#メンタルヘルス

後悔は、抱えたまま生きればいい

後悔は、抱えたまま生きればいい 亡くなった人への後悔が残るのは、当たり前のこと。 無理に打ち消そうとせず、 その後悔を抱いて生きると腹をくくれば、 いつか、そこに「意味」を発見するときが来ます。 大切な人を亡くした後、「ああすればよかった」「こ…

生きるか死ぬか以外は大したことではない

生きるか死ぬか以外は大したことではない 深刻な問題ほど冷静になって、 自分で対処できるのか、誰かの助けが必要なのか、 やり過ごせばいいのかを見極めましょう。 それが、問題を“取り扱い可能”にすることです。 永平寺で3年の修行期間を終えた後、そのま…

「生きているのも悪くないな」と思える人生を生きる

「生きているのも悪くないな」と思える人生を生きる 自分のためではなく、「人のため」と考える。 やりたいことではなく、「やるべきこと」をする。 そこを目指せば、「生きていてよかったな」と 思える日々が重なっていくはずです。 禅では「日々是好日(に…

「生きがい」や「やりがい」をつくる必要はまったくない

「生きがい」や「やりがい」をつくる必要はまったくない 生きがい探しをしたくなるのは、 現状に不満や不安があるときです。 問題を直視して、不具合を調整すれば、 生きがいなど無用でしょう。 夢や希望が必要ないのと同じように、「生きがい」や「やりがい…

夢も、「夢を追う自分」も徹底的に冷たく見る

夢も、「夢を追う自分」も徹底的に冷たく見る 本当に、夢をかなえることができるのか。 そのためにリスクと犠牲を払う覚悟が、自分にあるのか。 「ひょっとしたらダメかもしれない」というところから、 そこから具体的に踏み込んで考えなければ、 夢は「夢」…

テーマを決め、それに賭けて生きてみる

テーマを決め、それに賭けて生きてみる “自分が大切にしたいもの”をはっきり決めれば、 それ以外のものは、ただやり過ごせばいいだけです。 そうすると、人生がシンプルになり、 生きやすくなります。 以前、「私の生きがいは妻です」と言い切る中年男性に会…

人生はネガティブで当たり前

人生はネガティブで当たり前 生きることへの違和感を、 出来合いのノウハウで解決しようとしても うまくいきません。 手間と時間と根気をかけ、 置かれた状況を冷静に見て、具体的に考えましょう。 「私はネガティブなんです」「自信がなくて、どうしてもポ…

自分自身で判断できるのは、人生の「些事」だけ

自分自身で判断できるのは、人生の「些事」だけ 大きな決断は、必ずまわりの人間を巻き込みます。 自分の決断や判断は、あまり役に立ちません。 自分自身の感覚に頼りすぎたり、 自信を持ちすぎたりしないほうが賢明です。 大きな決断をしなければならない状…

「本当の気持ち」を話せるだけで、人は救われる

「本当の気持ち」を話せるだけで、人は救われる 自分の状況を誰かに聞いてもらうと、 視野がスッと広がることがあります。 そんな話をできる相手が、 「心の生命線」になることもあるのです。 お互いの「理解」は合意された「誤解」だとはいえ、人は、誰かに…

自分が抱えている問題を話せる「淡い関係」の人をつくる

自分が抱えている問題を話せる「淡い関係」の人をつくる 心の内側を素直に話せる人を見つけましょう。 自分の姿を照らし出せる「鏡」のような相手と 話すことで、問題が浮き彫りになり、 解決への第一歩を踏み出せます。 問題を解決するために自力で視界が開…

人脈も友だちも、要らない

人脈も友だちも、要らない 本来、人が生きていくのに必要な人間関係は ごく限られています。 多過ぎる友だちは新たな悩みやストレスを生み、 心を疲れさせるだけです。 「誰も私のことをわかってくれない」 「あの人のことは、どうしても理解できない」 こう…

怒りで頭がいっぱいになったら、ルーチンな作業をする

怒りで頭がいっぱいになったら、ルーチンな作業をする 怒りで心がどんなに波立っても、 頭と体を切り離し、 いつもどおりの振る舞いを続ければ、 荒れ狂った感情は、いつか枯れていきます。 怒りや嫉妬が収まらないとき、無理に抑えようとするのは逆効果です…

苦しい嫉妬は、錯覚が生んだ感情にすぎない

苦しい嫉妬は、錯覚が生んだ感情にすぎない 嫉妬が生まれるのは、 自分が本来持つはずだったものを 人が不当に持っていると感じたとき。 嫉妬の呪縛から解放されるヒントがあります。 怒りと同じく、嫉妬にも人間は煩わされるものでする 憧れや羨望なら、「…

怒りは、何も解決しない

怒りは、何も解決しない 怒りが湧くのは、 「自分が正しい」と信じているからです。 怒りに翻弄されたくなかったら、 自分が正しいと信じていることが、 本当にそうなのかどうか、冷静に考えてみてください。 ある老師が、以前こんなことを言いました。 「俺…

感情が揺れてもかまわない

感情が揺れてもかまわない 人間に喜怒哀楽があるのは、当然です。 動揺したり、怒りがこみ上げたりしても、 しなやかに揺れて、またスッと元に戻る 「不動心」を目指しましょう。 人は、「他人の海」で生きなければならないのですから、ストレスや葛藤がない…

