脳が冴える時間、働かない時間

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脳が冴える時間、働かない時間
 
あなたは、「頭が冴えているな」と気がついたことはありませんか?
 
頭もよく回り、いろいろなアイデアもわいてくる。
仕事もサクサクはかどり、企画書もスラスラかけてしまう。
急に頭がすごくよくなったような気分です。
 
反対に、「頭がうまく働かない」と感じるときもあると思います。
 
頭がぼんやりして、アイデアも全然出てこない。
集中力もなく、何かしてもすぐに飽きてしまう。
ついうとうとと眠くなってしまい、なかなか仕事が先へ進まない。
 
「頭が冴えた状態」「頭がうまく働かない状態」を言い換えれば、「脳の覚醒度」の問題となります。
「脳の覚醒度が高い」とは、脳がはっきりと目覚めて十分に活性化している、よく働ける状態にある、ということです。
 
「脳の覚醒度が低い」のはその逆で、脳が眠ったようになっていて、うまく働けず、不活性の状態となります。
これは気合や根性でどうにかなる問題とはまた別のことです。
 
なぜかといえば、「脳の覚醒度」が高い時間帯、低い時間帯というのが、1日の中で決まっているからです。
「一生衰えない脳のつくり方・使い方 より」
 
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どのビタミンも老化を防止しますが、とくにビタミンB類はもっとも重要なビタミンとされます。
ビタミンB類には、ビタミンB1、B2、B6、B12ナイアシンパントテン酸、そして葉酸などが含まれています。
ビタミンB類は、1つが欠乏しているときには、他のビタミンも欠乏していることが多いようです。
 
食べ物に含まれるビタミンB12は、そのままの形では吸収されません。
胃から分泌された内因子と結合する必要があるのです。
このために胃を切除した人では、ビタミンB12が欠乏して貧血をおこすことがあります。
 
また、現在60歳以上の人の20パーセントでビタミンB12の欠乏が見られます。
これは歳をとると胃の機能が低下し、内因子の分泌が低下するからです。
 
血液検査では見つけられないような軽度のビタミンB12の欠乏でも、認知症に似た神経異常を引きおこすことがあります。
とくに高齢者では、ビタミンB12の値が基準値の範囲にあっても、それが下限値の場合には、記憶障害をおこすことが知られています。
 
近年、日本人の死因の上位占めているガン・心筋梗塞・脳血管系の疾患、そして高血圧症などの生活習慣病の多くは、戦後、日本人の食生活が欧米化し、動物性食品を多くとるようになったことに起因すると言われています。
 
長寿のためには、動物性食品を控えた方が良いという事ですが、動物性食品を摂らないことからビタミンB12を摂取できなくなる恐れがでてきます。
ビタミンB12を摂取できないことで、脳のビタミンとしての作用が欠落してしまうという深刻な問題も起きています。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働きます。
また、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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