過度のストレスは頭の働きを鈍くする

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過度のストレスは頭の働きを鈍くする
 
ストレスはゼロにすればいいというものではありません。
適度なストレスがかかると、身体はそれに対して逆らおうとより力を発揮し、脳も活性化します。
 
たとえば、あれこれ考えて工夫しないとできない仕事というのは、大変なだけに脳のパワーが必要です。
そのぶん、脳は鍛えられ、能力もアップします。
反対に、楽な仕事は考えなくてもできるので、ストレスにならない。
緊張感もないので、脳はがんばる必要もなく、能力は上がりません。
 
不便な環境に身を置くと脳が活性化するのも、これと同じ原理です。
 
このように適度なストレスは脳を目覚めさせ、最大限、最高の力を発揮しようとするので脳の力も強くなっています。
 
しかしながら、それが限度を超えたものとなると話は別です。
調味料の場合と同様に、強すぎるストレスは健康を害し、病気を引き起こすことがあります。
 
過度のストレスは脳の働きを低下させます。
過度のストレスが続けて起こった場合は、「まだ続くのか、まだやらなくてはいけないのか」と感情が反応してしまい、脳の動きも止まってしまいます。
 
また、脳は何か気になる問題があると、それを簡単に忘れて別の作業に集中することはできません。
ふだんの生活でいろいろな不安や問題を抱えている人は、それがストレスとなり、頭の回転も鈍くなってしまいます。
 
ストレスといかにうまく付き合うか、私たちにはストレス耐性を上手につけることが求められています。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12は、脳を正常に働かせるために必要な栄養素です。
飽食の時代にあって、私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから・・・
脳にはたえず栄養を与えることが理想なのです。
 
<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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