食べ過ぎてしまった日には……「なかったこと運動」でリセット!

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食べ過ぎてしまった日には……「なかったこと運動」でリセット!
 
朝の運動は、もともと血圧の高い人や高齢者には危険なので控えましょう。
心筋梗塞脳卒中の発作は、起床後1時間以内、もしくは午前中に多いといわれます。
 
午前中は副交感神経が優位な状態から交換神経が優位な状態へと切り替わる時間帯なので、血管が収縮して血圧が上がりやすくなっています。
そんなときに運動をすると、血管に負担がかかってしまいます。
 
運動をするなら午後からにしましょう。
とくに夕食後をおすすめします。
時間も多くとれるので、まとまった運動をすることができるのではないでしょうか。
 
夕食後の運動を、ここでは「なかったこと運動」と呼んでいます。
その日、食べすぎた食事を運動によって「なかったこと(消費)」にするからです。
 
ブドウ糖が脂肪になる前にこまめな運動で血液中のブドウ糖や脂質を使いきれば、肥満の予防・改善だけでなく、「血管内皮細胞」への負担を減らすことにもなります。
また、夜はBMAL1の作用が強いので、夕食を食べすぎると、そのまま蓄積されてしまいます。
その予防や改善にも食後の運動が効果的です。
食べ過ぎてもその日のうちに消化できればいいのです。
 
★血圧が高い人は、運動するなら夕食後がベスト
 
血圧は通常、寝ている間は下がり、
朝は起きる少し前から体を目覚めさせるために急上昇。
実際に目が覚めたときには、かなり血圧が高い状態になっています。
その状態での運動は、心臓や血管に大きな負担に。
 
起きてから1~2時間は
無理をしないことが大切!
 
※血糖値は食後1~2時間後にもっとも高くなり、このとき消費しきれなかったブドウ糖はグリコーゲンとして肝臓に蓄えられたり、脂肪細胞にため込まれたりしま
食後に運動をして血液中のブドウ糖を使うと、高血糖状態が早めに改善されて中性脂肪へ合成される量が減り、「血管力」のサポートになります。
食後30分ほどは消化のために体を休ませて、食後1時間までの間に10分程度の有酸素運動を行うようにしましょう。
食べ過ぎたときや体重を落としたいときには、さらに10分追加するなどするとよいでしょう。
内臓脂肪や皮下脂肪は20分を過ぎるころから使われ始めますが、血液中のブドウ糖は10分程度の運動でも燃焼されます。
1回の運動時間は10分でも、1日3回行えば合計30分。
1日の運動量としては十分です。
「「血管を鍛える」と超健康になる! より」
 
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脳梗塞は、高血圧や糖尿病などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の血管が徐々に詰まって進行していきます。
一般的に、脳梗塞の初期には、大きさ数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
このような症状のないごく小さな梗塞が隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)です。
「隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
 
ビタミンB12やB6、葉酸の吸収が悪くなると、ホモシステインという老化物質が増え、動脈硬化を生じることがわかっています。
ホモシステインLDLと一緒になり血管壁にコレステロールを沈着させます。
また活性酸素と一緒になり、脂肪やLDLの過酸化、血管内皮細胞や血管の平滑筋の異常を引き起こします。
その結果、動脈硬化心筋梗塞脳梗塞になるのです。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから健康に保つ生活を心がけましょう。
 
ビタミンB群は、体に入った栄養成分をエネルギーに変えるときに不可欠なビタミンの仲間です。
脳を酷使するときには、たくさんのビタミンB群が消費されています。
B群は脳の働きに重要な役割を担っているのです。
糖質を分解するB1が不足すると、脳のエネルギーが不足し、とたんに頭が回らない状態になります。
また、脳の神経伝達物質の合成すべての段階に関わっています。
神経の働きを整えたり、傷んだ神経を補修したり、タンパク質をドーパミンセロトニンといった神経伝達物質に作り替えるなど、「脳力向上」のためにもB群は欠かすことができないのです。
 
ビタミンB12について?
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