不健康アメリカに改善の兆し! その陰に……

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不健康アメリカに改善の兆し! その陰に……
 
日本ではまだなじみが少ないアマニですが、欧米ではずいぶん前からヘルシーな機能性食品として注目されています。
 
アマニが注目され始めたのは、2000年代のはじめ、アメリカで医療費の増大が問題視されたときです。
 
死因の第1位だった「心筋梗塞」を予防するためには、「オメガ3脂肪酸(EPA)」の摂取が有効で、それには「アマニ」がよいと注目されたのです。
 
アメリカでは「フラックスシード」と呼ばれ、当時、日本でも話題になったので覚えている方がいるかもしれません。
 
海外も含めたアマニの生産量は約230万トン、このうちカナダの生産量が2分の1から3分の1を占め、世界最大の輸出国となっています。
 
そのため、カナダでは食品としてのアマニが普及しています。
2013年にカナダで流通しているアマニ製品は550種類以上と多種多様です。
雑穀としてそのまま販売されていたり、パンに入っていたり、健康補助食品、スナック、ドライシリアル、調理用油などに利用されています。
 
カナダやアメリカでは、アマニを摂取することで血液中のコレステロールを下げるという研究報告がいくつもあります。
 
ヨーロッパでも健康食品として人気があり、とくにドイツでの1人当たりの消費量は年間約1キロ。
これは日本でのごまの消費量と同じです。
 
「ローストアマニ」は食べてもおいしい
 
少し前にチューブに入ったしょうがを持ち歩き、何にでもショウガを加えて食べる“ジンジャラー”が話題になりました。
 
しょうがと同じようにアマニを持ち歩いてなんにでもかけて食べる、“アマニスト”が増えれば、血管が若返る人が増えて、動脈硬化による病気が減るのではないか、そう思っています。
 
毎朝のジュースにアマニ油を入れ、昼食や夕食にはローストアマニをどんどんふりかけて食べています。
 
ふだんの食事にアマニを取り入れている“アマニスト”です。
 
何より気に入っているのは、アマニは食べてもおいしいところです。
 
美容、健康によく、若返りの効果が得られるだけでなく、加えると風味や食感がアップしておいしくなるのですから、やってみないと損ですよ。
 
厚生労働省は「オメガ3脂肪酸」を、1日に1.82.4グラム以上とるようすすめていますが、毎日活用すれば不足する心配はないでしょう。
「血管の名医が教える15歳若返る習慣 より」
 
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隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。

認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
もしビタミンB群のビタミンB12葉酸があれば、ホモシステインは分解されます。
 
人の体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
30代では個人差はさほどありませんが、40歳を過ぎて中年期に入るころからだんだん差が生じ、65歳を過ぎて高年期に入ると、健康状態にはっきりとした差が出ます。
健康寿命をのばす食生活に加えて、年代別の食べ物・食べ方に気をつけると、病気予防がいっそうアップします。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
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