物流が滞ると、何が起こり始めるのか?

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物流が滞ると、何が起こり始めるのか?
 
自律神経が血管の調節を担当しているわけですから、血管は「私たち自身が現在、どんな状況で生活しているのか?」に大きく左右されます。
 
例えば、仕事のストレスで精神的に追い詰められている、夫婦関係や親子関係がギクシャクしている、友人関係で悩みを抱えている、そんな状況だとすると、昼間だけでなく夜間も交感神経が過剰に優位な状態です。
 
その結果、血管がギュッと縮みますから、収縮した血管内はホルモンの運搬ルートとしてはちょっと不便な環境となります。
 
大雪や大雨で道が普通に通れなくなった状況を想像してください。
 
普通に歩く、自転車に乗る、自動車を運転する、そういうことも難しくなりますが、そこで困る仕事には「物流」という要素があります。
 
個人や法人あての荷物が気象条件の悪化のため、指定日に届かない状況です。
 
通常は、片道二車線とか三車線とかでビュンビュン行けるのに、血管が何らかの事情でキュッと縮まると、片側一車線となってしまい、そこに二列縦隊くらいでホルモンを積んだ運搬車が入る、そんなイメージをしてみてください。
 
もちろん、血液はホルモンだけを運搬しているわけじゃありません。
運搬する物質の中にホルモンもあるという状況ですから、まさに大混雑です。
 
全身に届くはずのさまざまなホルモンや栄養素が届きませんので、交感神経がたかぶり続けてイライラした状態になります。
そうした状態と、それで疲れ果てて急にガクッとした状態が極端に出始める状況は、血管が収縮する、あるいは開くという「開閉状況」が正常に作用しなくなっている証拠です。
 
さらにその状況が続くと、緊張感の高まりと同時にコルチゾールが分泌されます。
 
血管は、開くべき時に開き、閉じるべき時に閉じる、これが正常な状態です。
 
それを邪魔する、つまり妨害する相手は、ストレスであり、老化であり、病気であり、運動不足であり、乱れた食生活であり、昼夜逆転した生活です。
「ホルモンを活かせば、一生老化しない より」
 
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動脈硬化は年齢とともに発症しやすくなり、50代になるとほとんどの人(女性は60代から)に動脈硬化が見られるようになります。
 
近年、動脈硬化の原因として新しく注目されているものに、ホモシステインというものがあります。
虚血性心疾患である心筋梗塞の発作を起こした人の2割程度にしか高コレステロール血症が見られないことから、これまで長い間、コレステロール以外に動脈硬化の原因となるものがあるのではないかと考えられていました。
そうして、ホモシステインがそのひとつの原因だと注目を集めるようになりました。
このホモシステインが動脈の壁に沈着すると、酸化される過程で血栓を引き起こし、血管を傷害して動脈硬化を引き起こすのです。
ホモシステインはLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
また、ビタミンB12は、脳の萎縮を食い止めるために重要な脳細胞のタンパクと核酸(DNA)の生合成を司っています。
新しい核酸、タンパク質が生まれ、それによって細胞も新しく生まれ変わり、「こわれた組織、細胞」と「新生の組織、細胞」が入れ替わります。
その結果若さにもつながると考えられます。
 
さらに、主に動物性食品にしか含まれないというビタミンなので、野菜中心の食生活の人や、ダイエットをしているなど食事の量が少ない人は、ビタミンB12を補った方が良いとされています。
加齢、胃の病気、ストレスなどでも不足します。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12について?
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