脳細胞って大人でも増える?

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脳細胞って大人でも増える?

脳の中にある細胞には2種類の細胞があります。
ひとつは「脳神経細胞」と呼ばれるもの。これは、私たちが「脳細胞」と思っているもの、そのものです。さまざまな情報処理=脳活動をしている細胞たちです。
もうひとつは「グリア細胞」と呼ばれるもの。この細胞は、脳の情報処理には直接は関わりません。

グリア細胞の働きは、完全にはわかっていませんが、おそらく、
神経細胞へ栄養を渡す
絶縁物質(髄鞘)を作る
こわれた脳細胞を掃除する
の3つの仕事をしているのではないかと考えられています。このグリア細胞は、年齢とともに増加することが知られています。

神経細胞は生まれたときにもっとも多く、大脳に2千億個位あると考えられています。

神経細胞は生後どんどん死滅していくだけだと、ちょっと前までは考えられていました。
ですから、以前でしたら、答えは「大人どころか子供も脳神経細胞が増えることはない」になっていました。
ところが、最近は医学の進歩により、さまざまなことがわかりだしてきました。
一例として、骨髄移植した患者で、脳神経細胞が新しく作られる証拠が発見されました。

骨髄移植は、白血病などの血液の癌の場合に必要になります。
例えば白血病では、骨髄では癌化した細胞がどんどん作り出されます。
製造元である骨髄の細胞を抗ガン剤や放射線で殺してしまえば、癌化した白血球も死滅し、増えることはありません。
しかしそのままでは、正常な血液も作り出せなくなってしまうので、治療後に、他人の骨髄を移植するのです。
移植された健康な骨髄の細胞が、新しく健康な赤血球や白血球をどんどん作り出します。

この骨髄の細胞は、全身のさまざまな細胞を作り出す力を持っていることが知られているのですが、骨髄移植を受けた人たちが亡くなったあとに脳を調べると驚くべきことが発見されたのです。
男性の骨髄を移植された女性の小脳に、XYの染色体、つまり男性の染色体をもつ神経細胞があったのです。
割合にして、約0.1%の細胞に認められました。患者は女性なので、性染色体はすべてXXのはずです。
XYの染色体を持つ細胞は、もちろん骨髄を移植した男性のものです。

ですから、脳神経細胞が骨髄移植後、つまり大人になってからも増えているという、明白な証拠が見つかったのです。
「脳をパワーアップしたい大人のための脳のなんでも小事典 より」

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