足の指で脳と筋肉を鍛える方法

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足の指で脳と筋肉を鍛える方法
 
脳がマンネリ化しやすい人の傾向は、腰が重いことです。
思い立ってもなかなか行動に移せないという人は、注意が必要でしょう。
 
また会社勤めをしている人は、出世すると部下に仕事を振るばかりで、自分は動かなくなるものです。
自分が動きたいと思っていても、部下が動けなくなるからです。
そうすると、どんどん運動不足になってしまうことでしょう。
そして、それが脳を老化させていく。
だから、今すぐ改善しなければなりません。
 
はいえ、いきなり激しい運動をする必要はありません。
ちょっとした運動でも脳は活性化するからです。
 
では何をすべきかといえば、「両手で名前を書く」ことを推奨しています。
自分名前を利き手とは逆の手で上手に書ける人は少ないはず。
しかし、それをするだけで、脳は大きな刺激を受けるのです。
 
あるいは両手に新聞紙を1枚ずつ持って、同時にクシャクシャと丸めていくのも良いでしょう。
新聞紙を丸めようとしたとき、普通は両手か利き手で丸めるものです。
しかし、それでは脳は刺激を受けません。
利き手とは逆の手でも同時に丸めることで、初めて脳は刺激を受けます。
 
なぜか?
右利きの人は右手ばかり使うものです。
すると、右手に司令を出す左脳ばかりが活発になりますが、逆に左手に司令を出す右脳はスカスカになります。
そして怖ろしいことに、脳は、このスカスカになった部分からボケていく……両手を使う訓練すべき理由がわかるでしょう。
 
また、両足の指を使って、新聞紙を折りたたむのも、脳に刺激を与える運動です。
眠くなったときにやれば目が覚めるため、会社のデスクの下でこっそりするのもいいでしょう。
足の指で折りたたむということに、若干の面倒臭さがあります。
しかし、元気な脳で長生きするかどうかは、面倒臭いと思うことを続けられるかどうかにかかっているのです。
 
会社のデスクにずっと座っていると、筋肉が落ちてくるものです。
実際、お尻の筋肉と大腿四頭筋が衰えると膝がガクガクするようになり、一気に老け込んだ印象になります。
 
特に50歳以上の人は、よほど鍛えていない限り、3日も寝込んだら膝がガクガクすることでしょう。
だからボケ防止のついでに、筋肉も鍛えてもらいたいのです。
下半身の筋肉はとても重要。
ぜひ、デスクの下で、足を使って新聞紙を折りたたんで、脳と筋肉を鍛えてください。
50歳を超えても脳が若返る生き方 より」
 
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脳の中では、運動会のリレーのように、神経がバトンをつないで、指令を伝達していきます。
しかし、たとえばC地点の神経細胞が倒れてしまい、指令がそこで止まってしまう、という事態が起こります。
このとき、すぐにC地点の神経細胞を救出できれば復活したのですが、時間が経ち、死んでしまって、その指令も届かなくなる。
これが運動麻痺や言語障害の起こる理由です。
 
ところが、脳のすごいところは、C地点から今度はほかのルートでバトンを渡そうとするのです。
新たなルートで、新たなリレーのチームを作り、「言葉を話す」という指令を伝えようとします。
この新チームは、以前のチームのようにバトンの受け渡しがうまくなく、スムーズに指令が届きません。
しかし、何度も繰り返し練習するうちに、だんだんうまく指令が伝わるようになっていきます。
 
このようにして、死んでしまった神経細胞は復元しないけれど、ほかのルートで代用できれば、言葉がある程度話せるようになり、失語症もよくなっていくというわけです。
 
ニューロン同士が情報伝達を行うこと、つまり神経機能的連絡を行うためには、新経路の交差点ともいうべきものが必要であり、この交差点をシナプスと言います。
このシナプスは、歳をとっても増加し、より成熟した結合が進行するとされています。
 
高度の創造過程にも高密度のシナプス形成が必要と思われ、そのためには、それに必要な素材として神経系構成成分、つまり栄養成分が必要なことは当然で、また、その構築作業のための酵素、そしてそれを補佐する補酵素的ビタミンも必要となります。
その中でも重要なものがビタミンB12なのです。
ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
 
ビタミンB12について?
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