ミカンが若々しさを保ってくれます

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ミカンが若々しさを保ってくれます
 
ミカンの濃いオレンジ色は、カロチノイドの一種のβ・クリプトキサンチンで、カロテンよりも強い抗酸化作用を持つことで知られています。
また、この色素成分には、強力な発ガン抑制の働きがあることも解明されているそうです。
 
ミカンは、ビタミンCのすぐれた供給源でもあり、大きめのものを二個も食べれば、一日の必要量をほぼ満たしてくれます。
ビタミンCは、人体のタンパク質の約30パーセントを占めるコラーゲンの生成には、欠かせないビタミンです。
 
コラーゲンは、骨や軟骨、皮膚、粘膜などに含まれていますが、不足すると、肌のうるおいを失い、老化が進みます。
ビタミンCがコンスタントに供給されると、コラーゲンの生成が促進され、血管や皮膚、軟骨、そして、胃の粘膜などの組織が、常に丈夫に保たれ、傷ついた組織の再生もスムーズに行われることがわかっています。
 
しなやかな血管や若々しい肉体、肌などを維持するためには、不可欠なのがビタミンCなのです。
ビタミンCには、酸化力の強い活性酸素の攻撃から体を守り、脳細胞の老化を防ぐ作用もあります。
増大する一方のストレスから、心身をガードしてくれるのもビタミンCです。
 
ミカンの袋には食物繊維のペクチンが多く、腸内の老廃物や発ガン性の有害物、コレステロールなどをすっぽりと包みこんで、排出する働きがあります。
「長寿食365日 より」
 
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ビタミンB12”ビタミンB1”は、脳や全身の神経・筋肉の働きを活性化します。
ビタミンB1”は、神経の回復剤として、老人性認知症アルツハイマー病に有効なことが学会で発表されています。
また、ビタミンB12”は、選択的に脳神経に利用されることが知られています。
ビタミンB群はバランスよくとることで相乗効果を発揮します。
 
現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、一方では動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。

脳と神経の修復・再生のビタミンB12
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