20年後、30年後幸せな人生を送っているかどうかは、“いま”で決まる!

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20年後、30年後幸せな人生を送っているかどうかは、“いま”で決まる!
 
「脳の老化はすでに30代から始まっている」
 
もの忘れが多くなったりうっかりミスが多くなったりするのが、老化の最初の兆候。
こういう兆候を甘く見て、忙しさにかまけて放置していると、いつの間にか脳過労に陥り、デフォルトモード・ネットワークの働きを悪くして、どんどん脳を衰えさせてしまう――というわけです。
このことに気がついて脳をメンテナンスする習慣をつけた人とつけなかった人との間では、数十年後、脳の老化度に大きな差がつくことになると思います。
 
さらに、差がつくのは“脳の老化度”だけではありません。
 
デフォルトモード・ネットワークの働きを悪化させてしまうと、脳の老化以外の面でも、先々の人生においてさまざまな悪影響が現れます。
たとえば、「人生でどれだけ自己実現ができるか」「歳をとっても若々しいルックスを保っていられるか」、それに、「人生においてどれだけ幸せを得られるか」といった面でも大きな開きが出てきてしまいます。
 
繰り返しますが、脳の老化はすでに30代から始まっています。
 
ですから、なるべく早いうち、できれば、いますぐにでも脳のメンテナンス習慣をつけるようにしましょう。
いま、そのメンテナンス習慣を始めるかどうかで、何十年後かの人生の幸せ度に大きな差がつくのです。
“脳にいい習慣”をつけておくことが、20年後、30年後、あるいは、40年後、50年後の人生に大きく響いてくるわけです。
 
こうした習慣は、30代・40代からスタートするのが理想ですが、50代・60代から始めたって遅くはないのです。
ですから、なるべく早いうちに習慣づけるようにしてください。
 
そして、70代・80代になってから苦労しないように、どんどん先手を打っていきましょう。
 
脳の力を末永く発揮していくには、“先手必勝”の作戦をとるのがベストだと思っています。
とにかく、先々歳をとってから困ることのないように、若いうちがどんどん脳にいい習慣を身につけて先手を打っていく。
高齢になっても脳を老化させることなく、幸せな人生を送れるようにするには、この作戦をとるのがいちばんいいのです。
 
人生に先手を打って、なるべく若いうちからしっかり脳をメンテナンスするよう習慣づけてください。
数十年後、幸せな生活を送っているかどうかは、いま、脳にどんな習慣をつけるかによって決まるのです。
ぜひ、“いま”を変えて、自分の“未来”を変えていきましょう。
「脳の老化を99%遅らせる方法 より」
 
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 物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれ 
物忘れとは、脳は、体の機能全般をコントロールしている司令塔ですが、加齢とともにその働きは衰え物忘れの症状が出てきます。
脳血管の動脈硬化を放っておくと、血液循環が悪くなって脳細胞の動きが低下し、記憶力や思考力などが鈍り物忘れがはじまります。
 
40歳を越えた頃から「ど忘れや物忘れが激しくなった」「人の名前がなかなか思い出せなくなった」などと物忘れを感じるようになるのは、脳機能低下のあらわれです。
 
物忘れに関して脳の機能を活性化する重要な栄養素がビタミンB12です。
脳の神経細胞は約140億個といわれ、25歳を過ぎると1日に10~20万個ずつ死滅していきます。
死滅した神経細胞は2度と再生されず物忘れもひどくなります。
しかし、死滅した神経細胞は元に戻らなくとも、神経の通り、すなわちネットワークをよくすれば、低下した機能を補い、さらには高めることができ物忘れも改善されます。
ビタミンB12は、アセチルコリンを活性化して神経伝達をスムーズに行う働きをもっています。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
さらに、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
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