ブルーライトが睡眠の質を悪くする

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ブルーライトが睡眠の質を悪くする
 
ブルーライト(青色光線)は、使いようによっては睡眠の妨げになってしまいます。
 
ブルーライトとは、太陽光に含まれる、波長380~495ナノメートルの青色光のこと。
バソコンやスマホ画面にも含まれる光です。
日中にブルーライトを浴びると、目の網膜を介して脳に信号が送られ、脳は「明るい」「朝だ」と認識してメラトニン分泌を抑え、覚醒モードのスイッチが入ります。
時差ぼけの解消のためには太陽光を浴びたほうがいい、といわれるのはこのブルーライトの強力な覚醒作用によるものです。
 
ところが、深夜遅くまでパソコンやスマホ、テレビ画面を見ていると、目から入ったブルーライトが脳に働き、「朝だ」と間違った信号を送ってしまう。
すると、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌が30%も減少し、睡眠の質を悪くしてしまいます。
 
英国エディンバラ睡眠センターの研究によると、「就寝1時間前のメールチェックは、メラトニン分泌をストップさせ、エスプレッソコーヒー2杯分の覚醒作用がある」ということが報告されています。
特に仕事のメールなどはストレスを強めるため、翌朝に回したほうが賢明です。
 
夜にどうしてもパソコン画面を見なくてはいけない場合は、ブルーライトをカットするメガネなどを利用するのもいいでしょう。
また、オフィスや生活空間に普及しているLED照明にもブルーライトは含まれています。
就寝の2時間前になったら、部屋の照明も暗めに調整すると、入眠もスムーズになるでしょう。
 
就寝前のテレビやパソコン、メールチェックはNG。
睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑えてしまう。
「若いと言われる人があたりまえにやっている16の老けない習慣 より」
 
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 脳には無数の神経細胞があり、その神経細胞の末端からセロトニンアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を放出しています。
それらによって次の細胞に情報を伝えていき、それが網の目のようにいっせいに行われることで、情報が瞬時に伝わり、手や足などの末端まで伝達されていきます。
しかし、その伝達情報がうまくいかないと、脳が興奮して抑制が効かなくなり、イライラしたり、落ち着かなくなったりします。
イライラしやすいときは、脳の神経伝達物質であるセロトニンアセチルコリンドーパミンなどが不足していることが考えられます。
そのため、これらの材料となるアミノ酸と、アミノ酸を取り込むために必要な糖分やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
 
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
脳や神経と関連が深く、不眠症にも効果があるといわれています。
 
また、最近の研究で、ビタミンB12はバイオリズムにかわっていることがわかってきました。
不規則な生活が続くと、バイオリズムが乱れて、自分の意思で起きたり、眠ったりできなくなります。
昼間居眠りをするようでは仕事に支障をきたしかねませんそこで、試してみたいのがビタミンB12です。
大量にとると、バイオリズムの回復に役立つと考えられています。
 
ビタミンB12は、ストレス社会に生きる現代人のこれからの健康に役立つ栄養素です。
 
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