ストレスが引き起こす病気

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ストレスが引き起こす病気

極度に緊張すると、交感神経の異常な興奮が起こります。
その結果、心臓、とくに心房が急速に強い収縮、弛緩を繰り返します。
さらに、交感神経の刺激が強くなると、心房の一部は収縮し、別の部分は弛緩するようになり、心房全体として拍動しなくなります。このように状態を心房細動といいます。

心房細動が起きると、その中で血流が渦をまくようになります。すると、血液は固まりやすくなり、心房の中で血栓ができます。
この血栓心室に流れ、さらに大動脈から出て体循環にのります。
それが、たとえば中大脳動脈に入って血管を詰まらせると、脳梗塞になります。

つまり、血液が“さらさら”になるようなものを食べ、肥満を防ぐ為過食を避け、運動を欠かさずにいても、心の平安が保てなくては、血栓ができてしまうのです。

同じことは糖尿病にもいえます。お年寄りで事業が倒産したり、大切にしていたお孫さんを交通事故で失ったりしたようなとき、急に糖尿病を悪化させることがよくあります。
ストレスホルモンのコルチゾルの影響で血糖値が上がり、さらにインスリンの働きが妨げられるのです。

もともとヒトを含めて動物は、天敵の攻撃を受けるような、自分の生命が脅かされる恐怖に伴ってストレスを感じます。
そのような場合には、全力をあげて闘わなければなりません。あるいは、その攻撃をかわして逃げなくてはなりません。

そのとき必要なのは、エネルギー源のブドウ糖です。
生体はブドウ糖をできるだけ多く脳と筋肉に送るために、それ以外の臓器のブドウ糖の使用を減らそうとします。
つまり糖尿病の状態を作り出すのです。これがストレス状態です。

このような反応は、痩せて血糖値が低い人にも起こります。
一見、健康な人でも、血糖値が常に上がるようになり、細胞がブドウ糖を摂り込めない状態が続けば、さまざまな細胞の機能を傷害し、それが本当の糖尿病を生むのです。

≪脳の健康こそ幸せの根源≫
このように考えてくると、体のマスター臓器は脳で、その健全化を図るような生き方、食べ方こそが、私たちの健康、長寿を実現させてくれるのではないかと思われます。
ダイエット(体の健康)に目を奪われて、脳を栄養失調にするようなことがあれば、結局、体の健康も損なわれることになります。

DNAの二重らせん構造を解明し、生物学に革命を起こしたワトソン博士は、次のように述べています。
「20世紀にもてはやされた、体の健康のためによいとされたダイエットは、おそらく脳の健康をないがしろにしてきただろう」

私たちが健康でありたいと思うのは、幸せな人生を送りたいからです。
幸せと感ずるのは脳です。たとえ、どれほど体が丈夫でも、脳が働かなければ、幸せも生き甲斐も感じることはできません。
だとすると、脳の健康を無視して幸せになるなどということは、あり得ないのではないでしょうか。
「脳の栄養失調 脳とダイエットの危険な関係 より」

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脳の栄養に気を使ったことはありますか?
飽食の時代にあって、実は私たちの脳は栄養不足状態です。
脳は大食漢、でも貯蔵はできません。
だから脳にはたえず栄養を与え続けることが理想なのです。
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