ココナッツオイルはダイエットに効く?
エネルギー不足になった脳の神経細胞は、働きが悪くなり、記憶力や判断力などが低下してしまいます。
ケトン体は、脳にとって第二のエネルギー源。
ブドウ糖が不足しているときには、脳は、ケトン体もエネルギーとして使うことができます。
では、認知症ではない一般の人にとってはどうでしょうか。
ブドウ糖をエネルギー源として使えているのに、さらにケトン体も加わったら?
さらに脳細胞が活性化して頭がよくなる……なんて効果があればいいのですが、残念ながらありません。
脳は、選べる状態ならブドウ糖を使うのです。
ケトン体をエネルギー源として使うのは、ブドウ糖をエネルギーに変えられない非常時だけです。
ですから、プラスの効果はありません。
余計な油を食べている分、太りやすくなるだけです。
◆ブドウ糖を制限している人なら……
ココナッツオイルは、飽和脂肪酸です。
常温でかたまり、動脈硬化を促進するといわれているほうなのです。
燃焼しやすく体にたまりにくい脂肪であるということが、ダイエットをはじめとした、さまざまな健康、美容にもてはやされている理由のようですが、燃えやすいとはいっても、脂肪は脂肪。
余計なカロリーを摂っているようなものですから、摂らないですむなら、摂らないほうがいいのです。
実は、ココナッツオイルを推奨している専門家というのは、たいてい徹底した糖質制限を行なっている人たちです。
糖質制限では、炭水化物をあまり摂らない分、タンパク質や脂質で補って、トータルカロリーを維持します。
その際、肉や魚だけで補うのは大変なので、ココナッツオイルの登場はとても心強い見方になったのです。
糖質制限をしているわけではない一般人たちが、真似をしてココナッツオイルを毎日摂りいれたらどうなるでしょうか……。
「人は血管から老化する より」
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どのビタミンが不足しても神経は正常に働いてくれません。
また、ビタミン欠乏症が原因で、認知症になるケースがあるそうです。
ビタミンの種類は、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸。
ビタミンが欠乏すると、記憶障害、無気力、集中力の低下、妄想、錯乱の症状が出ることは事実です。
高齢者の
また、ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
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