脳ストレス
CSF(脳脊髄液)循環テクニック 人の身体は外側の大きな袋の中に、脳、内臓、筋肉などの器官を構成する中くらいの袋、そしてその中の小さな袋(細胞)によって構成されています。 そして中くらいの袋は、コラーゲンの線維によって外側の大きな袋と身体の中心にあ…
これは絶対に禁物! 身体が健康であるためには、CSF(脳脊髄液)がきちんとつくられ、よどみなく流れていることが不可欠です。 CSF(脳脊髄液)の量が少なく、流れが乏しくてつまりがちということは、生命力・免疫力の低下を意味し、さまざまな症状の原因となる…
内臓が疲労すると筋肉が緊張する 慢性的な痛みに関して、現代医学ではその発生のメカニズムは詳しく解明されていません。 一般的に、「老化が原因」と言われたりします。 しかし、「老化」とは組織が硬くなって動かなくなり、本来の機能を果たせなくなった状…
「疲労」と「疲労感」の違いとは? 睡眠不足は、自律神経の疲労を起こす最大の原因です。 自律神経が疲労すると、身体の水分代謝が悪くなり、末端の器官でむくみが生じます。 すると末端でのCSF(脳脊髄液)の吸収がうまくいかなくなり、頭蓋内に溜まったCSF(…
頭も呼吸している! 人の身体は水分(体液)が60%を占め、身体内を流れています。 その体液には、血液やリンパ液があることは知られていることですが、「CSF(脳脊髄液)」もまた体液です。 一般の人には耳慣れないCSF(脳脊髄液)は、私たちの体質や体調に深く関…
ストレスの本来の意味を理解しよう ストレスという言葉は、もともと物理の用語に由来しています。 例えば、鉄に圧力を加え続けるとやがて金属疲労を起こして壊れますが、加えられた圧力や刺激をストレッサーと言い、ストレッサーによって物資が変化し劣化す…
ストレスは精神的なもの? それとも身体的なもの? 精神的ストレスが原因ではない 現代において健康を語るには「精神的ストレス」が欠かせないものとなっててます。 心因性の発熱、嘔吐、咳、頻尿、めまい、心因性の腰痛、心因性聴覚・視覚障害などなど、ネッ…
マインドフルネスを行うと脳の中で何が起こるのか マインドフルネスをめぐる脳科学は、近年きわめて活発な研究領域となっています。 瞑想という脳内現象の正体はどういうものなのか。 なぜストレス対策に効果があるのか。 そのような疑問を明らかにするため…
「マインドフル」なライフスタイルを マインドフルネスに興味を持ち、まずは挑戦してみようかなとお思いの方にも、いや、毎日時間を取るのはちょっと……とお思いの方にもぜひお勧めしたいことがあります。 生活の中に「マインドフル」な時間を、少しずつ作っ…
実践マインドフルネス マインドフルネスを実践してみましょう。 以下は、早稲田大学人間科学学術院熊野氏の特別監修を受けた、初心者のためのマインドフルネスの実践方法です。 最初は、10~15分を目安にして始めてみましょう。 (一) 背筋を伸ばして、両肩を…
「マインドフル」とは 最近、あちこちで「マインドフルネス」という言葉を見聞きする方も多いでしょう。 大きな書店に行けば関連書籍を集めたコーナーがあり、雑誌などでも特集記事がよく組まれています。 アメリカ心理学会の「五つのストレス対策」の中でも…
コーピングと「認知行動療法」 自分のストレスを観察し、それに見合った対策を行うというコーピング。 一見安易な方法に見えるかもしれないが、実は、そのバックグラウンドにはしっかりとした理論と実践の積み重ねがあります。 それは、うつ病の再発予防やパ…
ストレスに立ち向かう最前線のコーピング 厳しい訓練を乗り越えた宇宙飛行士たちは、想定外の危険な状況にも冷静に対応することができます。 ある意味で、世界で最もストレスに強い人たちの集団です。 そんな宇宙飛行士であっても、知らず知らずの内にストレ…
心や体を守るために実践したい食生活八か条 魚以外にも、ストレス対処の効果が期待できる食べ物や飲み物が、次々と明らかになっています。 葉酸とビタミンB12です。 葉酸は枝豆やほうれん草、レバーに多く含まれ、ビタミンB12は肉や魚に多く含まれています…
心や体を守るために魚を食べよう 運動同様に食生活の改善が大事なことくらいは誰にでも想像がつくことと思います。 しかし、最新研究はもう少し具体的に、どのような理由から、食事の内容がストレスから心や体を守る効果につながるかということを教えてくれ…
