続・笑顔の力
顔がくしゃくしゃになるくらいの
フェイク・スマイル【強化版】で
コミュニケーションを取ると環境がよくなる
元気がなくなるというのは、脳や身体に負荷(ストレス)がかかっているからです。
人間にとって、その主要なストレスの一つが「人間関係」によるストレスです。
仕事でもプライベートでも、ソリの合わない人はいますし、また、仲がよかったはずなのに、ちょっとしたことで仲が悪くなったり、互いに攻撃的になったり、ということは絶えません。
この現代人にとって大きな問題の一つ、人間関係のストレスを軽減させる方法を考えてみましょう。
クラフトとプレスマンという心理学者の実験の結果、おもしろい事実がわかりました。
それは、より楽しく、よりストレスを減らせるのは、単に口角を上げるだけではなく、口を開いた笑顔だということです。
「くしゃくしゃの笑顔」と言われるような顔ですね。
この際、押さえておきたいポイントが目元です。
美容整形のお医者さんに言わせると、目尻のシワは「幸せ」をあらわすのだそうです。
思いっきりクシャクシャの笑顔になると、たしかに目尻にシワができます。
つまり、このシワは幸せのシンボルなわけです。
目尻のシワは見ている側も優しさや安心感を覚えます。
ご年配のおばあちゃんのクシャクシャの笑顔を見て、危険を感じて身構える人などまずいないはずです。
笑顔はもともと、相手に自分がその人の敵ではないことを示す合図でもあります。
何より重要なのは、良い笑顔は「伝播する」ということです。
つまり、まわりの人も笑顔にさせます。
たとえば、もらい泣きやつられあくびをしてしまうことがあります。
赤ちゃんが大人のマネをして笑顔を見せたりします。
これは脳の機能の一つで、人のマネをしたがるミラーニューロンという細胞の働きで、目の前にいる人の言動を、思わずマネするようになっているのです。
つまり、コミュニケーションにおいて笑顔には、
・自分のストレスを軽減させることができる(緊張感が減る)
・相手も笑顔にすることができる(場の空気がさらに和む)
この2つの大きな効果があるのです。
実際、笑顔で人と接すると、良いことがたくさんあります。
しかめっつらや無表情の人より絶対に印象は良いでしょう。
また、初対面の人とすぐ仲良くなれますし、交流を深めていくことができます。
笑顔で人と接することを心がけていると、いろいろな関わりも増えていきます。
対人関係の悩みは、努力で何とか解消できることが多いものです。
誰だって、ステキな笑顔の人と一緒にいたいものですよね。
まずは笑顔!
これが大きな突破口となります。
がんばりましょう!
「科学的に元気になる方法集めました より」
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この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
ビタミンB12について?
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