音読はなぜ脳に良いのか

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音読はなぜ脳に良いのか
 
音読が脳に良いというのは、最近よく言われていることですが、これは目と口の運動であるだけでなく、脳の入力→情報処理→出力という要素が連続的に含まれているからです。
目で文字面を追っているだけでは理解していないこともありますが、スラスラと音読するためには、ある程度内容が理解できていなければいけません。
そこに確実な脳の情報処理があります。
しかも、それと同時に、声に出すという出力もあります。
 
朝のうちにこの連絡をスムーズにしておくことは、目や耳で捉えた情報をパッと理解したり、考えたことをスラスラと話したり、文章化したりすることに良い影響を与えます。
スポーツにたとえて言えば、簡単な連係プレイの練習もしておくといったところでしょうか。
 
特に、会話の少ない環境にいる方は、ぜひ音読を習慣に取り入れてみて下さい。
ただ読むだけでなく、人に聞かせるつもりで読むともっといいでしょう。
 
手で物をつくる活動を習慣に
 
料理やガーデニングが朝のウォーミングアップとして効果的である理由は、一つには部屋の片付けと同様です。
手をよく使う運動であるだけでなく、前頭葉を使って選択・判断するという要素が入っています。
しかも、どちらも思考系を使うクリエイティブな活動です。
朝の活動に限らず、手を使って物をつくるということは、脳によい刺激を与えます。
 
また、自然に手で触れるガーデニングには、癒しの効果も期待できるでしょう。
感情系が癒されていると、それが暴れてイライラするのを抑えるために前頭葉のエネルギーを割かなくても済むので、より気持ち良く思考系を使えるようになります。
 
朝起きる時間やウォーミングアップの内容は、人それぞれでかまいません。
もっとウォーミングアップに時間を取らないと脳が活性化しないという人もいるでしょうし、朝からそんなに動いたら疲れてしまうという場合もあると思います。
いろいろと試してみて、自分に合った朝の過ごし方を見つけて下さい。
 
原則としておぼえておいていただきたいポイントは、次の三点です。
 
●脳の活動を安定させるには、生活のリズムを安定させることが大切
●そのためには、まず生活の原点を作ることが大切。朝一定の時間に起きよう
●脳にもウォーミングアップが必要。足・手・口を意識して動かそう
 
これは、どんな脳トレーニングをするよりずっと大事なことです。
現代人には、それを蔑ろにしている人が非常に多いのではないでしょうか?
その習慣を改善するだけで、見違えるように脳がよく働くようになる人が少なくないと思います。
 
脳を活性化させる朝の過ごし方
 
出社ギリギリの時間に起き。10分も歩かずに電車に乗って会社に向かい、パソコンに向かって仕事をするという人は、少し早めに起きて、次のうちどれか二つを実行してみて下さい。
特に午前中、脳の働きやすさがまるで違って感じられるはずです。
 
・散歩などの軽い運動
・部屋の片づけ
・料理
・ガーデーニング
・挨拶+一言
・音読(できれば10分以上)
「脳が冴える15の習慣 より」
 
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最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
海外旅行の時差ぼけも、なかなか解消しにくいものですが、B12を試してみてはいかがでしょう。「栄養成分バイブルより」
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
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