認知症-“ボケの芽”が育っていませんか?-

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認知症-“ボケの芽”が育っていませんか?-
 
◎予防するチャンスは2回ある
 
認知症は、そのものずばり、血液循環が関係する疾患です。
アルツハイマー認知症を中心に、お話しましょう。
 
アルツハイマー認知症は、症状が現れる約20年前に、脳内に“ボケの芽”といわれるものが生じます。
この芽は、精密検査をしても発見できないくらい小さいものです。
発見されないまま約15年間、成長を続け、その間は何の症状も現れません。
そして、その後の5年間で、「これは怪しいぞ」という症状が現れます。
 
つまり、アルツハイマー認知症を予防するチャンスは、症状がないままボケの芽が成長を続ける15年間と、その後の5年間の2回あります。
このチャンスを絶対に見逃してはなりません。
 
それには血液循環を促進することです。
その方法としては、全身運動もさることながら、もっとも簡単で効果的なのが、よく噛むこと、つまり咀嚼です。
 
よく噛むと、脳循環は4050%も増加するという報告があります。
脳循環を促進する薬でも、その効果は平均して3040%ですから、咀嚼の威力がどれほどのものか、おわかりいただけるでしょう。
 
◎食後のガムで咀嚼回数をクリア
 
ただ、残念なことに、いま日本は「軟食」の時代です。
本来、脳は1食あたり最低でも1500回の咀嚼回数を必要とするのですが、軟食時代の1食あたりの咀嚼回数はわずかに620回。
とても足りません。
 
そこでおすすめしたいのが、食後に1枚のガムを噛むことです。
ガムの種類によっても違いますが、味がなくなるまで噛むと7001200回の咀嚼回数になります。
食事と合わせれば、なんとか1500回を超えます。
 
では、脳血管型認知症はどうでしょうか。
脳血管型認知症は、高血圧や動脈硬化を押さえ込めれば、脳梗塞脳出血も起こらず、脳血管型認知症の発症を防ぐことも可能になるのです。
「詰まらない破れない 血管を強くする本 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

<ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。
 
ビタミンB12は、水溶性(水に溶ける)ですが、脂肪成分となじみやすい構造をもっています。
脳は、たんぱく質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのため、ビタミンB12はたやすく脳に入り、脂肪成分による汚れで詰まった部分を洗い出すことにより、元どおりの健全なものに復元し、また、切れた部分があればつなげて、修復作用を発揮します。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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