ルチンは抗酸化成分の強い不老成分

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ルチンは抗酸化成分の強い不老成分
 
長生きするためにも、そば屋さんが出してくれる「そば湯」はしっかり飲みましょう。
お客さんが、そばを食べ終える頃を見はからって、そば屋さんが湯桶に入ったそば湯を出してくれます。
そば湯」は、一般的にはそばを茹でた茹で湯のこと。
そば粉には、毛細血管を丈夫にして脳出血などを防ぐ効果で注目されているルチンが豊富に含まれています。
 
ところがルチンは水溶性のために、そばを茹でている間にどんどん茹で湯の中に溶けだしてしまうのです。
さらに、そば粉にはビタミンB1B2などのB類がたくさん含まれているのですが、こちらも水溶性。
したがって、そば湯は、そば粉の茹で湯ですから、ルチンやビタミンB類の貴重な供給源にもなっているのです。
その上、そば粉中のタンパク質や炭水化物なども、量的には少ないとはいえかなり溶けているのです。
 
ルチンはビタミンCと一緒に摂取すると毛細血管の強化作用がいっそう強くなる性格があります。
そこでおすすめしたいのが、薬味のネギを残しておくことです。
もちろん根茎よりも、青々とした葉の方にビタミンCはより多く含まれています。
 
ルチンはそばに含まれている抗酸化力のきわめて強いポリフェノールでもあり、昔からそば好きなお年寄りは長生きといわれてきた根拠とみてよいではないでしょうか。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12”ビタミンB1”は、脳や全身の神経・筋肉の働きを活性化します。
ビタミンB1”は、神経の回復剤として、老人性認知症アルツハイマー病に有効なことが学会で発表されています。
また、ビタミンB12”は、選択的に脳神経に利用されることが知られています。
ビタミンB群はバランスよくとることで相乗効果を発揮します。
 
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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