体をゆっくり動かすだけで、「幸せホルモン」が分泌
ウォーキングは汗をかくことでデトックスになりますし、内臓脂肪を減らす効果もあります。
しかし、メリットはそれだけではありません。
心身をリラックスさせる働きもあるのです。
ウォーキングのように一定のリズムで続ける運動は、脳内にセロトニンを増やすと言われています。
また、セロトニンは太陽の光によっても分泌が促進されます。
昼食後にでもちょっと会社のまわりを歩けば、仕事のストレスも軽くなって、午後からの仕事も頑張れるようになります。
ただ、食事をした後、あまり激しく体を動かすと、全身の筋肉で血液が使われてしまうため、胃に集まる血液が少なくなり、消化が悪くなってしまいます。
そこで、お昼休みにおすすめしたいのがゆっくり歩くこと。
ゆ~っくり体を動かすと、活動モードの交感神経ではなく、リラックスモードの副交感神経が優位に働くようになるからです。
ペースがゆっくりであれば、食後に歩いても胃腸の働きを邪魔することもないので、ぜひお昼休みの10~15分くらい歩いてみてください。
また、ウォーキングに限らず、ゆっくり動かすことを意識すれば、どんな運動、どんな行動でもリラックス効果を得られます。
ストレッチなどもそうですし、歯磨きや食事(かむこと)、呼吸などもゆっくり行えば、副交感神経が働きます。
イライラして気分が落ち着かないときほど、「ゆっくり」を心がけてみましょう。
「強い血管をつくれば健康になる! より」
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最近、電車の中でキレる人を見かけます。
少し前までは、電車の中で暴れるのは酔っぱらいか、普段から暴力的な人と相場が決まっていました。
でも、最近は違ってきています。
しかも、普段はおとなしく、礼儀正しい人なのに、ついカッとしてキレてしまったという人がとても多いのです。
受けたストレスをコントロールすることができず、感情を爆発させ、普段では決してしないような行動をとってしまう、これがいわゆる「キレる」という状態です。
この「キレる」という行為、原因を簡単に言うと、「ストレス」です。
これはまさに「セロトニン神経」の機能低下が原因だと考えています。
セロトニンは脳に静かな覚醒をもたらします。
これは別の言い方をすれば「平常心」をもたらすということでもあります。
平常心を保つというのは、脳の切り換えがスムーズに行われ、どこも暴走も興奮もしていない状態のまま、スムーズに働いているということです。
セロトニン神経の機能が低下すると、感情や精神状態を普段の冷静な状態にキープすることが難しくなることは充分に推測できます。
そしてこのことは、キレる人が朝の満員電車よりも、夜の帰宅時に多いということからも証明されます。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
ビタミンB12について?
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