老化を防いで免疫力アップ!

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老化を防いで免疫力アップ!
 
免疫力を下げる大きな原因の一つとしてあげられるのが、老化!
誰もが向き合わねばならない老化の速度を抑える、食生活のコツを教えます!
 
≪老化のしくみと原因≫
 
老化は、免疫力を下げる原因の1つです。
老化は避けられないものですが、老化による免疫力ダウンには個人差が大きく、食生活を工夫することによって、老化のスピードを遅くしたり、病気にならないようにしたりもできるのです。
 
ところで、老化とはどういうしくみから起こってくるものなのでしょうか?
 
老化は、私たちはカラダの内側から起きてくるものです。
カラダのなかでは、呼吸や新陳代謝を行うために絶えず細胞が酸化、つまり鉄がサビるように古くなってしまうという現象が生じています。
このときに、細胞の遺伝子が傷ついてがん化したり、免疫細胞そのものがダメージを受けて衰えるといった、いわゆる「老化」が起きているのです。
 
また、これと同時にカラダは、紫外線や喫煙、飲酒、多すぎる脂肪摂取といった外側からも攻撃を受けています。
私たちは日々老化と闘っているのです。
 
≪決め手は「野菜・キノコ・海藻」≫
 
現代の食生活には、老化を進めてしまう悪条件があふれていますね。
しかし、日ごろの食生活次第で老化を抑えたり、免疫細胞を強くしたりすることも可能です。
 
カラダも一方的に攻撃され続けているのではなく、老化と闘う力ももっています。
これも免疫の仕事なのです。
そこで、カラダの老化や免疫力の低下から守る抗酸化微量性栄養素と呼ばれるビタミン類やポリフェノールなどの出番です。
これらは緑黄色野菜や果物に多く含まれています。
 
とくに、ビタミンA(ベータカロテンを含む)、ビタミンC、ビタミンEは老化を防ぐ効果が高い栄養素です。
これらは免疫力アップをもたらし、一度落ちた免疫力をもとの強さに戻す効果もあります。
しかも、生活習慣病の予防効果を合わせもっているのです。
 
ビタミンAはホウレンソウやニンジンのような緑黄色野菜や、ミカン、オレンジといった柑橘類に多く含まれています。
ビタミンCは新鮮な野菜や果物全般に豊富です。
ビタミンEはゴマやアーモンドなどのナッツ類、綿実油やサフラワー油といった植物油、緑黄色野菜に含まれています。
 
そのほか、近年注目されているのが、ポリフェノール
ポリフェノールとは、野菜や果物の色素や苦味成分の総称です。
ですから赤ワインやココアにしか入っていないというものではなく、普通の野菜にもたくさん含まれています。
 
ビタミン類やポリフェノールのほかにも、免疫力を活発にする成分が次々と解明されています。
 
たとえば、ニンニクやネギなどの独特の香り成分や、キャベツやダイコンのから味成分などにはがんと闘う力を高めてくれたり、抗アレルギー作用があることもわかってきました。
 
また、野菜やキノコに多く含まれる食物繊維は、カラダに入ってきた有害物質を外に出してしまう働きが高い成分です。
 
そのほか、緑黄色野菜だけでなく、野菜全般やキノコ、海藻類は免疫力を高める万能選手として積極的に食べていきたいものですね。
 
≪あれこれ食べてみよう≫
 
各栄養素にはそれぞれすばらしい効果があります。
そして、これらは単独で食べるよりも、いくつかの成分を同時に摂取したほうが、免疫力を増強する効果がさらに高まることがわかっています。
好き嫌いをせずに、積極的にいろいろな食品を食べることをおすすめします。
「免疫力を上げるコツ より」
 
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ビタミンB12は、葉酸とともに核酸の合成を助け、脊髄、胃腸の粘膜などで活躍します。
蛋白質核酸の生合成を推進しますので、免疫学的な効果、たとえば抗体(蛋白質]産生が強化されても不思議ではありません。
 
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
 
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもビタミンB12はおすすめです。
もうひとつ忘れてはいけないのが、ホモシステイン血症との関わり。
遺伝的なもの以外では、ビタミンB12不足により引き起こされるホモシステイン血症は、進行すると動脈硬化心筋梗塞の危険性が高まるといわれています。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
生活習慣を変えるとともに栄養面の改善も非常に大切です。
 
ビタミンB12について