ストレス対策最先端のアメリカに注目 ストレスを感じたとき、「いま扁桃体が、副腎が、自律神経が……」などと思い浮かべながら、心や体に及ぼす影響を具体的にイメージすることが重要です。 ところで、日常において、なんらかのストレス対策をしているでしょ…
ストレスに弱い現代人の脳 ストレスがさまざまな病を引き起こしたり、悪化させてしまう危険がありますが、こんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。 「ストレスなんて、今に始まったことではない。昔からストレスを原因とする病気はたくさんあったの…
若い女性はストレスに弱い!? 研究を行ったのはヴィオラ・バッカリノ教授。 イタリア出身の女性研究者です。 彼女がこの研究を始めたのは、心臓病の診断や治療を受けている女性が男性より少ないため、女性の心臓の研究があまりなされていないからでした。 リ…
絶え間なく続くストレス反応 かつて、感染症が死の病として恐れられていた時代がありました。 原因となるのは、細菌やウイルスです。 例えば、結核菌は、各種の抗生物質が開発されていくにつれ、リスクはかつてに比べると大きく減少しました。 その変わりと…
ストレスを悪化させる「マインド・ワンダリング」 慢性的にストレス反応が起きているこうした状況を、さらに悪化させる仕組みがあることが、最近の研究から分かってきました。 その原因となるのが、私たち人類に備わっている「記憶力」や「想像力」だという…
ストレスホルモン「コルチゾール」とは 心の病との関連で関心を集めているストレスホルモンが「コルチゾール」です。 コルチゾールは、副腎から分泌されると、血液にのって体内を循環しながら、エネルギー源の補充などの重要な役割を果たします。 役割を終え…
「頑張るストレス」と「我慢するストレス」 <心の不調は脳に影響が及んでいる可能性を疑え> 「心が重たくて会社を休みたい」 「仕事から帰っても気持がふさいでしまう」 「家事をする気が起こらない」 こんな気分になることは、誰にでもよくあることでしょ…
「健康長寿」は神様からのプレゼント まさか百歳まで生きるとは思わなかった! 百寿者の方たちが共通しておっしゃることです。 いまも、これまでも百寿者の方を30人ぐらい診てきましたが、「私ががんばって努力したからこうなったのよ!」と自信満々でおっし…
歯周病治療で糖尿病を改善、歯磨きでがんを減らす 歯は、全身の病気と深く関わっています。 たとえば、歯周病が動脈硬化を起こすという話は聞いたことがあるでしょう。 歯周病は、歯周病菌が慢性の炎症を起こし、歯茎が腫れ、悪化すると歯を支えている骨を溶…
かかりつけ医は複数持つべし ここで言う「かかりつけ医」とは、「気軽に相談できる医者」という意味です。 たとえば健康診断を受けて「精密検査を受けなさい」と言われたとき、気になる症状があるときなどに、気軽に相談できる医者を複数持っておくと安心で…
歩くことに慣れたら「ながら歩き」をしよう 「90歳まで元気で長生き」を達成しようと思ったら、認知症予防が欠かせません。 長生きしてもボケたくないという人は多いでしょう。 そこでおすすめしたいのが、歩きながら頭を使うということです。 ただ歩くだけ…
歩けば「ごきげん脳」になる 日ごろから歩いている人は、とてもいいお顔をしています。 顔をパッと見ただけで「あー、この人はよく歩いているな」「この人はあんまり歩いていないかもな」と何となく予測がつくほど。 なぜ顔に表れるのかと言えば、歩くことは…
正しく歩いていますか? 走り方ならまだしも、歩き方なんておそわらなくても誰でも歩いているじゃないか! そう言われそうですが、正しく歩けている人というのは思いのほか少ないものです。 そもそも自分の歩き姿を見る機会はほとんどないので、自分がどう歩…
歩くほどに病気が良くなる 人間は動物ですから、本来動く生き物です。 ところが、デスクワークが増えたり、車や電車といった便利な移動手段が増えたりしたことで、現代人はほとんど歩かなくなっています。 がんや認知症、生活習慣病、うつ病、アレルギーや免…
甘いものには近づかない 『あまくない砂糖の話』というオーストラリアのドキュメンタリー映画を見ました。 人は1日平均ティースプーン40杯分もの砂糖を摂っていることを知り、一日40杯の砂糖を2ヶ月間摂取し続けたらどうなるか――を監督自らが実験した映画で…