CSF(脳脊髄液)循環テクニック

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CSF(脳脊髄液)循環テクニック
 
人の身体は外側の大きな袋の中に、脳、内臓、筋肉などの器官を構成する中くらいの袋、そしてその中の小さな袋(細胞)によって構成されています。
そして中くらいの袋は、コラーゲンの線維によって外側の大きな袋と身体の中心にある背骨や骨盤に固定されています。
 
一般に行われるストレッチは、特定の筋肉に対して反動をつけたり強く引っ張ることによって筋肉の緊張を緩めるわけですが、強い力や早い力では身体は防御的に働き、緊張は緩むもののその効果は少ないのです。
 
しかし、ここで紹介する筋膜ストレッチ法は、軸になる背骨と骨盤を固定し、肩をゆっくり回転して固定することによって筋膜を捻じり、背骨と一番外側の袋の間にあるすべての器官(筋肉、内臓、脳)を緩やかにストレッチすることができるため、防御反応を招くことなく柔軟性の回復が起こります。
また、それだけにとどまらず、全身の細胞膜(一番小さな袋)にまでストレッチ効果が及び、細胞内液、細胞外液の流れが改善し、細胞の活性化が起こります。
 
その結果、脳脊髄液の末端での吸収が良くなって脳圧は下がり、頭は小さくなって脳への圧迫ストレスも改善されて生命力が上がるのです。
 
わずか1分30秒のテクニックで、身体の柔軟性だけでなく、全身の体液の流れを改善し、神経の活性化を促し、本来の機能を回復させて免疫力を大幅に改善させる画期的なストレッチ法です。
 
《筋膜ストレッチ》
 
1 イスに腰かけます
2 腕を伸ばし、手首のところで重ねます
3 顔は前を向いたままで動かしません
4 手を重ねた時に上になっている手の方に肩を回転させます
5 15秒間、止めたままにします
6 次に重ねた手を逆にして回転し、15秒間止めておきます
7 左右交互に行い、各3回繰り返します
 
※注意
肩を回転させる角度は30度以内で、これを超えると効果はありません。その際、顔が少しでも回転すると効果はありません。また、肩が回らず手だけを回転させても効果がありません。
 
《効果》
 緊張した筋肉を和らげます。
深筋膜をひねることによって、身体すべての結合組織(コラーゲン)の膜や繊維のストレッチができます。
内臓も筋肉も関節も交互にひねられ、バランスがとれると同時に柔軟性が回復し、新陳代謝が活発になります。
全身がひねられることによって、身体の表面から中心部分まですべての組織でCSF(脳脊髄液)が血管・リンパ管に吸収されて頭が小さくなります。
脳の血液循環が促進され、脳呼吸法としての効果も保たれてCSF(脳脊髄液)の増産を促します。
脳の持続的圧迫ストレスはもちろん、すべての内臓・筋肉の新陳代謝が盛んになって、むくみが取れるため、末端の神経がその他の諸器官の圧迫ストレスを減少させる効果があります。
「「脳の呼吸」を整えればあなたの全身はよみがえる! より」
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ビタミンB群が不足するとエネルギーを生み出すことができず、疲れがなかなか回復しなくなったり、細胞の修復機能がダウンして、肌荒れや口内炎が治りにくくなったりするのです。
 
なかでも注目が、ビタミンB12です。
古くから、神経系の機能回復に効果があることが知られていましたが、最近の研究で、このビタミンB12の不足によって脳細胞の萎縮が進むことがわかってきました。
 
ビタミンB12は水溶性ですが、脂肪成分と馴染みやすい構造を持っています。
脳はタンパク質とともに脂肪成分を多く含む器官です。
そのためビタミンB12は血液脳関門を通過できるという特徴を持った貴重な栄養素なのです。
 
ビタミンB12は、体にとって重要なタンパク合成と核酸(DNA)合成を司る栄養素です。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
現在、ビタミンB12は神経ビタミンとしての認識が一般的となっています。
末梢神経の不調はもちろん、中枢神経の機能低下にも有効であることが明らかになっています。
ビタミンB12の働きとしては、成長を促進し、子供の食欲を増進させる、エネルギーを増大させる、脂肪・炭水化物・タンパク質が適切に使われるようにする、集中力・記憶力を高めて精神を安定させる、などが挙げられます。
また、神経細胞内の表面の脂質膜の合成にも関与しており、末梢神経の傷の回復にも効果があり、実際、腰痛などの治療にも採用されています。
腰痛や肩こり、手足のしびれに悩まされている人にもおすすめです。
 
ビタミンB12について?
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