これは絶対に禁物!

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これは絶対に禁物!
 
身体が健康であるためには、CSF(脳脊髄液)がきちんとつくられ、よどみなく流れていることが不可欠です。
 
CSF(脳脊髄液)の量が少なく、流れが乏しくてつまりがちということは、生命力・免疫力の低下を意味し、さまざまな症状の原因となるのです。
そして、痛みの原因のほとんどは、疲労によって引き起こされます。
 
CSF(脳脊髄液)がきちんとつくられて滞りなく流れる状態を維持し、疲労を溜めないために、絶対にやってはいけないことが二つあります。
 
一つは、睡眠不足です。
 
脳の疲労を回復するには睡眠をとるしかありません。
栄養ドリンクを飲んでもスタミナ料理を食べても、あるいは温泉に入っても疲労は回復しません。
睡眠だけが脳そのものを休めることができるのです。
 
睡眠不足によって休養できなければ、脳細胞は死滅します。
毎日8時間以上寝ていても、熟睡できないと疲労は残ります。
身体が十分に回復しないまま頭が膨らんで、脳への圧迫ストレスが強くなるのです。
 
ですから、睡眠時間よりも、自律神経がもっとも休める室温(環境)にして、脳呼吸(頭の膨らんだり縮んだり)がゆっくりと行える状態でいるかどうかがとても重要なのです。
 
もう一つは、同じ姿勢を長時間続けることです。
 
同じ姿勢を長く続けることは、同じ筋肉が緊張し続けるということです。
その結果、神経に沿って流れ筋肉で吸収されるCSF(脳脊髄液)は末端での吸収が悪くなり、頭蓋骨の中に溜まって頭が大きくなってしまいます。
そうなると、脳への圧迫ストレスが増加して生命力が低下し、全身でのCSF(脳脊髄液)の流れが悪くなるという悪循環が起きます。
 
長時間のデスクワークや運転など、さらには長い時間歩いたり走るという状態も、同じような姿勢を保っていると言えます。
歩いたり走っている時、確かに手足の筋肉は動いていますが、実は背骨周辺の筋肉はあまり動かずに持続的な緊張が起きているのです。
 
背骨が真っ直ぐの状態(生理的湾曲・S字カーブがなくなった状態)で固まるということは、頭が大きいまま固まるということです。
 
身体は加齢によって自然に硬くなるものですが、運動が足りないと頭も身体も年齢に関係なくどんどん硬くなります。
しかし、ここで誤解していただきたくないのは、その運動とは歩いたり走ったり、手足を動かすような運動ではないということです。
健康のための運動とは、頭や身体を固まらないようにするための運動、それから呼吸運動によって頭を小さくする運動なのです。
 
長期に渡って同じ姿勢を保つ状態が続くと、圧迫ストレスを受け続けた神経は本来脳に送るべきシグナルが壊れてしまうため、筋肉が緊張しているにもかかわらず「症状を感じない」という状態も起こりえるのです。
 
長時間同じ姿勢でいなければならない時には、「かかと上げ」を行うと、CSF(脳脊髄液)の排出と生産を上手に促すことができます。
 
《かかと上げ法》
 かかと上げ法は必ず座って行います。電車の中でも手軽に実行できます。
1 椅子に腰をかけて行います
2 つま先はついたままで、ゆっくりと右のかかとを1cmほど上げます
3 その状態を15秒間以上維持します
4 次にかかとは戻して、今度は左のかかとを1cm上げて15秒間以上維持します
5 左右15秒ずつを交互に続けます
 
※注意
座っている時のみ効果があり、立って行っても効果はありません。かかとを上げ過ぎると防御反応が出てしまうので1cm以上はあげないようにしてください。
 
《効果》
 左のかかとを上げると右に体重がかかり、右側の頭が大きくなり、右のかかとを上げると左に体重がかかり、左側の頭が大きくなります。
 かかとを上げた方の頭は小さくなり、反対側の頭は大きくなります。
 交互に行うことによって、頭の中に血液を呼び込んで脳に栄養と酸素を与え、CSF(脳脊髄液)をつくります。
つくられたCSF(脳脊髄液)は身体の方に流れ、循環するようになります。
「「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる! より」

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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもおすすめです。
 
ビタミンB12について?
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