ならないための予防・対策が肝心です

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ならないための予防・対策が肝心です。

大事な脳の血管が切れたり、つまったりする病気が脳卒中です。
脳出血(脳内出血)、脳梗塞などの脳血管疾患を総称して、脳卒中と呼んでいます。
昭和40年代から死亡率は下がってきましたが、現在も死亡原因の3位にあります。

この40数年間で、脳卒中の主流は脳出血から脳梗塞へと変化してきました。
また、死亡率は下がっていますが、患者数はむしろ増加しています。
脳卒中で一度倒れると、後遺症が残り社会生活が困難になる場合もあります。
また認知症にも関係してくることからも、まず、「ならないための予防・対策」が肝心です。

<無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)のサインをキャッチしよう>
一過性脳虚血発作を起こすりも軽い段階でも、さまざまな症状が現れることがわかってきました。

じつは、中年以降では、脳の血管にごく小さな血栓ができることは珍しくありません。
それが血管を詰まらせることにならないのは、血流によって溶かされているからです。

ごく微小な血栓のことを、無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)と呼んでいます。
特に自覚症状はありませんが、CTスキャンやMRIなどの装置で脳の状態を画像としてとらえると、
ごく微小な血栓も発見されます。
認知症の人の脳をCTスキャンやMRIで見ると、無数の小さな脳梗塞が見られることから、
認知症の原因にもなると考えられています。

無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)は、CTスキャンやMRIなどで画像診断すると発見されますが、
しかし、とりたてて自覚症状はありません。
脳神経外科専門の医師によると、次に紹介するテストで無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)はかなり高い確率で発見できるといいます。

● 渦巻きなぞり
紙に鉛筆かボールペンで渦巻きを書きます。できるだけ正確に5mm間隔の渦巻きを、5周くらい書きましょう。
次に、違う色の鉛筆かボールペンを使い、先に書いた5mm間隔の渦の間を、両側の線に触れないようになぞり、もう一つ新しい渦巻を書きます。10秒以内で書いてください。

医師によると、このテストで2ヶ所以上、最初に書いた線と重なったり、はみ出したりするようなら、
大脳基底核や小脳に脳梗塞が発生していると考えられるといいます。

● 指はじき検査
右ひじをついてテーブルの上に置き、軽く手を後ろにそらすように曲げます。
右の手指は軽く屈折させ、ちょうど卵を持ってかかげたようなかっこうをします。
左手の中指と親指を使って、右手の中指の先端を強くはじきます。
左右の手をかえて同じように行います。

この検査で、はじかれた中指と同じ側の親指が強く内側に曲がる場合には、無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)の疑いがあります。
どちらか一方の手のみ反応がある場合には、錐体路に障害があると考え、反応があった反対側の脳に無症候性脳梗塞(隠れ脳梗塞)の疑いがある、と述べています。

動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病が脳卒中のリスク>
脳卒中の発症には、さまざまなことが原因として影響しますが、なかでも深い関係があるのが、
動脈硬化と高血圧、高脂血症、糖尿病です。

動脈硬化は、太い血管である動脈が硬くなり、血管の内腔が狭くなった状態です。
また末梢の細小動脈が硬化すると、切れたり詰まったりしやすいので、
脳動脈の動脈硬化が進むと脳出血脳梗塞を起こしやすくなります。

高血圧は、脳出血にも脳梗塞にも深くかかわっています。
血圧が高いと、脳の細い動脈に高い圧力がかかることから、血管がもろくなり、
血管が破れる直接の原因になります。

血管がもろいということは動脈硬化が進んでいるということであり、高血圧は動脈硬化を進行させます。
血管壁が切れると、血小症の働きによってこれをふさごうとします。
ところが、その修復された部分がはがれ、それが血管に詰まり、脳梗塞をおこすこともあります。

高脂血症は、血液中に脂質が過剰にある状態をいいます。
血液中に過剰にあると、血管壁に沈着して動脈硬化を促進させます。
そして、脳卒中の中でも脳梗塞を起こしやすくなります。

糖尿病もまた、脳卒中のうち脳梗塞の原因になります。
血糖値が高い状態が長期間続くと、血管壁にコレステロールが沈着しやすくなり、
動脈硬化が促進します。
また血糖値が高いと、血管内での血小板の凝集作用(出血を補修する作用)が高まり、
血栓ができやすきなります。

動脈硬化が促進し、血栓ができやすいのですから、糖尿病の人は血糖値をよい状態にコントロールしていなければ、脳梗塞にかかるリスクが普通の人より高くなってしまいます。
糖尿病の人は高血圧を合併しているケースが多く、その場合、さらにリスクは高まります。

脳卒中の予防>
脳卒中を予防するには、先に述べた動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病を防ぐことが重要です。
誤った食生活、運動不足などを改善しましょう。
(生活習慣病にならない方法 より)

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高次脳機能障害5ヶ月が過ぎて・・・
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