無理なく10分でできる、体を動かす習慣術

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無理なく10分でできる、体を動かす習慣術 
 
通勤時間や仕事の空き時間を上手に利用
 
血管に限らず、若々しい体をキープするには運動がかかせません。
ただ「自分が運動不足であることも、健康のためには運動しなければいけないこともわかっているけれど、どうしてもやる気にならない」という声もよく聞きます。
確かに仕事が忙しくてストレスの多い人、体にも心にも疲労が溜まっている人が運動習慣を身に付けるには、大きな努力が必要です。
 
そういう方はまず、今よりも10分だけ多く体を動かすことを目標にしてみてはいかがでしょうか。
10分だけならできそうな気がしませんか?
 
また「運動する」ではなく「体を動かす」というのもポイントです。
普段運動をしていない人にとって、「朝、早起きしてジョギングをする」「スポーツジムに入ってトレーニングをする」というのはハードルが高過ぎます。
運動をはじめようとするのではなくて、日常生活のなかでできるだけ多く体を動かすように工夫すればよいのです。
 
たとえば、通勤時間を利用して体を動かす方法があります。
ひとつ手前の駅や停留場で降りて会社や家まで歩いたり、エレベーターやエスカレーターではなく、階段を利用したりするようにしたりします。
また、電車のなかではなるべく座らないようにして、姿勢を正して立っているだけでも、体幹の筋肉を使う運動になるでしょう。
 
このほか「会社では別のフロアのトイレを使う」「お昼休みに少し遠くの店に食事に行く」「体を使うことを意識して掃除をする」のもよい方法です。
 
自分なりに工夫をしてプラス10分に慣れてきたら、体を動かす時間を徐々に延ばしていくようにしてください。
自然と運動する習慣が身にいていくはずです。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
 
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自律神経を整えるためには生活リズムを作るとともに栄養面も非常に大切です。
からだが疲れやすいのは、エネルギー不足のこともあり、からだにたまった老廃物がうまく代謝されないためでもあります。
ビタミンB群は、エネルギーの供給や老廃物の代謝にはたらいています。
いわば元気の素です。
B群は協力しあっていますから、どれが欠けても疲れやすくなります。
そして、ビタミンB12や葉酸をはじめとするビタミンB群は、ミネラル、アミノ酸などの栄養素と協力し合っているため一緒にバランスよく摂ることがとても重要なのです。
 
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12や葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB12について?
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