脳梗塞-「話せない」「動かない」がそろったら要注意!!-

イメージ 1
脳梗塞-「話せない」「動かない」がそろったら要注意!!-
 
◎高血圧が発症の引き金になる
 
脳梗塞は、日本人の死亡原因のなかでも上位を占める疾患です。
後遺症が残りやすく、介護や福祉の面でも大きな課題をともなっています。
 
脳梗塞の別名は「脳軟化症」。
脳循環の血管が詰まると、その先の組織は酸欠と栄養失調になり、壊死が起こります。
脳細胞が溶けてしまうのです。
こうした状態を「融解壊死」と呼びますが、「溶ける」というところから「脳軟化症」という名前がつけられたのでしょう。
 
脳循環が完璧でなくてもスムーズでさえあれば、脳梗塞を発症することはありません。
脳梗塞を発症する糸口となるのは、同じ循環不良によって起きる高血圧です。
 
かつての日本では、塩分の摂取が過剰であったために高血圧の人が多く、血圧が少しでも上昇すると、すぐに脳出血を起こし、死亡への道筋をたどったものです。
現在では、塩分の摂取量は減りましたが、食生活が欧米化したためか、脳梗塞が大幅に増加しています。
 
脳出血脳梗塞との比較
 
脳出血……日中、活動しているときに発症することが多い。
 
脳梗塞……気がつかないうちに起きることが多い。
 
脳梗塞は、前ぶれが現れることが多いのも特徴です。
一過性脳虚血発作といって、脳内の小動脈が一時的に詰まった状態で、めまいや一時的な片側の上下肢の運動障害が現れます。
数分から、長くて24時間続くこともあります。
これが前ぶれで、そのあとに本物がくる可能性が非常に高いのです。
一過性であれ、脳虚血症状が発生したら、ただちに医師の指示に従うべきです。
 
脳梗塞でも脳出血でも、症状には重い・軽いがあり、「話せるか」「手が動くか」「足が動くか」の3つがポイントです。
名前もはっきりいえない、左右のどちらかの手足が動かない、または動かしにくいといった「話せない」「動かない」がそろえば、重症と考えてください。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
詳細はこちらへ