記憶力のいいスーパー老人の秘密 / 足腰が元気だと脳への血流がいい

イメージ 1
記憶力のいいスーパー老人の秘密 / 足腰が元気だと脳への血流がいい
 
人間は社会的な動物です。
だれでも社会的な活動が少なくなると、しだいに脳の能力も低下していってしまいます。
筋肉と同じように、脳も使わないとどんどん痩せていくのです。
 
ですが、最近、年をとっても元気なスーパー老人がたくさんいます。
 
高齢になったら物忘れがひどくなり、世の中の役には立たず、毎日猫と一緒にコタツに入って居眠りしている――そんな高齢者の姿を想像する人も多いと思いますが、まったく違う人もいるのです。
 
彼らは記憶力も確かで、毎日用事をつくって外出し、若者を使って世の中で大活躍しています。
 
どうしてこの頃、このようなスーパー老人がみられるようになったのでしょうか。
 
食事がよくなった、生活環境がよくなった、社会の脳への認識が高まった、老人を受け入れる社会環境が増えた、脳の医学が進歩した……いずれも正しいと思いますが、
 
・足腰の元気な人が増えた
・いつまでも好奇心が旺盛
 
この二点が理由だと思います。
 
足腰が元気だと脳への血流がいい
 
「人は足から弱る」という言い方を耳にしたことがあるかと思います。
足腰を鍛えるために、ウォーキングが人気ですが、歩くとどうよいのでしょう。
 
脳の大脳新皮質にある運動中枢で、足に命令を出す細胞は頭の頂点にあります。
そして、血液の流れと神経の活動は比例関係にあります。
 
つまり、歩けば歩くほど、運動によって血流がよくなり、神経の活動に必要な血液が脳のいちばん上まで送られ、その結果として神経の活動も活発になるのです。
 
マンションなどの屋上にある水道タンクと同じ要領で、脳のいちばん上まで送られた血液は、その後、脳全体に回ることになります。
血流がいいということは、当然のことながら、脳細胞に必要な酸素も栄養もきちんと運ばれます。
 
人間の脳も日々の花への水やりと同じで、毎日必要なエネルギーが規則正しく送られていれば、脳が痩せることを考えなくてもよいのです。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
詳細はこちらへ