日々少しずつ進行する隠れ脳梗塞

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日々少しずつ進行する隠れ脳梗塞

脳梗塞は、高血圧(血圧が高く、血管が痛む病気)や糖尿病(血液中のブドウ糖がふえて血管が痛む病気)などの病気が原因となったり、生活習慣などによって血液がドロドロになって血液循環が悪くなったりして、血管が厚く狭くなり、脳の毛細血管が徐々に詰まって進行していきます。

一般的に、脳梗塞の初期には、大きさが数ミリ程度の微小な梗塞が数個出現し、段階をへるごとにこの梗塞が脳のあちこちに見られます。
そしてついには本格的な脳梗塞へと発展していくのです。

このような症状のないごく小さな梗塞を、「隠れ脳梗塞」としています。
隠れ脳梗塞は、医学用語では「無症候性脳梗塞」や「一過性虚血発作」などとされ、その名のとおり、あまり大きな症状は現れません。
また、たとえ症状があっても、ふつうは一時的で、短時間で回復するため、軽視されがちです。

しかし、症状がないからといってこの隠れ脳梗塞を放置することは、非常に危険です。
実際、隠れ脳梗塞が見つかってから数年以内に約3割の人が脳梗塞の発作を起こすというデータがあることからも、あなどれないものなのです。

脳梗塞は、それまで比較的元気そうに見えた人が、ある日突然、意識を失って倒れることが多いため、予告なしに突然襲い掛かる病気のように考えがちですが、実は、目に見えないところで少しずつゆっくりと、長い年月をかけて進行していく病気なのです。
ふだんの生活の中で、徐々に血管が傷つけられていくこともあれば、身内の死のような大きなストレスが降りかかった場合、血管が一気に傷ついてポロポロになってしまうこともあります。

したがって、脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけることが非常に大切なのです。

隠れ脳梗塞は、いわば皮膚のシミやシワのようなもので、年齢とともに誰にでも起こり得る脳の老化現象の一つです。
実際、脳をMRI(磁気共鳴画像)で診断すると、実に40代の3人に1人、50代の2人に1人、60代の8割以上に隠れ脳梗塞があることが確認できます。

ボケ症状の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
ですから、脳梗塞の前兆である隠れ脳梗塞を早期発見することで多くのボケを防ぐことができます。
一昔前は、脳血管障害(脳卒中、脳溢血、中風など)は、いったん起こってしまったらしかたがないもの、とあきらめていましたが、最近では脳血管障害の治療や管理が飛躍的によくなり、少々痛んだからといって、必ずしも死に至る病ではなくなりつつあります。
加齢とともにだれにでも起こり得る脳血管障害は、現代では軽い脳の血管障害ならば、かなりのところまで予防が可能なのです。

平均寿命の上昇に伴い、増加傾向にある軽い脳血管障害は、マヒや認知症、寝たきりなどの後遺症のおそろしさから、だれもがその不安を抱えつつ生活している部分があります。
しかし、予防に関しても大いに進歩し、症状が出る前の病気の把握や予知により、大きなダメージをもたらす前の初期の段階で、的確に予防することが可能となってきたのです。
(自分で見つけて治す隠れ脳梗塞 より)

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