あなたの生活のリズム、乱れてはいませんか?

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あなたの生活のリズム、乱れてはいませんか?

私たちは本来、朝・昼・夜と、決まったリズムの中で一日の生活をしています。
これが乱れてくると、体のいろいろなところに不具合が生じます。
近年、このリズムを刻む、いわゆる体内時計のメカニズムが解明され、睡眠・覚醒や血圧・体温、ホルモン分泌といった生理機能に大きな影響を与えていることがわかってきました。

体内時計の中心は、脳のほぼ真ん中の視交叉上核(しこうさじょうかく)という神経細胞の集まりに存在し、ほぼ24時間周期のリズムを作っています。
これを中枢時計といいますが、このリズムは、時計遺伝子といういくつかの遺伝子ネットワークによって作られています。
時計遺伝子は、一日の決まった時間に決まったたんぱく質を合成し、朝・昼・夜それぞれの時間のリズムを刻みます。(たとえば朝では、ClockとBmal1という遺伝子がそれぞれ固有のたんぱく質を合成し、体の中の活動を活発にするのです)。

この体内時計は、脳の中だけでなく、全身の筋肉や肝臓、心臓、肺といった臓器にも存在します。
これを末梢時計といいますが、こうして臓器ごとに専用の時計を持たせ、体全体の調和をうまく調整するしくみになっているのです。

たとえば、膵臓から出るインスリンもこの体内時計と深く関係したホルモンです。
ですから、夜型になってこの体内時計のリズムが狂ってくると、インスリンが働きにくくなり糖尿病にかかりやすくなります。
睡眠時に多く分泌される成長ホルモンや睡眠のリズムを作るメラトニンというホルモンも、この体内時計と大きく関係していることがわかっています。

さて、それではいったん乱れたリズムをとり戻すには、どうしたらよいのでしょう?そのずれを修正するカギを握っているのが、光と朝食なのです。
じつは体内時計の刻むリズムは、24時間より少し長い約25時間です。
ですからそのままほうっておくと、しだいに昼夜のリズムにずれが生じてしまいます。
私たちは朝の光を浴びることによって、体内時計がリセットされます。
さらに最近の研究では、光は中枢時計に作用しやすく、食事は末梢時計に作用しやすいと考えられるようになってきました。
夜更かしが続き、朝はぼんやりという悪循環を断ち切るには、朝の光をたっぷり浴びて生活のリズムをとり戻すこと。
そしてきちんと食べることがたいせつなのです。
「栄養と料理より」

【ビタミンB12情報】
時差ぼけはビタミンB12で治る!?

最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。
「栄養成分バイブルより」

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