立ち仕事の人は「下肢静脈瘤」に要注意

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立ち仕事の人は「下肢静脈瘤」に要注意
 
デスクワークのような座りっぱなしの仕事に比べて、販売員さんや美容師さん、板前さんなど、いわゆる立ち仕事のほうが、立っている分、血管には良さそうですね。
ところが、立ち仕事の人は、意外にも脚の静脈瘤ができやすいのです。
 
危ないのは、立ち仕事のなかでも、狭い空間で過ごさなければいけない人です。
 
たとえば、板前さんはその典型で、ずっとカウンターのなかで立って仕事をされています。
歩くのは、カウンターの中くらいですよね。
あとは、ずっと立ちっぱなしで、大股で歩くことはほぼありません。
 
脚の静脈瘤の血液は、脚から心臓へ、重力に逆らって上がっていかなければいけません。
静脈の内側には、末端から心臓に向かって血液が流れるように「弁」があり、逆流を防いでいます。
また、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして、下から上へ血液を流す手伝いをしています。
 
ところが、ふくらはぎのポンプ機能を使わない棒立ちのような状況が続くと、静脈の壁に強い圧力がかかりっぱなしになり、一部の弁が壊れて、逆流してしまうのです。
 
そして、逆流した血液がたまり、静脈の壁が伸びたり曲がったり膨らんだりして、でこぼこになってしまう。
これが、下肢静脈瘤の正体です。
 
おすすめは、脚を軽く開いて立ち、1.かかとを上げてつま先立ち、2.かかとをつけてつま先を上げる――をくり返す「ふくらはぎ体操」です。
ふくらはぎを動かして、脚にたまった血液やリンパ液を上げるのを助けてくれます。
 
また、休憩時間など、歩けるときには、いつもより5センチ歩幅を広げるイメージで、ちょっと大股で歩きましょう。
ふくらはぎが気持ちよく動きます。
 
下肢静脈瘤は、立ち仕事の女性に多いもの。
むくみ解消にも役立ちますよ。
「人は血管から老化する より」
 
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 認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くの認知症を防ぐことができるのです。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
 
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。
 
ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
ビタミンB12は、大量かつ配合によって効果的に働き、そして、ビタミンB群はバランス良く摂ることで相乗効果を発揮します。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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