内臓が疲労すると筋肉が緊張する

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内臓が疲労すると筋肉が緊張する
 
慢性的な痛みに関して、現代医学ではその発生のメカニズムは詳しく解明されていません。
一般的に、「老化が原因」と言われたりします。
 
しかし、「老化」とは組織が硬くなって動かなくなり、本来の機能を果たせなくなった状態を言います。
例えば、骨が老化によって変形したとします。
そこに痛みが生じたら、その原因は変形によるものでしょうか。
そうであれば、痛くない時は変形した部分は元に戻るということになりますが、そんなことはありえません。
 
腰や肩、首などが痛いというのはそこの筋肉が緊張して神経を持続的に圧迫したことによって生じ、血流は悪くなっています。
そしてこの現象は、なんらかの理由で、その部位に関連する内臓が疲労したことに起因しているのです。
 
 痛い場合、必ずその周辺は神経が疲労して血流が悪くなります。
つまり、血の流れが悪いというのは疲労に属しているのです。
 
 老化していてもとくにそこが疲労していない場合、症状はないのです。
老化が非常に強いと、「痛くはないけど動かない」という場合があります。
そういったものが老化なのです。
 
・老化しただけでは痛くない
・痛みの原因のほとんどは、疲労によって引き起こされる
 
脳が疲労して機能が低下すると、生命力も低下し、神経や内臓、筋肉などすべてで動きが悪くなります。
 
また、負担をかけている部位や、外から入ってくるウイルスや細菌によるむくみの影響で内蔵の機能が低下し、その内臓と関連する筋肉が反射的に収縮したり、伸びたりします(内臓体壁反射)。
 
肩こりや腰痛、筋肉や関節の痛みやこりは、特定の内臓と深い関連があります。
疲労の蓄積によって内蔵の機能が低下すると、その悪くなった内臓と関連した筋肉が反射的に強く緊張して、症状が生じるのです。
すべての慢性的に痛みは、この内臓体壁反射によって起こります。
 
「運動をして腰を痛めた、肩を痛めた」という話を聞きますが、疲労の蓄積や内蔵体壁反射の問題がない場合には、運動をしても腰を痛めたり、肩を痛めたりはしないのです。
 
内蔵の機能が低下することにより、その内臓に関連する筋肉の血流が悪くなって筋肉が緊張し、神経の持続的圧迫ストレスが生じて虚血性疼痛が起こるのですから、関連する内臓を見つけて、その内蔵の機能を回復させなければ痛みが改善しないのです。
 「「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる! より」
 
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもおすすめです。
 
ビタミンB12について?
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