惰性のつきあいなら、断ってよし

イメージ 1
惰性のつきあいなら、断ってよし
 
人間関係で疲れたら、まずあなた自身の「人づきあい」をいちから整理してみましょう。
人づきあいがうまくいっていて、良好な人間関係を築くことができているならば、毎日はとても楽しいものになります。
しかし、人と人が関わり合うと、必ず、気遣いして疲れたり、誤解が生まれたり、もともとの相性の悪さなどからなんらかのトラブルが起こり、精神的ストレスが強まることがあります。
 
誰もが、人には嫌われたくないと思うものです。
 
しかし、嫌われることを過剰に怖がると、八方美人的な態度をとらざるを得なくなる場合も。
ちょっとしたお茶会、飲み会など、本心では行きたくないものにまでつきあうことになり、心身ともに疲れて「やっぱり行くんじゃなかった」と後悔する……こうなると、人づきあいはストレス以外のなにものでもなくなるでしょう。
 
また、価値観が合わない相手に振り回され、言いたいことを我慢している関係性でも、ストレスはふくらむいっぽうです。
 
心のストレスは体の炎症を起こす炎症性サイトカインの産生を促し、うつ病のほか、心臓病や脳卒中、がんや糖尿病を引き起こすリスクを高める、という報告もあります。
 
人間関係はライフステージごとに変わり、そのときどきで必要な友人関係も移り変わっていくものです。
「何となく惰性でつきあってきたけれど、最近は、この関係が負担」というような関係であれば、思い切って区切りをつけるのも、賢い選択かもしれません。
 
心の疲れを感じたら、「これは自分にとって必要なつきあいか」と振り返るチャンスなのだと受け止めましょう。
 
一つの関係が終われば、新しい関係が始まることもあります。
 
心のストレスは体の炎症を引き起こし、老化を進める。
惰性で付き合うより、必要なつきあいを選択する目を持とう。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
 
ハーバード大学が20年にもわたって行なった調査によると、激しい怒りの後には、急性心筋梗塞狭心症などの心臓発作を起こすリスクが4.7倍まで急上昇するそうです。
 
ただ、血管に悪いとわかっても、怒りや嫉妬といった感情は自然に湧き上がってくるもの。
完全になくすということはできません。
避けることはできないのなら、湧き起こってきた怒りを以下に鎮めるか、ストレスが持続しないように、いかに発散するかが大事です。
 
カーッと頭に血が上ったとき、簡単にできるリラックス法が、息を吐くということ。
ふーっと腹式呼吸で息を吐くと、副交感神経の働きを強めてくれます。
 
オフィスでも、どこでもすぐにできるのでおすすめです。
 
脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
また、脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
ちょっと使える身近な情報をお届けしています!