沈んだ気分を一気に上げる方法

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沈んだ気分を一気に上げる方法
 
手足の動きは、
表情よりもさらに優位に感情を動かす
楽しい動きをすると、楽しくなってくる
 
スポーツ選手には、さまざまな決まった行動(ルーティン)があるのはみなさんもご存知だと思いますが、真剣勝負の世界では、「練習どおりにパフォーマンスを発揮するにはどうすればいいか」が徹底されており、アクションは非常に重要な要素。
 
その一つで、たとえば卓球やテニスなどで得点を取ったとき、野球で投手が三振を取ったとき、ふと「ガッツポーズ」をする光景を見たことがないでしょうか。
 
「よっぽど嬉しいんだなぁ」と思いきや(もちろん嬉しいには違いないのでしょうが)、科学的に見ると、実はガッツポーズには競技のパフォーマンスを上げるための意味があります。
 
「身体の中でも、より主導権が強いのが頭部より下――自分の意思で動かしやすい手足になる」という考えは、心理学の中でも有力になりつつある説です。
 
サンフランシスコ州立大学のペパーらによる研究を紹介します。
 
この実験ではね被験者たちにスキップなどの楽しい動きをしてもらい、自分で感じる元気エネルギーがどのように変化するかを見ました。
 
ペパー教授は授業でも変な動きを学生にさせて、元気を出させるということをしているそうです。
たとえばこんなイメージでしょうか。
 
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このように不思議な動きをした結果がどうなったかというと、ポーズを取るうちに愉快になっていき、元気になったと言います。
 
つまり、表情よりも、身体の動きが心に与える影響はさらに強いということです。
 
スポーツ選手がガッツポーズをするのは、意図的にしろ無意識にしろ、そうすることによって「よりテンションを上げる」「勢いづける」という意味合いがありそうです。
 
これは私たちも同様で、たとえば大事な面接があるとき、重要な仕事が控えているとき、またちょっと凹むようなことがあったときは、ガッツポーズをしてみたり、テンション高めに飛び跳ねてみたりしてみましょう。
 
表情も気持ちも、自然と良いものになっていくはずです。
 
もちろんガッツポーズに限らず、「楽しそうな動き」は表情を明るくしてくれます。
 
たとえば、どの国にも伝統的な「踊り」があるものですが、踊ることによってみんなで「楽しい気持ち」「嬉しい気持ち」「神聖な気持ち」などが表現できるということを、人は太古の昔から知っていたのかもしれません。
 
ガッツポーズ以外におすすめのアクション
→ 全力で飛び跳ねる
→ 変なダンスを踊る
→ 「キーーーン!」と言いながら走る
 
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「科学的に元気になる方法集めました より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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