小さな疲れをためないための毎日の生活「食べる」

小さな疲れをためないための毎日の生活「食べる」 東洋医学では、不調があらわれたときに、「食べられるか」「食べられないか」を重要視します。 それは生きるためには「食」がたいせつで、食欲があるうちは大丈夫、食欲がなくなったら要注意と考えるからで…

まぶたがけいれんするときはストレスがたまっている

まぶたがけいれんするときはストレスがたまっている まぶたのけいれんは、対人関係の精神疲労のあらわれです。 けいれんは、病院を受診すると、たいていの場合ビタミン薬を処方されます。 しかし、もとになっているストレスを減らさなければ問題は解決しませ…

髪がパサつく、広がる、抜けるときは心が弱っている

髪がパサつく、広がる、抜けるときは心が弱っている 歳をとると髪がパサついたり、抜けたり、白髪が出てきたりします。 これは腎のエネルギーが減ってくるために起こることで、加齢による変化であれば問題のないものです。 しかし、ツヤもなくパサパサし、抜…

朝起きたときの首回りの汗は緊急サイン

朝起きたときの首回りの汗は緊急サイン 朝起きたとき、パジャマやシャツの首回りだけ冷たくなっていることはありませんか。 このような汗を東洋医学では「盗汗(とうかん)」といいます。 盗汗は体のバランスが悪い状態になっていることのあらわれです。 体か…

爪の縦線、横線は疲れのあらわれ

爪の縦線、横線は疲れのあらわれ 爪が健康状態をあらわすことはよく知られていることです。 東洋医学では、爪は肝の状態をあらわすとされています。 肝は血をため、めぐらせる働きをしていて、疲れやストレスの影響を受けやすいところです。 つやのあるきれ…

ストレスがたまるとカチカチヘッドになる

ストレスがたまるとカチカチヘッドになる 手を熊手のような形にし、指の腹で頭をさわってみましょう。 頭皮にやわらかさがなく、まるで直接骨にさわっているかのようにかたく、動かそうとしても頭皮が前後に動かないようなら、ストレスがたまっています。 人…

耳がかたいときはエネルギーが弱まっている

耳がかたいときはエネルギーが弱まっている 耳の形は腎臓の形と似ています。 耳は二つ、腎臓も二つです。 東洋医学では、耳は腎と深いつながりがあるとされる部位で、腎の状態が耳にあらわれ、耳がかたいと疲れから腎が弱っていると考えます。 腎は生命エネ…

胃の上を押して痛いときにはストレス注意

胃の上を押して痛いときにはストレス注意 横になって、おへその少し上を押してみましょう。 ここには中脘という食欲とパワーの源になるツボがあります。 ストレスがたまってくるとこのツボのあたりがかたくなり、縦に鉛筆ほどの太さの棒状のかたまりができま…

東洋医学の知恵を生かす

東洋医学の知恵を生かす 仕事や生活上のトラブル、人間関係のストレスから、1日の終わりにはぐったり、ということもあるでしょう。 一晩、眠っても疲れがとれず、朝すっきり起きられない、眠った気がしないという声もよく聞きます。 逆に自分では気づかない…

「自然」をリストペクトする意識

「自然」をリストペクトする意識 人間は、長い進化の中で、太陽エネルギーの周期的な変動を身体と脳のしくみに組み込み、それに順応するシステムを備えてきました。 周期的な変動は遺伝子にも刷り込まれてきました。 一方、化学技術の発展で文明化が進み、自…

自然をリスペクトする生活とは「睡眠」

自然をリスペクトする生活とは「睡眠」 睡眠ホルモンのメラトニンのレベルは、黄昏時から増え始め、12時頃ピークとなり、その後、次第に減少に転じるので、12時前に就寝するのがおすすめです。 睡眠中にどのような変化が起こるかについて、簡単に説明してお…

自然をリスペクトする生活とは「夕食後、就寝まで」

自然をリスペクトする生活とは「夕食後、就寝まで」 スマホやパソコンはブルーライトを発してメラトニン合成を抑制するので、基本的に夕食後から就寝まではやってはいけません。 現代のIT社会を元気に賢く生きるためには、夕食後から就寝まではアナログ生…

自然をリスペクトする生活とは「黄昏時」

自然をリスペクトする生活とは「黄昏時」 残業をしないで、夕方に仕事を終えた場合の過ごし方は、ストレス解消と疲労回復に充てましょう。 ストレス中枢を沈静化させ、絆の心地よさを味わうためには、オキシトシン分泌を促す行動をとることです。 それには「…

自然をリスペクトする生活とは「昼」

自然をリスペクトする生活とは「昼」 次いで昼休みについて。 現代のIT社会では、パソコンのキーを叩きながら、コンビニ弁当を食べるサラリーマンが結構います。 これは脳科学的にはNG。 午前中の仕事で、人はストレスと疲労がある程度たまっているはず…

自然をリスペクトする生活とは「朝」

自然をリスペクトする生活とは「朝」 まず朝の起床について。 日の出の時間は季節によって違いがあります。 夏は4時半頃であり、冬は6時半頃と、2時間も差があります。 したがって、「体内時計」に従えば、起床時間は夏と冬では変えるのが、脳科学的には正し…