ランチは12時ごろ、夕食は19時ごろがいい?

イメージ 1
ランチは12時ごろ、夕食は19時ごろがいい?
 
理想的な食事時間は、何時だと思いますか?
 
朝食は7時ころ、昼食は12時から13時の間に、夕食は19時から20時の間――。
 
それが、昔ながらの食事時間です。
昔ながらの日本食が健康にいいように、昔ながらの食事時間もやっぱりいいはず。
そう思っている人は多いでしょう。
 
間違いではありませんが、血管力を上げる太りにくい体質をつくるという点では、理想の食事時間はちょっと違います。
 
カギを握るのが、「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれる、私たちの「体内時計」を調節する機能を持つたんぱく質です。
 
私たちは、朝になると目が覚めて、夜になると自然と眠くなります。
このリズムのことを体内時計と言い、ビーマル1が、体内時計が正常に働くように調節してくれています。
 
このビーマル1には、もう一つ、重要な働きがあります。
それが、「脂肪の分解を抑制して体内にため込みやすくする」という作用なのです。
また、こうしたビーマル1の作用は、1日のうちの時間帯によって強くなったり弱くなったりすることもわかっています。
ということは、ビーマル1の働きが強くなる時間帯に食事をすると脂肪をたくわえやすくなって太りやすく、ビーマル1の働きが弱くなる時間帯に食事をすれば脂肪を分解しやすく太りにくいということです。
 
では、ビーマル1の作用は、1日の間にどのように変化するのでしょうか?
 
個人差はありますが、一般的には、夕方6時ころから少しずつ強くなり、深夜2時ころにピークを迎え、その後は少しずつ弱まって、午後2時ころにもっとも弱くなるといわれています。
 
ということで、太りにくい体質をつくるには、
「ビーマル1の働きが最も弱くなる午後2時ころに昼食をとり、夕食は、ビーマル1の働きが強くなり始める夕方6時までに終わらせておく」
 
 というのが、現代の科学から導かれる理想的な食事時間です。
「人は血管から老化する より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因の多くが脳梗塞です。
脳梗塞は、初期段階に数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現します。
これが隠れ脳梗塞と呼ばれるものです。
隠れ脳梗塞は早い人だと30代から表れ、40代を過ぎると急に増加すると言われています。
 
 体の老化は20代ごろから始まります。
老化は生きている以上避けられないものですが、何をどう食べるかで進行程度が変わってきます。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
 ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
 
 ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ成分です。
 
※ちょっと使える身近な情報をお届けしています!