健康な心臓や脳が動脈硬化によってダメージを受けるという不幸

イメージ 1

健康な心臓や脳が動脈硬化によってダメージを受けるという不幸

私たちの周りで、前日までいつもと同じようにテキパキと仕事をこなし、いたって健康そうだった人が突然、心筋梗塞狭心症脳梗塞などの心血管疾患で倒れた、という話はけっして少なくありません。

「あんなに元気だったのに…」「まさか病気とは…」「信じられない」というため息が聞こえてくるようです。

現在、日本人の心筋梗塞心不全などの心疾患(心臓病)の死亡者数は約16万人と言われています。
心筋梗塞は60代以上の高齢者に多い病気ですが、最近では40代、50代、さらには30代の患者も増加中です。

心筋梗塞狭心症などの心疾患の治療を手がける順天堂大学医学部循環器内科学の医師は、こうした突発性の心血管疾患についてこう指摘します。
「心臓そのものつまり筋肉のポンプは健康で、ちゃんと心臓が収縮していたにもかかわらず、冠動脈が詰まって心筋梗塞になると、急に心臓の筋肉に大きなダメージを与え、場合によっては亡くなってしまいます。大きな社会的ロスだと思います。」

心臓に血液や栄養を送る冠動脈が大きなトラブルに見舞われるのです。
まるで、高性能のしっかりした車なのに、ガソリンが供給されないばかりにエンジンがストップしてしまい走れなくなり、それだけにとどまらず車そのものが壊れてしまう光景を想像すればいいかもしれません。

脳梗塞の場合にも同じような状況が訪れます。
脳の神経細胞や組織はしっかりしているのに、脳血管が狭くなったり詰まってしまうことによって血液が不足(虚血)し、周りの神経細胞や組織が壊死という形で大きな障害を受けます。
その上、多くの場合、いろいろな合併症が引き起こされ、社会復帰のために長期にわたる入院やリハビリテーションが必要となるのです。

心筋梗塞狭心症脳梗塞などのおもな原因は動脈硬化です。動脈硬化には、脳や腎臓の細い血管にダメージを与えるタイプ(細動脈硬化)、血管の中膜にカルシウムが沈着して血管を硬く脆くするタイプ(メンケルベルグ型)がありますが、冠動脈や脳動脈、大動脈に起こりやすいタイプはそれらとは異なります。

むしろ、ドロドロの粥状物質(アテロームプラーク)や血液の塊である血栓が特徴です。
それらによって血管が狭くなり詰まってしまうために、血液の必要量に対して供給量が減り、その周囲の組織、筋肉や細胞に血液が供給されなくなるのです。
心筋梗塞狭心症の場合、心臓のポンプ機能が弱まる心不全などのきわめて重篤な病気にもつながりやすいですし、脳梗塞の場合、いったん発症すれば、手足の麻痺や言語障害などのさまざまな後遺症が残りやすくなります。
メタボリック・シンドロームを知る より」

*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*

隠れ脳梗塞(無症候性脳梗塞)は、早い人だと30代からあらわれ、40代を過ぎると急に増加するといわれています。
認知症の多くは、脳血管障害の積み重ねで起こり、その原因のほとんどが脳梗塞です。
脳梗塞をはじめとする脳血管障害を生活習慣病の一つととらえ、ふだんから脳の血管を健康に保つ生活を心がけ、脳梗塞を予防し、脳の健康を守ることが大切なのです。

ビタミンB12の働き>
・新しい細胞を作り、壊れた細胞を修復する働き。
・神経の壊れた部分を修復する働き。
・伝達物質を作る働き。
・免疫を正常にする働き。
・脳の詰まったところをかき出す働き。
・血流をよくする働き。
このような様々なはたらきがあります。
また、ビタミンB12は大量かつ配合によって効果的に働きます。

ビタミンB12には、脳の血流をよくするとともに、脳神経の働きを改善あるいは促進する作用があります。
同時に、動脈硬化の原因となるホモシステイン活性酸素(ふえすぎると体に害を及ぼす非常に不安定な酸素)を除去する働きも持っています。
日常の生活習慣や生活環境を改善するとともに栄養面を改善することが大切です。

ビタミンB12は、肉や魚介類、卵、乳類などの動物性食品には広く含まれますが、原則として植物性食品には含まれません。
ただし、おもしろいことに、納豆やみそ、たくあんなど、日本に古くからある保存食には、植物性でも例外的にビタミンB12が含まれています。これは、発酵の過程でビタミンB12が作られるためと考えられます。

ビタミンB12は、脳からの指令を伝達する神経を、正常に働かせるために必要な栄養素です。
十分にあると、集中力ややる気が高まり、不足すると、神経過敏などの症状が起こりやすくなります。
脳と神経の修復・再生のビタミンB12
http://www.endokoro.com/
http://www.endokoro.jp/
子供たちの脳、集中力・学力向上、受験にビタミンB12
http://www.endokoro.jp/libra_g.html