脂質異常症(高脂血症)-コレステロールのウソとホント-

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コレステロール血が高いほうが長生き!?
 
脂質異常症で問題になる脂質は、コレステロール中性脂肪です。
 
現在、コレステロール値は、日本の中高年者にとって恐怖の的といえます。
「日本人はコレステロールを恐れすぎ」との声も聞こえてきますが、日本動脈硬化学会は、「コレステロール恐るべし」といいつづけているのです。
 
どちらがほんとうなのでしょうか。
どうやらケース・バイ・ケースのようです。
事実、高コレステロール血症の害もあれば、低コレステロール血症の害も報告されています。
 
また、新開省二氏(東京都健康長寿医療センター研究所研究部長)によれば、「コレステロール値が高いほうが、長寿にやや有利だ」ということです。
     コレステロール値も血圧も高い
文句なしに、医師の指示どおりの治療を開始すべきです。
 
     コレステロール値は高いが血圧は低い
これは経過観察で、もちろん、高コレステロール血症だけの治療もあります。
 
     コレステロール値は低いが血圧が高い
血圧が高すぎる人は、高血圧治療が必要です。
血圧が中程度の場合は経過観察で、その後は主治医との相談で決めます。
 
つまり、コレステロールと血圧はワンセットなのです。
これをどう扱うか、どう治療するかは、医師との相談で決まります。
 
また、脂質異常症を解決するには、体重を減らすことも大切です。
体重を1kg減らしただけで、コレステロール値はずいぶんと変わってきます。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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