールのような脂質や、カルシウムのような石灰分が血管の壁にたまるからです。
動脈硬化が恐れられる理由は、たんに血管が硬くなるからだけではありません。
コレステロールや石灰分が血管の壁にたまると、血管の内径が狭くなるからです。
血管が狭くなれば、当然のことながら、血行が不十分になります。
血行が不十分になると、栄養分も届かなくなるし、老廃物の除去も難しくなります。
つまり、循環能力が低下することが、動脈硬化の最大の難点なのです。
「動脈硬化」という4文字から、誰もが血管が硬くなることだということは理解していても、循環能力が低下し、さらにその先に待ちかまえている血行不良にまで思いいたらないことが問題なのです。
◎何でもない症状が突然、牙をむく
循環能力の低下は、私たちの体のなかで、深く静かに潜行します。
症状が現れにくいため、なかなか気づけません。
たとえば、肩こり。
肩こりに悩んでいる人は多くても、脅える人は少ないでしょう。
また、冷え性に恐怖を感じる人も、多くはありません。
血圧が少々高いくらいは、「年齢のせいだ」と軽視する人もいます。
力を入れて握った手を急に開いて、すぐに血の気がもどらなくても平気な人もいます。
夕方、足がかなりむくんでいても、「今日はちょっと働きすぎたかな」と軽くいなす人もいます。
しかし、こうした身近で、軽く見られがちな症状が、ある日突然、牙をむくのです。
動脈硬化のことは怖いと思っていても、循環不良には恐怖を感じないというのは、とんでもないまちがいです。
循環不良は、確実にあなたの寿命を短くします。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
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認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
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