2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
第1章 <秘策4>塩分を減らし骨も強く 朝乳食と夜乳食 ここに効果的!→こつ(骨)けつ(血管)のう(脳) 日本人の塩分摂取量が多いのは、みそやしょうゆ、塩を調味料としてよく使うことが理由のひとつ。 また、カルシウムも不足しがちです。 そんな日本食の欠点を補…
第1章 <秘策3>5冠王の減塩法 ごちそうみそ汁 ここに効果的!→きん(筋肉)こつ(骨)けつ(血管)のう(脳)ちょう(腸) 長野県に赴任したときに最初に手掛けたのが、住民の方々の塩分量を減らすことでした。 当時の長野県は、脳卒中の罹患率が全国ワーストクラス! …
第1章 <秘策2>プチたん活の味方 たん活おやつ ここに効果的!→きん(筋肉)こつ(骨)ちょう(腸) 「朝たん」ともうひとつ、おすすめしたいのが「たん活おやつ」です。 とくに高齢の方は、食欲が減って1日3食しっかりとるのがむずかしいこともあります。 果物やお…
第1章 少し工夫して、楽しく、がんばらない!「長生き食事術」11の秘策! <秘策1>筋肉を増やす朝たん生活 みそ玉革命 ここに効果的!→きん(筋肉)ちょう(腸) 一度に体に吸収できるたんぱく質の量は限られています。 だから、やみくもにたんぱく質をとっても、…
「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」は意外と簡単! 長生き食事術5大ルール おいしいものを食べたもん勝ち。 でもちょっと工夫するのが鎌田式長生き食事術。 むずかしい技術はありません。 5つのルールを実践すれば、90歳を超えてもスタスタ歩ける人生が待っ…
毎食・バランスよく食べよう!「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」食材リスト きん(筋肉)、こつ(骨)、けつ(血管)、のう(脳)、ちょう(腸)を健康にする長生き食事術を紹介します。 その根幹となるのが食材。 このリストにあるように、それぞれに有効な食材があ…
【ちょう(腸)】腸は「第二の脳」で長生きの要 野菜と発酵食品で腸内環境を整える 腸は言うまでもなく栄養を消化・吸収する臓器ですが、免疫細胞の約7割が集中していて、体内に侵入した病原菌などから体を守る働きもしています。 さらに近年は、腸には約1億個…
【のう(脳)】認知症は生活習慣病のひとつ予防策の中心はなにより食事術 ぼくも最近は、人の名前が思い出せないことや、会話で「あれ、それ」という言葉が増えました。 脳のおとろえ、とりわけ認知症は、他人事ではありません。 誤解している人も多いのですが…
【けつ(血液)】人は血管から老いていく 薬より、まずは食習慣の改善を アメリカの医学博士ウィリアム・オスラーが「人は血管から老いる」という言葉を残していますが、まさにそのとおり。 若々しい血管が長生きの秘訣です。 そこで、血管の老化度が簡単に計…
【こつ(骨)】バランスのよい食事とこまめなカルシウムで骨太人生を ぼくは今、75歳で、骨密度は135%あります。 骨密度の正常値は80%以上ですから、我ながらすごい数値ですよね。 骨粗しょう症の人は全国で約1280万人。 更年期以降の女性の割合がとくに高く、…
長生きの合言葉は「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」 【きん(筋肉)】筋肉をつくり、フレイルにならないたんぱく質いっぱいの生活 40歳を過ぎると、毎年1%ずつ筋肉が減っていくといわれています。 そうなると恐いのが、フレイルです。 フレイルとは、筋肉の…
第11章 「はじめる」を応援する11のメッセージ 1 何かをはじめるにあたり、最初に必要なことは何でしょうか。 それはズバリ「机の上をきれいにする」です。 2 「今日、1時間だけ○○をする」を実行すると、 ただ流れていく一日に「特別な時間」が誕生します。 …
