自分の人生は「今生きているこの一回だけ」

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自分の人生は「今生きているこの一回だけ」
 
より普遍的な「時間を上手く使う方法」について解説しましょう。
 
時間は、自分では使ったつもりがなくても確実に減っていくお金のようなものです。
 
そしてそれは、すべての人に平等に与えられています。
 
特に若いうちというのは、自分の使える時間が無限にあるかのように思ってしまいますが、どんなに長い人でも、「今年もあっという間に終わってしまった」を数十回繰り返せば終わりです。
 
今日無駄遣いした時間を明日取り返す、ということは本質的にはできません。
今日という日は今日しかないし、自分の人生は「今生きているこの一回だけ」です。
 
かといって、趣味の時間や家族と過ごす時間を極端に削ってまで、仕事や勉強の時間を増やすことが、時間を有効に使うことだとは思いません。
無理にそういうことをしていると、歳を取ってから後悔するような気がします。
 
趣味の時間や家族と過ごす時間こそ、その時に楽しまなければ色褪せてしまうものだからです。
 
また、ただぼんやりしていたり、他人から見ると下らないことをしていたりする時間も、その時の自分にとって必要であれば、大切だと考えています。
 
ぼんやりと街の景色を眺めながら、心の傷が癒えるのを待ったり、ふとした思いつきで映画館に入り、偶然見た映画に教えられることがあったりする。
 
人生の熟成は、そうやって進んでいくものだと思います。
 
そういう時間も取りながら、自分の時間の使い方に後悔しないためには、毎日コンスタントに「充実した数時間」をつくることが大切ではないでしょうか。
「脳から自分を変える12の秘訣 「やる気」と「自信」を取り戻す より」
 
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私たちの脳の中で司令塔のような役割をしているセロトニン神経という神経細胞が弱ってきており、軽い不調からうつ病、パニック症候群、さまざまな依存症などを引き起こす原因になっています。
この現象は大人から子どもまで老若男女に広がっています。
セロトニン神経は、日を浴びることや意識した呼吸、簡単な運動をすることなど日常生活に少し工夫を加えることによって鍛えることができます。
 
神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
仕事がたまっていたり、疲れていたりするときに、自分の思いどおりに物事が進まないと、イライラしやすくなります。
また、つねにイライラしやすく、状況によってキレやすくなるという人もいます。
こうしたイライラの原因は、脳の神経を伝達する機能の低下によって、脳の緊張・興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。

脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には多く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
植物性でも例外的に、納豆やみそなど発酵食品、のりなどの海藻に含まれます。
 
ビタミンB12は腸で吸収されます。
しかし、その前に胃の内因子と結合することで吸収される状態を作っているため、胃を切除している人などの場合は、胃の内因子なしで吸収されるために大量のビタミンB12を補給する必要があります。
胃の粘膜が萎縮している人や、胃の働きが弱い人も同様です。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
人間の体質改善は約3ヶ月程度が基準となっているため、続けなければ効果が得られません。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。
 
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