第11章 寝る前に「今日もよくがんばった」と自分をねぎらう 私がよく行くパワースポットというか、リフレッシュポイントに神奈川県鎌倉にある霊園があります。 高台にあって海もよく見えますし、天気がいい日は真正面に富士山がそびえ、とても気分がよくなり…
第11章 うまくいっても「自分の手柄」にしない 何かを成し遂げたとき、その手柄の割合を考えてみてください。 完璧にひとりで成し遂げたのなら、それは100%の手柄。 これは問題ありません。 問題はその先です。 誰かとふたりで「50%ずつ」の労力によって成し…
第11章 嫌いな相手であっても「協力を惜しまない」 相手を変えることはできないし、相手がいい感じで進んでいるときはせめて邪魔をしない。 そこからさらに一歩進んで、たとえ嫌いな相手であっても、相手に何かいい流れが来ているなら協力してあげる。 この…
第11章 「心を動かすこと」と「体を動かすこと」を休まない そもそも「豊かな人生」とはどういうものでしょうか。 人によって捉え方はいろいろですが、私が思うのは「常にワクワクできる人生」です。 何かを成し遂げたとか、大金を稼いだとか、そうしたこと…
第11章 「おはよう」と「ありがとう」を気持ちよく口にする 自律神経を乱すことなく生きていく上で、邪魔になるもののひとつが「人の評価」です。 結論からいえぱ、人の評価を気にすることなく、「自分がどうしたいか」を常に見つめていくことが大事です。 …
第11章 「今から取り戻せるもの」に意識を向ける 前向きに生きる。 よく耳にする言葉ですが、「前向きに生きる」とはいったいどういうことでしょうか。 私は「前向き」とは「今から取り戻せるものに意識を向けること」だと捉えています。 たとえば、仕事でミ…
第11章 がんばるのも修行、逃げるのも修行 人生は毎日修行。 この話をした際「苦難が降りかかったとき、それに向き合ってがんばっている人は修行かもしれませんが、苦難から逃げ出す人はどうなんですか」と質問されたことがあります。 なかなか興味深い視点…
第11章 生きているうちは「毎日が修行」 義理の父が亡くなりました。 年齢も年齢でしたし、本人の状況は十分過ぎるほど把握していたので、冷静に受け止めることができました。 葬儀のとき、お坊さんがこんな話をしていました。 生きているうちはずっと修行を…
第11章 自律神経を整え、人生を豊かにする行動習慣 生きている意味を考えてみる テーマは「人生を豊かにする」です。 長く自律神経の研究を続けながら、さまざまな講演をしたり、取材を受けたりしてきました。 その体験は、私にさまざまなことを考える機会を…
第10章 自分のことは「実力以下に言っておく」 私たちはつい「自分を大きく見せたくなる」ものです。 顕著なのは初対面の自己紹介。 自分が「いかに大きな会社に属しているか」「どれほど重要で価値ある仕事をしているか」「こんな有名な人ともつき合いがあ…
第10章 「相手の意見」に反応しない 人から「いいこと」をいわれれば嬉しいし、「嫌なこと」をいわれれば嫌に気分になる。 誰でもそうだと思いますが、自律神経を乱さない生き方として私がおすすめしたいのは「いいも、悪いもその人個人の意見にすぎない」の…
第10章 自分に合う健康習慣を見極める 私はもともと午前中を充実させるアーリータイムを実践していますが、早朝をもっと充実させたいと思い、4時半から1時間ほど散歩をする習慣をはじめてみました。 これだけ聞くと「なんとも体によさそう」と感じる人も多い…
第10章 「午前中」にほとんどの仕事を終える 人間のバイオリズムとして午前中は自律神経の状態がよく、仕事やその他の用事を効率よく進めることができます。 朝が苦手でない人なら、早朝から動き出す「アーリーワーク」はおすすめです。 朝4時くらいに起きて…
第10章 「人生を彩ってくれる要素」を複数持つ 自律神経を整える考え方として「自分でコントロールできるものか」「そうでないか」を考え、前者に意識を向けることを常に説いています。 そういう意味では「組織から自立(自律)した生き方」をすることはとても…